あなたの「いいね」で「和」を世界へ

今年のクリスマスは京都の香りを送りませんか?〜京都産アロマオイル〜

f:id:kyotoside_writer:20191211122023j:plain今年のクリスマスのプレゼントはお決まりですか? 友人にはコレ、先輩にはコレ、家族にはアレ…と何にするか悩みますよね。どれにしようかな~と調べていたら、こんな素敵なアロマオイルとデフューザーのセットを発見! あまりにもカワイイので作っている方にお会いしたくなり早速、高雄・栂ノ尾を越えて“森の京都”京北へ。お話を伺ったら、見た目がカワイイだけでなく中に色々な人の思いがぎっしり詰まったBOXでした。今度のクリスマスは、そんなストーリーと共に京都の香りを贈るのはいかがでしょう。

 

京北の自然の中で作られる、素晴らしい香り

f:id:kyotoside_writer:20171112095214j:plainこのアロマオイルのブレンドとデフューザー(アロマオイルの香りを拡散させる道具)のプロデュースしているのは北山杉で有名な京北に住む前川珠生さん。以前、北山杉や黒文字などで精油を作る「杉乃精」で開催している「宝石せっけん」つくりのワークショップ(写真)でお世話になった、あの前川さんです。あの時は杉乃精でスタッフとして働いていたのですが、その後、独立され杉乃精の香りを色々な人に届ける「kyoaroma_breath(キョウアロマブレス)」を立ち上げました。 

 

f:id:kyotoside_writer:20191207204758j:plain

北山杉が育つ山

そもそも長岡京市生まれの前川さんが杉乃精の村山社長と出会ったのは今から約10年前。陶芸活動をしていた前川さんが結婚を機に京北に住むようになり、お子さんと社長のお孫さんが同じ保育園というご縁が始まりでした。もとから香り好きだったという前川さんですが「杉乃精の香りを初めてかいだ時、ものすごく衝撃を受けました。 なんともいえない爽やかさと独特なスパイシ―さがあって、それが強烈な印象で。しかも、その精油を京北で作っているなんて!!ということに二度ビックリしたんです」。

 

f:id:kyotoside_writer:20191207204820j:plain

京北にある小さな小屋で杉乃精のオイルが精製されます

そして社長と話すうち「自然と循環するアロマオイルづくり」という考え方に惹かれます。京北は古くから床柱など建材として使われた北山杉の産地(川端康成の小説『古都』にも登場)。ですが今や床の間を作る家も少なくなり、その上「杉花粉が…」などといわれ嫌煙される存在になっていました。

 

f:id:kyotoside_writer:20191207204631j:plain

杉の精油を精製する村山社長。寸胴鍋一杯に杉を入れても約100ccのオイルしかとれないのだとか

でも、その杉から素晴らしい精油ができ、精油を取るために枝を伐採することで山が循環でき(山は手入れをしないとダメになってしまうのです)、さらに山の手入れをする仕事ができ雇用も生まれる――そんなことを思いながら精製している姿に感動。杉乃精をお手伝いする事を始めました。

 

f:id:kyotoside_writer:20191207204733j:plain

アロマオイルを使った宝石せっけん。本物の宝石みたい!

そして、多くの人にこの素晴らしい香りを知ってもらいたいと、いくつものアロマ資格を取り、アロマオイルを使った宝石せっけんワークショップを開始。さらにもっと多くの人に伝えるためには別組織にした方がいいのではということで2018年に独立したのでした。

京北の自然を感じるシカやツリーがモチーフ

f:id:kyotoside_writer:20191207204656j:plain

前川珠生さん

山に囲まれ自然も豊かな京北は、以前(30年ぐらい前?)からアーティストなどが多く移住してくる魅力的な土地でした。現在も作家やユニークな活動をしている人たちがこの地で多数、活躍しています。その中に、京北を中心に活動するクリエイティブ集団「里山デザイン」があり、そのデザイナー・佐藤啓さんと出会います。そして火を使わず、コンセントにささなくても気軽にアロマが楽しめるデフューザーが作りたいという話をしたところ意気投合。

