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道の駅オープン!府内唯一の村「南山城村」の新しい挑戦

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こんにちは皆さん、2017年4月から1年間、お茶のスペシャルイヤー“お茶の京都博”が始まることをご存知でしたか?
今年の4月から来年3月まで、京都南部の12市町村を舞台に、それはそれはたくさんのお茶にまつわるイベントが開催されます。お茶好きの皆さん、ぜひお茶の京都博をチェックしてくださいね。
今回はお茶の京都博のイチオシのイベントのひとつ、南山城村にできる新しい道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」についてと、ここが出来るまでのお話をご紹介します^^

 

府内唯一の村「南山城村」って、どんなとこ?

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コホン、お話に入る前にまずは南山城村についてお勉強しましょう。
上の地図が示すように京都府の最南端にあり、府内唯一の“村”です。美しい緑の茶畑が広がり、アーチ型の重厚感のある高山ダムや月ヶ瀬梅林など、豊かな自然に恵まれた風光明媚な村なんです。南山城村は茶処(ちゃどころ)として、品評会では京都府内では負けなしの、質も量も宇治茶を支えてきた上質な“村のお茶”…すなわち “村茶”の栽培を行ってるんですよ。
余談ですが、お笑い芸人のコロコロチキチキペッパーズのナダルさんがこの村出身なのだそうです。

 

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どこの市町村でも起こりうることですが、ここ近年減り続ける人口や後継者不足、地方が陥る問題に、南山城村も頭を悩ませていました。大阪や京都市も近いため、若い人が村から出てしまうし、何より後継者不足だと言いながら自分の子どもにはお茶農家を継がせたくないという親も増えていました。解決策が見えないまま、どんどん疲弊の一途を辿る地域…。
では、継がせられるような仕事にするためにはどうしたらいいのか…村が抱える問題を真面目に考える人たちが現れたのです。

 

磨けば光る玉はある。問題は、どうやってそれを磨くか。

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今回、お話を伺ったのが、道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」の運営を行う株式会社南山城代表の森本健次さん。村づくりには7年ほど前から携わっており、農家の方の声を聞いていくと「自分達は作ること以外は出来ない」。作ったものをどこで売れば良いのか、そもそもお客さんが来てくれないと売ることすら出来ない…南山城村には当時、そういう場所・機能がなかったのです。
森本さんはまず、村の人の役に立つこと、そしてそれを自分達の手でやることを考え、組織作りから始めました。ワークショップから始めて地道にコツコツ、何がこの村で出来るのかを探したのです。そうこうしている内に、地域に興味を持つ人がだんだんと増えてきました。

 

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 スタッフとして参加してくれている元みかん農家や林業女子、こんにゃく作りのおばあちゃん達…ひとりひとりの持つ技術は、磨けばもっと光る玉でした。徐々に、増えていく仲間達。みんなの思いはひとつ、この隠れた茶の里の魅力を発信したい…村にできる道の駅が村の人の役に立つように、みんなの作るものを置いたり、ものを揃え、道の駅がその情報をうまく発信すれば、他の地域からお客さんが来てくれるんじゃないか?
こうして、村民と行政が一体となって、道の駅計画が立ち上がったのです。

 

南山城村のダイジェスト!道の駅へおこしやす♪

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新しく出来る道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」は、京都府内では18番目の道の駅として、4月15日にオープンを迎えます。休憩と情報提供、そして地域連携という3つの機能を持ち合わせた道の駅となります。観光客のみならず、これから村で暮らし続ける村民のための仕掛けと工夫が凝らされた施設となりました。

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※写真はイメージです。

道の駅は5つのセクションに分かれています。

●のもん市場

村で採れた野菜や、毎日手作りのお弁当&お惣菜が並びます。

●村茶屋

上質な村茶を贅沢に使った抹茶スイーツや和菓子がテイクアウトできます。

●村風土食堂つちのうぶ

旬な食材や村の食文化を体験できるイートインスペースです。

●村民百貨店

食料品や生活品など、村民の日常生活の必需品が揃います。

●むらびぃと

村や周辺地域の観光やイベント情報を発信します。

 

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販売とともに加工場も設けているため、地元の特産品(村茶、原木しいたけ、ブルーベリーなど)や農産物の商品開発も行っているそうです。

 

ここでいくつか目玉商品をピックアップ!

村抹茶ソフトクリーム

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 通常お抹茶として頂く石臼挽きの一番茶を贅沢に使った、ここでしか食べられない村抹茶ソフトクリーム。濃厚な抹茶とクリームがとろける絶品。400円(税込)。

 

むらちゃ パウンドケーキ

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 着色料や保存料は一切不使用、鮮やかな緑が美しい、しっとりとした食感のパウンドケーキ。1本1200円(税込)。

 

おかんの弁当

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昔なつかしお母さんが作ってくれたような、ほっこりお弁当の「おかんの弁当」600円(税込)。道の駅には、お弁当や食堂で、村の食文化を受け継ぐおばちゃん、おばあちゃんのレシピで作るゴハンが頂けます!

 

お茶しかないと言われるが、自分達にはお茶がある!

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 森本さん
「村づくりに対して、うまいこと若い人達がからんでくれました。何もないという諦めムードが、面白い人達が出てきたこともあり、面白い動きが外からも見えるようになってきたのがここ数年。でも、まだ何も始まってないんです、これからですね。道の駅はひとつのキッカケ、仕組みなんです。ここを拠点にしてどういうふうに展開していくのか、それをちゃんと真剣に考えだしたのが、今の南山城村ではないかと思っています。」

 「お茶しかない、けれど自分達にはお茶がある
…森本さんはじめ、プロジェクトメンバーの皆さんがおっしゃったこの言葉に、自分達が大事にしなきゃいけないものは何なのか、自分達が持っている既存のものにいかに価値を付けていくかを考えさせられました。
新しい道の駅から今後どう展開していくのか、これからも続いていく南山城村の挑戦、要チェックです!!

 

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 道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」

4月15日(土)グランドオープン
【住所】京都府相楽郡南山城村北大河原殿田102
【TEL】0743-93-1392
【営業時間】9:00〜18:00(村風土食堂つちのうぶは11:00〜、村茶屋は9:30〜16:00、村民百貨店は8:00〜20:00)
【アクセス】
JR関西本線「月ヶ瀬口」駅から徒歩約10分
車の場合、大阪・京都から約1時間30分(国道163号線沿い)

ホームページ

https://michinoeki.kyoto.jp

道の駅お茶の京都みなみやましろ村 オープンCM
https://www.youtube.com/watch?v=mpmCj0sPIUI&feature=youtu.be

Facebookミチノエキノミチ
https://www.facebook.com/michinoeki.minamiyamashiro/

 

江下祥子

江下祥子

南山城村、この取材のために初めて現地を訪れましたが、一面に広がる茶畑はじめ、のどかな風景に癒やされました。南山城のお茶農家さんの玄関には応接セットがあるそうです。火鉢などが置いてあり、玄関で接待されてコミュニケーションをとる村流儀があるそうですよ。そのほっこり文化を、道の駅にも取り入れているそうです。

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