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京都で話題!究極の完熟トマトジュースを求めて「小林ふぁ~む」を訪ねてみた♪

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過去には数ヶ月予約待ちになったこともあり、某有名百貨店のバイヤーをも虜にした究極のトマトジュースを作っている農家が福知山市にある!との情報を編集部はキャッチ!!早速、訪ねてきました♪

唯一無二のトマトジュース、おいしさの秘密とは

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小林ふぁ~むは夫婦二人で営む農家。福知山の清らかな空気と湧き水、生きた土、京都丹波の気候と環境をいかし、小林さんが大好きなトマトやお米を中心に、農薬や化学肥料を使わず農作物を作っています。

出迎えてくれたのは代表の小林加奈子さんとゆかいな動物たちでした。

―――おはようございます。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

どうぞよろしくお願いします。

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―――たくさんの動物たちに驚きました!!にぎやかですね。(笑)

そうでしょ。(笑)ミニブタ、大型犬、ヤギ、烏骨鶏がそれぞれ2匹ずつ、わたしの大好きな家族です。時々、地元の保育園の子どもたちも見学に来ますよ。

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左から、小林ふぁ~むの「とまとのじゅ~す」720ml3240円、180ml864円、「とまとのぺ~すと」864円。とまとのぺ~すとは離乳食としてもママたちから大絶賛、もちろん絶品パスタも簡単に作れちゃう代物

―――すごい~、名所化してますね。(笑)すみません!早速なんですが、小林ふぁ~むの「とまとのじゅ~す」飲みたいです「第25回グルメ&ダイニングスタイルショー春2019」新製品コンテスト(ビバレッジ部門)大賞受賞されたそうで?

はい、おかげさまで。こちらは食塩・砂糖・添加物や水を一切加えずに、当農園で栽培した完熟トマトをそのままギュッと閉じ込めたジュースで、トマト100%なんですよ。180mlの瓶にトマトが6個分、720ml瓶にはトマト24個分入っています。

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大きくて甘酸っぱい昔ながらのおばあちゃんの味に仕上げた完熟トマト

―――それは贅沢。いただきます。う、うまい~!トマトの爽やかな香り、そして甘みがふんわりの口の中で広がり、トマトの酸味もバランスよく、トマト本来の美味しさがダイレクトに伝わってくるジュース、すごく飲みやすいですね~。

喜んでもらえてうれしいです。ジュースに加工してから蔵で半年~1年ほどじっくりと熟成させると角がとれてまろやかになって旨味もアップするんですよ。

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――――長期熟成も美味しさの秘密なんですね。

実はわたし、トマトは大好きなんですが、トマトジュースは子どもの頃からずっと大嫌いで。

―――うぇえええええ!?衝撃です。

トマトジュースが苦手な農家が作ったトマトジュースなんですよ(笑)。だから苦手な人にも自信をもってオススメできます。うちのトマトは太陽の光を浴びて真っ赤に完熟してから収穫するんです。

完熟のため遠くのスーパーで売るのが難しく、福知山市内だけでは一気に収穫したものを一気に売りさばけない。でもなんとかトマトの美味しさを知ってもらいたいという思いがあって…。

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完熟トマトはちょっとした衝撃ですぐに傷ものになるので、完熟前に摘み取って出荷に合わせて調節する収穫方法が一般的だが、小林ふぁ~むでは「樹上完熟」にこだわっているそう

―――トマトジュースなら小林ふぁ~むの完熟トマトの味を全国にお届けできますもんね。

はい、もっともっとたくさんの方に味わっていただきたいです。京都の百貨店以外でも、今年から大手通販会社の通販サイトでもご紹介いただけるようになります。最新情報は随時HPでアップしますので、そちらでチェックしてくださいね。

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初夏、晩夏、今年、来年・・・と、収穫時期や熟成度合いによってワインのように味の変化も楽しめるトマトジュースをつくる

ミニブタこじろおくんから始まったトマト作り

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移住前からのペット、ミニブタのこじろおくん12歳。毎晩一緒に寝ているそう

―――そもそも小林さんが農業に目覚めたきっかけは?

