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京都の昭和レトロなケーキめぐり・たぬきケーキも発見!

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レトロスイーツ

京都の人々の間で長年愛されてきた、ノスタルジックな香りの中に新鮮なおしゃれさも感じる、昭和レトロなスイーツをご案内。今、人気の「たぬきケーキ」も捕獲したので、ご紹介します!
※記事中の情報・金額はすべて2025年6月時点・税込表記です。

バラの花を模った美しい「チーズケーキ」

【福知山市】 コーヒーハウス ホアンカン

 ホアンカンチーズケーキ

1974(昭和49)年創業の「ホアンカン」。年中無休で、いつ訪れても美味しいフードやスイーツがいただけると、地元の人々に愛されているコーヒーハウスです。
そのホアンカンで食べたいのが、バラの花を模った美しい「ホアンカンチーズケーキ」(660円/セット1,045円、テイクアウト648円)。チーズと生クリームをたっぷり使い、オーブンでじっくり蒸し焼きにした、しっとりとした食感が魅力のベイクドチーズケーキです。少し黄味が濃いのは福知山の卵を贅沢に使っているから。口に運ぶとほんのり卵の香りや旨みが広がり、オリジナルブレンドのコーヒーとも相性もぴったりです。

■■INFORMATION■■

コーヒーハウス「ホアンカン」 
京都府福知山市篠尾新町3-7-2
TEL     0773-23-8286
時間:9:002230
休み:無休

黄色いお花が目印。バターの風味が香る「チロル」

【京丹後市】パティスリーリヨン洋菓子店

パティスリーリヨン

京丹後市網野町で1921(大正10)年に和菓子店として創業し、3代目の時に洋菓子店となった「パティスリーリヨン」。安心・安全で、毎日食べたくなるお菓子を作り続け、網野町を中心に丹後の人々に愛されてきた老舗店です。
そのパティスリーリヨンの看板商品が、欧州にあるチロル地方の焼き菓子を参考に作られた「チロル」(1140円)です。
一口ほおばればバターとアーモンドの良い香りと甘みが広がり、口の中が幸福感でいっぱいに。焼き菓子によくあるパサパサ感はまったく無く、中のしっとり感と少し焼き目が付いた外側の食感とのコントラストも絶妙です。
日持ちは10日間。パッケージに脱酸素剤を使用して消費期限を延ばすこともできますが、「チロル」らしい素朴な美味しさを守るため、あえて使用せずに風味を大切にしているのも、地元の人々に愛されている理由のひとつです。

■■INFORMATION■■

パティスリーリヨン洋菓子店
京都府京丹後市網野町網野233
TEL     
0772-72-0169
時間:
10:00 – 20:00
休み :
火曜日

ふわふわの優しい口当たりに癒される「ワッフル」

【京都市】 欧風堂

欧風堂

京都御苑のすぐ近く。烏丸通から竹屋町通を西に入ったところに立つ、創業68年になる洋菓子店です。
こちらの看板商品は京都市民が愛する「ワッフル」(1280円)。とはいえ、ベルギーやアメリカンワッフルではなく、「OFUDO」と「WAFFLE」と刻まれた、鉄板で1枚ずつ小判型に焼いたふわふわ生地の間に、京都の地玉子などを使ったカスタードクリームをたっぷり挟んだもの。

欧風堂

優しい口当たりの生地とプリッとしたクリームが口に入ると幸福度がMax。ついつい2個目に手が出てしまう美味しさです。
要冷蔵で日持ちは当日限り。早い時間に売り切れることもあるので、予約がおすすめです。

