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【休館中】夜久野高原花テラス[ベゴニア園]で優雅な休日を

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もうまもなくゴールデンウィークですね!
これまでKYOTO SIDE編集部では府内のおでかけスポットをいろいろご紹介してきましたが、今回はこれからの季節にぴったりな、爽やかな高原&季節のお花で素敵な時間が楽しめるスポットをご紹介します!
それは、福知山市夜久野町にある道の駅 農匠の郷やくの内にある夜久野高原花テラス[ベゴニア園]
お花を楽しめるだけでなく、なんと自然の中でのカフェやBBQや、グランピング&キャンプ体験もできる場所なんです。
今日は、直接行ってわかった夜久野高原花テラス[ベゴニア園]の魅力に迫ります。

夜久野高原花テラス[ベゴニア園]は当面の間、休館しています。

福知山市夜久野町の夜久野高原花テラス[ベゴニア園]へ行ってきました!

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京都府福知山市夜久野町―ここは自然豊かな高原地帯です。“星と鳥のまち”と言われることもあるのだとか。

そんな夜久野町でわたし達KYOTOSIDE取材チームが向かったのは、広大な敷地内に温泉やレストランほか、漆や和菓子などさまざまな体験型施設が点在する「道の駅 農匠の郷やくの」。
夜久野高原花テラス[ベゴニア園](以下、花テラス)はそんな道の駅の中にあるガーデン&カフェです。
京都市内から車で約2時間、到着した花テラスでは、ふわっと香る花の香り、一面に広がる緑の芝生、そして鳥のさえずりが聴こえる爽やかなお庭と温室が広がっていました。

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取材は4月中旬、ちょうど季節の花・色とりどりのチューリップが出迎えてくれました。

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本日お話を伺った、花テラスを運営する会社の加藤良枝さん。
元々、ハウスクリーニング・リフォーム・設備をはじめ、お庭の設計や施工をする会社をご主人と経営されているそうで、2016年春よりこの施設の管理業者となられました。

管理業者になった当初、ここは敷地と温室のハコだけがあるという、ほぼゼロに近い状態。そこから、1ヶ月半で見事に施設内をつくり変えてオープン、半年かけて新しいガーデンに生まれ変わりました。
この施設への想いや見どころなどとともに、さまざまなお話を伺ってきました!

季節の花々が彩る!花テラス[ベゴニア園]ってどんなとこ?

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まずは、花テラスがどんなところなのかをご紹介します!
豊かな緑の芝生が広がり季節の花々が美しく彩るガーデン、BBQができるデッキテラス、グランピング&キャンプ体験が出来る広場、カフェも兼ねる温室があり、子どもから大人までのんびり休日を満喫できる空間が広がっています。
お庭の中心に置いてあり、鳥かごのような形で存在感を放っているのは、パーゴラ
植物のツルが這うことで日陰が作られ、ちょっとした休憩やカフェタイムを楽しむことができます。
もうすぐバラの季節ということで、バラのツルが這い出すとこれまた乙女チックな光景になりそうです♪

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目を惹くパーゴラは、こんなフォトジェニックな写真も撮れますよ^^

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ガーデンには大きな芝生の広場もあります。
フカフカで、子どもたちにはぜひ裸足で遊んで欲しいと語る加藤さん。
土から作り、夏になると毎週刈るので、伸びてカットするとフワフワになるという芝生は、ゴルフ場の芝生などを手がける芝生の専門家・グリーンキーパーに来てもらっているこだわりの芝生なのだそうです。
普通の公園の芝生とは違うもので、そして毎年川砂をいれているため悪いものが入らない、安心・安全に遊べる芝生となっています。裸足で芝を感じてもらい、転げたりしてもらえたら嬉しいそうです。

絶景かな!眺望豊かなデッキテラス

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ここは、BBQを楽しめるデッキテラス。
もちろん、普通に腰掛けてゆっくり休憩することもできますよ。
実はこの場所が、加藤さんがこの花テラスの中で特に見て欲しいと思うポイントだと言います。
ここからから見下ろす谷の眺望が、とても素晴らしいそう。

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確かに!!これは絶景!!
夜久野高原は雲海で有名な竹田城が近いのですが、季節によっては雲海も見ることができるそうですよ。

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眼下に広がる日本古来の景観。
曲がりながら奥まで続く谷の絶景を眺めながら、静かにゆっくり時間を過ごしたくなる場所ですね。