 

f:id:kyotoside_writer:20191207204922j:plain

里山デザインの佐藤啓さん

「やってみましょうか、となったんですよね」と佐藤さん。それから意見を出し合い試行錯誤を重ねまました。まず、決めたのは地域の素材を使うこと。それから京北の自然を感じさせる木やシカのデザインにしたいということでした。

 

f:id:kyotoside_writer:20191207205002j:plain

杉の皮近くの部分を使って作るデフューザー

「このデフューザーはアップリサイクルがテーマなんです」と佐藤さん。アップリサイクルとは廃棄物の元の形状や特徴を活かしつつ、新しいアイディアを加えて再利用し循環させること。「例えば精油は廃棄される杉の間伐材から取りますし、ディフューザーは杉を加工する時に捨てられる皮に近い部分を再利用しています」。そして土台部分はフローリングを作る時にくり抜かれたヒノキの節を加工したものなのだとか。どれも捨てられるものに新たな魅力を見つけ、新しい命を吹き込んだものばかり。「別のもの同士を組み合わせると今まで見えなかった新しいものが生まれます。それもいいんですよね」。その思いは、杉乃精の考えともつながっています。

クリスマスのデコレートにもおすすめ

f:id:kyotoside_writer:20191207204942j:plainそして出来たデフューザーがこちら。とにかくデザインがステキなんです! 「できるだけリアルにしすぎず、柔らかさを出したいなと思ったんです」と佐藤さんが言う通り、繊細で大人っぽくて上品だけど、どこかキュートさも残していて、どんなインテリアによく馴染みます。

前川さん「デザインとなっているシカも京北には多いですしね。人口よりも多いかもって言われているんですよ(笑)」
佐藤さん「まるで京北という森に分け入っていく感じですね。」

 

f:id:kyotoside_writer:20191211121737j:plain

「かおりの森」まどからシカが覗いているのがキュート

このシカとツリーのディフューザーを福知山などで開催されるマルシェで単品販売したところ大人気に。そしてクリスマスを前にギフトボックスが完成し「かおりの森」と名付けられました。

 

f:id:kyotoside_writer:20191207205110j:plain使い方はとっても簡単。シカやツリーにオイルを数滴たらすだけで程よく周囲に香りが広がります。飾り方もヒノキで作った台に刺してもいいですし、オーナメントのように紐をつけて吊るすのもステキです。

 

f:id:kyotoside_writer:20191207205126j:plain

精油の材料となる京北町の黒文字、杉と地元のユズ

アロマは杉乃精の精油を使い前川さんがブレンドしたもの。基本的に杉とクロモジが含まれており、京北に自生する黒文字や地元の柚子を使った精油などを加えて調香します。

 

f:id:kyotoside_writer:20191207204622j:plain今回のセットに入るのは、杉と黒文字のオイルをブレンドした爽やかな「Forest」、柑橘系のような甘酸っぱい香りにクロモジがプラスされた「クロモジブレンド」、爽やかな軽さを持ちながらも、落ち着きのある「オープンザドア」の3種類から選ぶことができます。(「クロモジブレンドセット」4300円、「オープンザドア」4400円、「京フォレスト」5500円)

販売はインターネットか京北の道の駅「ウッディ京北」ですが、新たに四条河原町の髙島屋を下がったところにできた「GOOD NATURE STATION (グッド ネイチャーステーション)」で1月13日に開催されるマルシェで販売。宝石せっけんのワークショップも開催されるそうです。
天然成分を使った香りなので香水や合成香料が苦手という人にも心地良い香りだと思います(#^^#) 京都の香りのプレゼントはいかがでしょう。

 

 

 ■■information■■


 

 

 

知られざる「京都」の魅力を、京都を愛するみなさんのチカラでもっと広めていきたい。KYOTO SIDEは、京都府が持つ独自の魅力や情報をグローバルに発信し、共有していくファンコミュニティサイトです。

Copyright © KYOTO SIDE. All Rights Reserved

PICK

いいね!してkyotosideの更新情報を受け取ろう!