■■INFORMATION■■

欧風堂 
京都府京都市中京区竹屋町通烏丸西入ル亀屋町150
TEL     075-221-2022
時間:10:0018:30
休み: 日・月曜日

京都でも生存確認! レトロかわいい「たぬきケーキ」

パティスリー ペルル

みなさま「たぬきケーキ」ってご存知ですか? 昭和30〜40年頃から作られはじめ、全国で流行したといわれるレトロな昭和のケーキ。昭和50年代になると、生クリームやおしゃれなケーキの登場、コンビニスイーツに押されて作られなくなり、絶滅危惧種とまでいわれたこのケーキが最近、再び人気を集めています。
基本は、お顔をバタークリームで作り、チョコレートでコーティング。そして指で、つまんで目と鼻を作るというもの。そんな「たぬきケーキ」の生息が京都でも確認されたので、ご紹介します。

かわいいシッポと耳に癒される

【京都市】菓寮伊藤軒 本店

伊藤軒

画像提供:伊藤軒

まず1軒目は、1864(元治元)年創業。和菓子から洋菓子まで、さまざまなお菓子を製造販売している京都市伏見区の「伊藤軒」です。実はこちらの「たぬきケーキ」(411円)は昔からの商品ではなく、昨今のたぬきケーキブームをみた職人さんが「僕も作れるよ!」と製造したのがはじまり。
ひょうきんな表情をしたお顔の中は生クリーム。ボディはチョコレートスポンジで、中にはチョコレートクリームとほんのり酸味のある、あんずジャムが層になっています。

伊藤軒

画像提供:伊藤軒

注目してほしいのはお尻。しっぽがアーモンドになっているんです。そして頭の上にピスタチオの葉っぱ、耳はスライスアーモンド、これはたまらないかわいらしさです。
伊藤軒の「たぬきケーキ」は生クリームとチョコレートを使っているので、販売は秋冬のみ。今年の販売まで、もう少しお待ちくださいね。

■■INFORMATION■■

伊藤軒 
京都府京都市伏見区深草谷口町28-1
TEL     0120-929-110(大代表)
時間:物販10:0018:00 
   飲食・ランチ 11:00-14:00(L.O.13:45)、カフェ 10:00-11:00 (L.O.10:45)14:00-18:00 (食べ物L.O.17:00・飲み物L.O.17:30)
休み:
水曜日
商品情報は変更となる可能性がございます。
最新情報はこちら➡ https://www.kyoto-itoken.co.jp/shop-infomation/

 

いたずら好きのタヌキがケーキに

【亀岡市】pâtisserie Perle(パティスリー ペルル)

パティスリー ペルル

亀岡市の住宅街の中にある「パティスリー ペルル」。フランスの伝統菓子から「スワンシュー」や「ガトーショコラ」など親しみやすいケーキまで並ぶ、小さなフランス菓子店です。
こちらの「たぬきケーキ」(450円)は今年の春、明治創業の銭湯・竹乃湯(閉店)で開催されたイベントの時に誕生しました。イベントに向けてどんなケーキを作ろうかと考えたパティシエールの山本さん。調べると亀岡市には竹伐狸(たけきりたぬき/※) という妖怪の伝説があり、しかも竹乃湯とは「竹」つながりで、ぴったり! そこで竹伐狸をテーマに子供の頃から馴染みのあった「たぬきケーキ」にしよう!と作ったのだとか。ですので、ペルルの「たぬきケーキ」は、かわいい妖怪たぬきなんです。
ペルルならではの上品なチョコレートスポンジの中は甘酸っぱいあんずジャムが入り、お顔の中は甘さ控えめのバタークリーム。冷やすとバタークリームが少し固まってアイスクリームのようになるのも魅力です。
竹切狸(たけきりだぬき)=夜中の竹藪で、チョンチョンと竹を切る音を立てて人を化かすいたずら好きな妖怪

パティスリー ペルル

そして亀岡市にはサンガスタジアム by KYOCERAがあることから、京都のサッカーチーム、京都サンガF.C.の試合がある時は、チームカラーの紫の旗を持った「たぬきケーキ」が登場するんです。あまりにも可愛らしさに、食べずにしばらく飾っておきたくなってしまいます。

■■INFORMATION■■

pâtisserie Perle
京都府亀岡市篠町篠下西山13-151
TEL  0771-20-1977
時間:10001800
休み:日・月曜日、不定休あり

 

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