子どもも大人も夢中になる!手作りの自然派アスレチック

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ここは、デッキテラスのそばにあるアスレチック広場です。
こちらにある遊具は、なんとすべて加藤さんのご主人による手作りなのだそう!
腐らないケヤキの木に掛けてあるブランコは、子どもが3人くらい乗れちゃう大きなブランコです。
子どもだけでなく、オトナの童心もくすぐります。

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子どもの頃に無類のブランコ好きだったわたしもついつい…乗ってしまいました。
鉄でできた遊具のブランコとは違い、まさに木の感触がダイレクト伝わってきます。これは乗ってて楽しい!

ゆっくりお花を愛でるための温室カフェ

次はいよいよ、温室です!

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温室では、長い期間咲いていて冬も越せるゼラニウムを中心に季節の花を愛でることができます。
珍しいところでは、鳥が飛んでいる姿のように見えることと鮮やかな色合いから「ゴクラクチョウカ」と呼ばれるストレリチアが咲いていました。高級な切り花としても知られるお花だそうです。

また、この温室はカフェも兼ねています。
温室内で植物はできるだけ大きな鉢に植えられ、そして石で土を隠しているので、虫などの心配もなく安心して飲食を楽しむことができます。

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なぜ、温室をカフェにしようと思われたのか…それは、花のお世話をしながらお客さんの様子をみていたところ、お客さんが立ち止まらないことに気付いた加藤さん。歩いていても、花を見終わったらすぐに施設を出てしまう…滞在時間が短かく、ここでお花を見てもらおうと思ったら座ってもらえる椅子を置こう、椅子を置くなら飲み物やケーキも出そうか…と、カフェにして立ち止まってもらおうと考えたのだそうです。
座ってゆっくり、お茶を飲みながら、スイーツをつつきながら、おしゃべりしながら花を見てもらう…ゆっくりしてもらうために、温室のみならず外のお庭の中にもテーブルや椅子が点在しています。
温室内には水が流れていますが、その水音がまた心地よい響きで、心もゆったり落ち着きますよ。

 

ここで、花テラスのイチオシメニューをご紹介します。

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オススメその1は、ケーキセット
選べるケーキ(ティラミス、抹茶のロールケーキなど種類が豊富!)と季節のフルーツ、そして飲み物がセットになって680円はとってもおトク!!
写真は、最近増えた新メニュー「パイケーキ」。サクサクのパイとクリームとの相性が抜群で、パイケーキに付いている濃厚なバニラアイスと一緒に食べると美味しさ倍増でした。

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オススメその2は、花テラスパフェ
季節やその日の入荷状況で変わる果実がお楽しみのフルーツパフェです。
グラノーラと濃厚ソフトクリーム、そしてフルーツが織りなす三重奏の花テラスパフェは650円!
ぜひ、天気の良い日はお外で、花や眺望を眺めながら食べてみてくださいね!

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ちなみに、温室には貸し出し可能なホールも併設されています。ここは自由に使えるスペースとのことで、三線やフラダンスの練習をしたり、寒い時期や雨の時はここでBBQもできるそう。急な天候不良の時でも安心ですね。

 

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施設の名前の由来にもなっているベゴニアは、華やかな大輪の花を咲かせる球根ベゴニアや茎が立ち上がる木立ち性ベゴニアなど、さまざまな品種があり、全国の植物園でも人気の園芸品種です。
温室には、ちょうど今からの時期だという根茎性ベゴニアのレックスベゴニアが咲いていました。独特の葉の模様が美しい、観葉ベゴニアです。
実は、夜久野町は高原地帯で寒い場所のため、ベゴニアは育つのがなかなか難しいらしく、春と秋にしか育たないのだそうです。夏は暑すぎて、冬は寒すぎて育たないという、庭作りのプロをもってしても難しいお花・ベゴニア。
外にもガーデンベゴニアが植えてあります。これからの季節は、球根ベゴニアも咲いてくるそうで、楽しみですね♪

見晴らし抜群!自然派BBQ

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さて、ここからは花テラスのプラスワンの楽しみ方をご紹介!
事前予約で、ここではBBQをすることができます!!しかも、準備も必要なし。身ひとつでやってきて、美味しいお肉と夜久野の野菜を満喫できます。
アスレチック広場とデッキテラスの部分がメインですが、芝生の上以外なら施設内のどこでやってもOKだそう。ピザ用の石窯もあるのでピザパーティーもできちゃいます。

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夜久野産の新鮮な野菜は、なんと食べ放題。
シーズンによって入っているものは違うそうですが、この野菜食べ放題は女性にも嬉しいですね。
気になる料金は大人1人3240円(税込)です。

気軽にグランピング&キャンプ体験も!

