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お寺で極上アロマセラピーを体験してみた❤

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通勤や通学時は電車やバスの中でスマホを見て、仕事中はずっとパソコンとにらめっこ。お昼休みにはLINEして、家に帰ってまたスマホでネットサーフィン…なんて、画面漬けの日々を送っていたら、眼はしょぼしょぼ。肩がガッチガチに(泣)。
長岡京市にある柳谷観音の名で親しまれている楊谷寺さんで、月に2日だけ眼精疲労ケアを取り入れたアロマセラピーがあると聞き、早速、行ってきました!

f:id:kyotoside_writer:20170428162129j:plain阪急電車の西山天王山駅からタクシーに乗ること10分。車はどんどん山の中へ。急に視界が開けると突然、山の中に立派なお寺が見えてきました。ここが柳谷観音。

f:id:kyotoside_writer:20170428161947j:plain建物の立派さからも分かるように楊谷観音は、とても歴史のあるお寺。特に眼病にご利益があり、平安時代より天皇家や貴族など高貴な人々を始め、多くの人に信仰されてきたそうです。

f:id:kyotoside_writer:20170428161955j:plain緑に包まれた境内は空気が澄んで柔らか。
アロマを受けに来たと告げると、奥へと案内してくださいました。途中、通った書院の前には江戸時代に作られたお庭が見え、手水には花が。ほっと癒されます。

f:id:kyotoside_writer:20170428161952j:plainそこから奥へ長い階段(写真左)をドキドキしながら上がっていくと、施術をしてもらう上書院に到着(写真の建物)。上書院は明治時代後期の建物で天皇家や公家など大切なお客様だけが使った特別なお部屋なんですって! お寺でも公開するのは、毎月17日の午前中のみなのだとか。そんな素晴らしいお部屋でアロマが受けられるなんて(#^.^#)

f:id:kyotoside_writer:20170428161920j:plain月に2回だけ開かれるサロンの名前は「Gokan+」。アロマケアと美容温灸鍼を融合した美心眼セラピーや、全メニューに眼精疲労ケアを組み入れた、眼病にご利益のあるお寺ならではのプレミアムなアロマセラピーです。
3つのコースの中から本日、選んだのは、足裏反射区療法&眼精疲労ケア。カウンセリングを受けて、本日のトリートメントオイルを選んでいきます。基本となるトリートメントオイルは右から2つめの「月桃」。沖縄で栽培、抽出しているのだとか。そこに心や身体、お肌の状態に合ったトリートメントオイルをプラスするのです。
私、先ほどまで、かなりドキドキしていたのですが、セラピストの本藤さんはふんわりと優しい女性。話ているだけで、ぽわ~んとして癒されてきました。

f:id:kyotoside_writer:20170428162023j:plainさあ、いよいよベットへ! このベット寝心地が最高なんです! ちょうどいい反発具合の上、遠赤外線効果のある竹炭配合のシートが敷かれているんですって。「うわ~、こんな立派な部屋でベットに寝ながらアロマを受けていいの?」なんて夢心地になるのもつかの間…。
私、眼と側頭部がかなり疲れていたようで、ここの足裏の反射区を押された途端、大絶叫してしまいました!! 普段、足裏マッサージを受けても絶叫することはないのに、痛いのなんのって(泣)。ところが、そのまま肩、胃、腰、腸などの反射区を押しながら足裏を一周し、もう一度、眼と側頭部の反射区に戻ってくると、あら? 不思議。全く痛くない! 痛みが消えてしまいました。その後は、うつらうつら…。

f:id:kyotoside_writer:20170428161916j:plainつづいて顔に美容温灸針(針は刺さないので安心。ほんのり温めます)をしてもらっていると、本堂で唱えているお経や鐘の音が聞こえてきたり、鳥のさえずり、お庭の滝の音、木の音が聞こえてきて、まさに自然のBGM!
バリなど、海外リゾートエステが人気と聞きますが(私、受けたことはないですが)、まさにその日本版ともいえるのじゃないかしら。そう、とってもラグジュアリー! うっとりとしてる間に施術終了。
本藤さんの鳴らすティンシャ(チベット仏教で用いる法具)がチーン…と鳴って、ふっと体が覚醒しました。

f:id:kyotoside_writer:20170428161858j:plain最後は上書院2階でお庭や空を眺めならが、メグスリの木のお茶を。目にとても良いお茶なんですって。お寺でも販売していました。アロマは基本的に1日3組だけなので、お部屋は貸し切り状態。ここから眺める庭園や遠くの山並みが最高! 施術を受けて視界がクリアになったので、新緑がさらに鮮やかに見えます。

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さて、こちらでは写仏(仏様をなぞって描き写す)や写経もできますし、押し花のご朱印(写真左)は大人気なんですって。
また、弘法大師にゆかりある「独鈷水(おこうずい)」が湧いていて(写真右)、こちらは眼病に効くと古くから信仰があり、飲んだり、汲んで帰ることもできます(^^)
これからの季節は境内のアジサイがきれいなんですって。奥之院からは晴れていたら比叡山も見えちゃいます。アロマは女性限定なので、彼と来て、施術を受けている間に写仏や境内散策をして待っていてもらうのもいいかも。きっと退屈しないで楽しいと思います(^_-)-☆ 山の中なのでお寺まで 距離がありますが、足を運ぶ価値とてもアリですよ!

Gokan
施術は女性のみ。
毎月 第一水曜日・第一土曜日の月2回のみの開催。
予約、スケジュール、料金など詳細はHPでご確認ください。
http://yanagidani.jp/event/543/

柳谷観音 楊谷寺
京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
℡ 075-956-0017
拝 9:00~17:00
http://yanagidani.jp/
バスはないので、阪急西山天王山駅からタクシーを利用

 

“さとう わかこ

さとう わかこ

施術の効果は人それぞれ。私の場合は3日間眠くて眠くてたまりませんでした。きっとアロマの効果を活かすために体が休めと信号を送っていたのだと思います。デトックス効果も満点!

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