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絶景旅!!観光タクシーで久美浜湾を1周してみた♪【後編】

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 お洒落なホテルのレストランでランチして、ガラス工房でピアス作って、牧場でアイスを食べて、とびきりのパワスポへ。

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タクシーの車窓から海辺の景色を眺めながら巡ります~。女子がやってみたいこと!をギューっと詰め込んだ後編です!前編はコチラ

 念願!久美浜のお洒落ホテル「ホリデーホーム」のレストランへ

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かぶと山公園の中に佇む、ホテル「ホリデーホーム」は、その名の通り「暮らすように、泊まるホテル」がコンセプト。全国展開している人気アパレルメーカー「Bshop」が運営するホテルは、美しい石垣が目印です。

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運転手さんに入口で下ろしてもらって、ランチを食べにホテルのレストラン「レセプションガーデン」に行きます。

地元出身のシェフが腕を振るう絶品ランチ「レセプションガーデン」

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オシャレな雰囲気でかなりドキドキしてたけど、店員さんの明るい笑顔に迎えられ心も穏やかになりました。アットホームな雰囲気が心地いいなぁ。あ、ユニフォームもBshopらしくて可愛いくて、海の町っぽく爽やか~。

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大きな窓からのグリーンがとってもキレイ、開放的で気持ちいい。まるで森レストラン。

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建物は、日本の伝統的なスタイルをベースに、バランスよく西洋のディティールが盛り込まれていてスタイリッシュかつモダンな雰囲気です。

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「雑木林ガーデンin HOTEL」と名付けられたお庭は、かぶと山に自生する樹木を生かし、かぶと山の自然に溶け込むように設計されたシックな印象です。

ランチメニューには久美浜の地元食材を知り尽くしたシェフが手掛ける洋食やスイーツたちが並びます。

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こちらは春のおすすめメニューより、旬を迎える丹後の海で獲れた肉厚たっぷりの「鯛のソテー、タプナードソース」1800円(税別)、スープとパン付き。皮までカリカリして美味しい^^

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菜の花、タケノコ、スナップエンドウ…などなど華やかで食感も楽しい春野菜は地元産野菜なんだそう。魚も野菜もオリーブとニンニク、アンチョビのタプナードソースがどの食材にとっても合います💛

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ご褒美メシを食べて二人でゆっくりと仕事の疲れを癒す…。(会話は少なめ、とにかく全身全霊で癒され中)

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こちらは「筍のクリームパスタ」1600円(税別)。地元久美浜の掘りたてタケノコをふんだんに使ったパスタは、ほんのり木の芽の香りが楽しめる“木の芽のクリームソース”がキメテ。パルミジャーノチーズの芳醇な味わいもよくマッチ。

「ホリデーホーム」の客室拝見!沈む夕日を眺望できるデラックス・スイート

食後にスタッフの鈴木さんのご厚意で、特別に一番リッチな客室を拝見させていただけることになりました。離れにあるデラックス・スイート。憧れのお部屋ですよね~。

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とっても広いリビングは梁が出ていて、まるで山小屋のような雰囲気。ずっと眺めておきたい素敵なアンティーク家具がところどころに配されアクセントになっています。

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ソファーに座って窓から、海に沈みゆく夕日をじっくりと眺めることができるそうです。いつか泊まってみたいな。

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白を基調とした客室のあちこちに木漏れ日の柔らかな光が差し込みます。

※デラックス・スイートの詳細はコチラhttp://holidayhome.co.jp/rooms/deluxe-suite

ホリデーホーム敷地内「Bshop」久美浜店、ガーデニングフェア

なんと敷地内にBshop。ショッピングまでできるなんて嬉しいです!

「長らくブランドを愛するお客さたちが全国から訪れるホテルでもあるんです」とスタッフの鈴木さん。

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どうしてこの場所にホテルだったのか?不思議だったので聞いてみました。

「平成9年にこの場所にBshopの物流センターの倉庫を置いたことがきかっけで、とても自然豊かで食べ物も美味しい、ここがすごくいい場所ということが分かったので、社員の保養所を作ったのが原点なんですよ。そして自分たちだけじゃなく、久美浜の良さをお客さんたちにも味わってもらいたい!と思ってレストランやホテルを作りました」

謎が解けて、スッキリ!^^ 

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こちらの久美浜店限定で、ホテルで使用しているタオルやオリジナルのパジャマなども販売しているそう。また、4/13~26、5/11~はガーデニングフェアも開催。

敷地内の素敵なガーデンを散策して、改めてじっくりと山野草やハーブを眺めていると、フツフツと物欲が湧いてきました。(笑)ぜひ、お気に入りのカワイ子ちゃん連れて帰ってください♪

※ガーデニングフェアの詳細はコチラhttp://holidayhome.co.jp/news/522

 

 夢は作家デビュー!?久美浜のガラス工房でピアス作り「ガラススタジオ来夢」

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いつか手作り市にアクセサリーショップを出店してみたいな~なんて、とにかく作家さんに憧れている私。ガラス体験ができると聞いて工房へやってきました。初体験でワクワク!