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この真っ白なテントは、「ベルテント」。そう、花テラスではベルテントの貸出も行っており、グランピング体験もできるそうなんです!
入口に飾ってあるのは、鹿の角。近所の子が持ってきて、付けてくれたのだそう。
夜久野では生え変わりで抜け落ちたものがたまに落ちているそうで(!)自然が身近にあるまちならではのことだなぁと思いました。

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ベルテントの中は6畳くらいの大きさがあって、エアベッドも置けちゃうそうですよ。見ると本当に、普通のお部屋のようです。
中ではストーブを炊いても大丈夫!薪ストーブの煙突を出すところもあるそうです。
あこがれのグランピングが気軽に体験できる、これは嬉しいですね。

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温室の後方にある広場は、キャンプ場です。
トイレがすぐそばにあるため、家族連れにも大人気。
普通、キャンプ場は河原や野原など周りにあまり樹木がない開けた場所にあることが多いのですが、ここは木があり自然に囲まれた場所。
お風呂は花テラスのすぐそばに夜久野高原温泉ほっこり館もあるのでこちらを利用してもらいます。

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グランピングもキャンプも、どちらも泊まることはできないあくまで“体験”なのですが、その分気軽に、1日めいっぱい遊べるので、忙しいお父さんやお母さん、彼氏彼女にオススメです。1日だけの休日などに、花テラスでグランピング&キャンプ体験、いかがでしょう?
きっと素晴らしい思い出になると思います! 

これからの新緑の季節は黄金色のマリーゴールド

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花テラスの魅力、いかがでしたでしょうか?
夜久野町は、春には緑化センターのしだれ桜、山陰随一の藤の名所・白井大町藤公園(兵庫県朝来市)も近いことで、春から初夏にかけて、これからの季節たくさんの人が訪れます。
花テラスでは、新緑の季節は写真のようなマリーゴールド、ポーチュラカ、インパチェンスがお出迎え。バラも咲き出し、花も1年の中で最も美しい景色で訪れる人をお迎えします。
気軽にできる「こけ玉作り体験」や「寄せ植え体験」など、もっとお手頃な体験教室も開催しているので、HPや問い合わせで確認してみてくださいね。

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今回お話を伺ってみて、ふらっと見てまわるよりもより深く、花テラスの楽しみ方がわかりました。

ちょうど、アスレチック広場の遊具をDIYしたという加藤さんのご主人(社長さん)もいらっしゃったので一緒にパチリ。
この花テラスをイチからつくりあげたお二人は、子どもから大人まで来る人みんなに楽しんでもらいたい、お花を見てもらいたいと語ってくれました。お庭を愛するご夫妻の想いが詰まった夜久野高原花テラス[ベゴニア園]、ぜひ訪れてみてください。

そして、花テラスだけじゃない!今回伺った、広大な敷地にある「道の駅 農匠の郷やくの」には、まだまだ面白い施設がありました。
行ってみてわかった「道の駅 農匠の郷やくの」の魅力、その全容は近日公開!道の駅編も、どうぞお楽しみに^^

■■INFORMATION■■

夜久野高原花テラス[ベゴニア園]※休館中

住所:京都府福知山市夜久野町平野232-54/道の駅 農匠の郷やくの内
問い合わせ0773-38-9227 休館中の間の施設の問い合わせは福知山市役所夜久野支所(電話0773-37-1103)
入園料:100円(カフェ利用の場合は利用金額より100円引き)
定休日:水曜(祝日の場合は翌日休)
駐車場:あり
アクセス: 電車)JR山陰本線「上夜久野」駅下車、徒歩10分
車)北近畿豊岡自動車道「山東」ICから福知山方面へ10分/舞鶴若狭自動車道「福知山」ICから国道9号を鳥取方面へ40分
★植替えの時期があるので、その期間は見られるお花が少なくなります。訪れる際はお問い合わせくださいね。
http://hana-terrace.jp

 

 

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