 美しい光を放つ光の芸術!ステンドグラスのギャラリーへ

出迎えてくれたのは、主宰・つの田さん。大阪で建築デザイナーをしていたところステンドグラスの魅力にとりつかれ、建築空間のステンドグラスを制作する道へ。

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「自然の中でモノづくりをして暮らしたい」という思いから30年ほど前に久美浜へIターンし、都会と田舎を行き来しながら創作活動をしているそう。ちなみに地元の代表作は、峰山キリスト教会。

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そんな、つの田さんの作品を工房横「和の空間ギャラリー」で見学できます。美しい光を放つステンドグラスの照明やオブジェ、万華鏡やガラス雑貨など展示&販売。立体的に見事に組み上げられた作品は見ごたえ抜群でした!(ドライバー能勢さんも見入ってます)

気分はアクセ作家!どんどん作りたくなっちゃう💛

 一通り、ギャラリーを見学した後に工房へ移動。奥さんがピアス作りをレクチャーしてくれます。

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舞鶴や豊岡からステンドグラス教室に通っている生徒さんたちとちょうど一緒になり、活気ある工房で俄然ヤル気がでます^^

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まずは、さまざまな色や形のガラスの中から土台となるガラスを選びます。ガラスは800とか900度で溶けるそうで、サンプルを手元に置いて色目を確認しつつ作業しましょう~。

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カラフルなピアスを作りたかったので、明るい色目の土台を選んで、上に小さなガラスを重ねていきます。細くて小さいガラスの棒をプチプチ折ったり…初めての感触が続きます。

デザインが決まったら綿棒で糊付け。

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とっても簡単!色んな組み合わせを考えて、迷うのが楽しい時間。作業に没頭してると頭空っぽにできて、日ごろストレスも吹っ飛んじゃいました~♪

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最後に金具を選び、ピアスの上下などを指定して体験は終了!1週間後、電気窯で焼いてもらったピアスが自宅に到着しまーす。世界にたった一つの作品に感激^^

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自然豊かな久美浜でするモノづくり、インスピレーションが湧きますよ~。

(今回は15分ほどで急いで作ったのですが、次回はじっくりともっと凝った作品を作りたいです!)

 行列のできる久美浜のアイスクリーム屋さん「ミルク工房そら」

乳牛を育てて60年、老舗牧場が平成16年にオープンした乳製品製造工房「ミルク工房そら」では、しぼりたてのジャージー牛のミルクをつかったバターや牛乳、スイーツが大人気。

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必ず女子に立ち寄ってもらいたい!スポットとしてドライバー能勢さんのイチ押し。到着すぐさま、駐車場のすぐ横になんと生まれたばかりの仔牛ちゃんを発見!

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ジャージー牛って鹿のような可愛さもあって、胸キュン💛でした。穏やかな様子、そして毛並みもキレイ。風光明媚な久美浜は動物にとっても最高の環境なんだな~。

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近寄ってはいけませんが、牛舎も併設されていました。本格的な牧場でビックリ!35頭のジャージー牛を飼っているんだとか。

そしてお待ちかねの店内へ、横にはカフェも併設されていました。

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アイスクリームは、定番のミルクを筆頭に抹茶、ヨーグルト、イチゴミルクなどなど全16種類のラインナップ。

どれにしようか…迷ったあげく~、(混んでたのにゴメンナサイ)

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ミルクとイチゴヨーグルトを注文しました。シングルカップ360円、ダブルカップ480円、トリプルカップ600円。

毎朝しぼりたてのミルクを使っているだけに、味わいも新鮮です。濃厚でありながらも、すっきりした甘さは病みつきになりますね><

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アイドルのように可愛い店員さんがたくさん~。お願いして記念に1枚パシャリ。

牛乳の美味しさを伝えるために商品化、安心・安全にこだわったジャム、バター、プリン、アイスクリーム、クッキー、チーズケーキ、ナチュラルチーズなどなど。(web購入可)

パッケージもおしゃれだし、美味しいし。自信を持って配ることができるお土産です!

ちなみに、瓶の牛乳は店内で飲んで帰るのがお約束!!

天橋立にそっくり!「小天橋」白砂青松の超ロングビーチ

「天橋立に似ているから“小天橋”っていうんですよ」ドライバー能勢さんが教えてくれます。日本海と久美浜湾を隔てる砂州が小天橋(ピンク矢印)。

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海から湾まで最大でも幅はわずか300m。晴れた日の写真はこんな感じ。約6キロに渡り続くロングビーチには日本の水浴場88選に選ばれた海水浴場が4つあります。

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雨が降ってきました…車内からの内海の風景はこんな感じ。。ここ小天橋は、漁村の趣もあり路地裏巡りなんかも楽しめるんだとか。また約30軒の民宿が軒を連ねる景観は日本でも珍しいそうで、レトロな昭和の空気感がたまりませんでした。

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続いては日本海(外海)の方へ、写ってませんがサーファーがちらほら。

「今の時期、海の家もないから海岸が広々として気持ちええでしょ」

こちらは遠浅なので家族連れにおすすめの小天橋・葛野浜海水浴場。出島、沖ノ島、カノ島が遠くに見え、どこまでも続く水平線はとっても開放的な気分にしてくれます。しばし皆でボーっとタイム。

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もう1カ所、珍しい場所へ連れてきてもらいました。日本海と久美浜湾をつなぐ唯一の水路・水戸口へ。水路に架かる湊小橋からの景色です。

その幅わずか30m!確かに狭い!!日本海(外海)も見えます。

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上の写真は湊小橋から久美浜湾(内海)を臨みます。

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久美浜湾と水路の境いに架かる湊大橋。この橋があるおかげで湾をぐるり1周することができるんです。写真手前は、名物のカキの養殖筏。湾内は穏やかかつ栄養価の高い水質のため、カキ養殖が盛んです。

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外海の景色や小天橋の町並みをたっぷり堪能して、かぶと山が見えるところまで戻ってきました。久美浜駅まであと少し!(車窓からの風景)

神秘に満ち溢れた巨岩!!久美浜イチのパワスポ「神谷太刀宮の磐座」

旅の締めくくりに「絶対案内しておきたい!」と、ドライバーさんが連れてきてくれたのが神谷太刀宮(神谷神社)。「きっと感じるものがあるから」と意味深発言!!

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磐座に近づくにつれゴーーーーっと強風が吹き荒れ、樹齢何百年に及ぶ木々がうめき声を上げるように大きく揺れ…急に天候が超悪化。何か神様からのメッセージだったのか…。厳かな空気感が漂います。

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丹後は古代「タニハの国」の中心地でした。こちらの神社は大和朝廷より各地に派遣された四道将軍の一人、丹波道主命(タニハミチヌシノミコト)を主祭神とする全国で唯一の神社。ここには有名な巨岩があり、古くから磐座(いわくら)信仰があったそうです。

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丹後は日本海を挟んですぐ朝鮮や中国があったことから、国際貿易都市として栄え、大陸から最先端の技術や知識、文化がいち早く入ってきた特別な場所でした。

北極星・太陽信仰を集める磐座は、時には北極星の位置を確認したり、時には太陽の光から夏至を知ったりと…“古代の天文台”だったともいわれています。

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巨石には東西、南北それぞれに割れ目があり自然にできたものなのか、人工的なものなのか…はっきりとした謎は解明されていません。

天と地をつなぐこの祭壇で自然や宇宙を司る神々からパワーを授かっていた古代人にあやかり、私もエネルギーをめいっぱいチャージし、神谷太刀宮を後にしました。

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最後、久美浜駅まで送ってもらい旅は終了。いやー、半日だったけどなんだか達成感がなんだかスゴイ。(笑)

お父さんのように見守ってくれる運転手さんは、人柄も言葉も温かくとても癒され…。そして久美浜ならではの方言が、同じ京都でありながらも、うーんと旅した気分にさせてくれました。ぜひ皆さんにも聞いていただきたい!

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後日、「かぶと山に登ってきたよ!この前は天気悪かったから晴れた日の写真送るね」と、ドライバー能勢さんからラインで写メが。(上の写真)

 

どこまでも青い海と空…また久美浜に行きたくなりました。

 

□■ infomation■□ 

久美浜タクシー

0772-66-3938

貸切は1時間から可能

予約はお早めに

——————————–

HOTEL HOLIDAY HOME

 レストランレセプションガーデン

http://holidayhome.co.jp/facilities/reception-garden

11:30〜21:00 (無休)

ご予約・お問い合わせ

0772-83-3131

京都縦貫道京丹後大宮から車で40分

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ガラススタジオ来夢

0772-83-1429

京丹後市久美浜町一分1013

10:00~17:00

不定休

※事前に予約

【ピアス】

1点制作費1100円+ピアスパーツ代金500円と送料、2点目からは制作費500円+パーツ代金

【メニュー】

装飾アクセサリー1500円

絵皿・壁掛けパネル2300円

万華鏡2300円

ステンドグラス鏡、写真立て2800円

※子どもは300円引き

※体験の目安は1時間~

——————————–

丹後ジャージー牧場 ミルク工房そら

0772-83-1617

京丹後市久美浜町神崎411

10:00~17:00

木曜定休

※祝日の場合は営業

※夏休み(7月後半~8月)は無休

※石窯ピッツァの営業は土・日・祝日、11:00~16:00

久美浜駅から車で10分、京都縦貫道京丹後大宮から車で40分

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神谷太刀宮(神谷神社)〈かみたにたちのみや(かみたにじんじゃ)〉

京丹後市久美浜町1314

久美浜駅から徒歩5分、京都縦貫道京丹後大宮ICから車で40分

 

 

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