実は、ペットで飼っていたミニブタのこじろおくんがきっかけなんです。もともとは大阪に住んでいたのですが、祖母の家が福知山にあったので、年に数回、趣味で野菜作りをしていました。

わたしがつくった野菜をこじろおくんがあまりにも美味しそうに食べてくれることに感激して…。形はよくなかったですが、野菜本来の味わいがして人間が食べても美味しかったんですよね。

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―――だから小林ふぁ~むの看板やお名刺のロゴ、ミニブタなんですね。

そう、原点はこじろおくん。こじろおくんのシルエットをロゴにしました。


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―――今年(2020年)、京都府第一号の女性の指導農業士となられたそうですね。優れた農業技術と経営感覚が評価されたと新聞でご活躍を拝見しました。

今年、夫婦揃って指導農業士に認定していただきました。女性の就農支援や若い農業者のサポートができたらいいなと考えています。

わたしが福知山に移住して農業をスタートしたのが2015年のこと。当時農業をしている女性が少なかったので相談する相手もいなかった経験から、これからはわたしが相談相手になれたらと思って。

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―――ちなみに農業するまでは何をされていたんですか?

もともと動物が大好きだったので北海道大学農学部畜産学科に進学し、卒業後は地元大阪で農業とは全く無縁の個人塾を開いて約25年間、子どもたちに勉強を教えていました。

―――どおりで、そこはかとない包容力を感じると思っていました^^

トマト全滅のピンチが引き寄せた思いがけないチャンス

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トマトの最盛期は7月末まで。樹上で完熟したトマトを手でひとつひとつ摘み取り収穫。夏場のビニルハウスは灼熱

―――聞くところによると、小林さんは昨年(2019年)京都府主催のビジネスコンテストでアントレプレナー賞(女性起業家賞)を受賞されたそうですね。 2018年に本格的に就農され、同時に株式会社を設立と、トントン拍子にも見えますが?

いやー、実は大ピンチが…。2018年7月の西日本を襲った豪雨災害で、収穫間近にトマトが全滅してしまって。なんにもやることがなくなってしまったんです。

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―――それは大ピンチ!!本当に大変でしたね。。。

そんなとき、アントレプレナー賞にエントリーしてみないか?と農業関係者からの薦めがあり。それまではそういったことに一切興味がなかったんです。でも、時間だけはたくさんあったのでチャレンジしました。

たぶんその時、トマトが絶好調ならエントリーしていなかったし、トマトジュースも今のように百貨店に並ぶことはなかったかもしれませんね。

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―――ピンチがチャンスとはまさにこのことですね!

それまでは、楽しく夫と二人で好きな農業して食べていけたらええなぁと漠然と考えていただけで。しかし、エントリーシートと向き合ったことで、自分の頭の中を整理できたし、そして「ビジネスとしての農業」を考える機会となりました。振り返るととても有意義な時間だったと思います。

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―――受賞の有無は関係なく、チャレンジすることに意味があったということですね?

そうですね。エントリーしてから審査があるのですが、専門家の方々からブランディング、商品パッケージデザイン、値段設定、リスクマネジメントについて様々な角度からご意見いただいたことも、本当に勉強になりましたね。

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―――日本では珍しい仕組み?農家が農家と契約するフランチャイズ事業もアントレプレナー賞をきかっけに考えられたそうで?

はい、農業は災害や農作物の病気などで被害を受けるとダメージがとても大きいので…。消費者の方々に商品を安定してお届けするためにも、リスクを分散するという意味で近隣のハウスを持っている農家さんと契約して小林ふぁ~むの看板でトマトを作ってもらっています。

農業で京都を元気に!いまどきの農業女子事情とは?

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本格的な就農を目指して、今年度から担い手養成実践農場整備支援事業というシステムで研修中の農業女子・芦田泰子さん(左)

―――今日はお友達の芦田泰子さん(和草〈nikogusa〉)、わざわざお越しいただき、ありがとうございます。ここからは小林さんとご一緒にどうぞよろしくお願いいたします。

芦田 はじめまして、どうぞよろしくお願いいたします。

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ラジオ収録風景。写真右は、万願寺とうがらしや黒大豆枝豆の栽培を得意とする綾部市の赤堀幸さん(京都丹波赤堀農場)

―――福知山・綾部・舞鶴の中丹地域の農業女子20人のグループ「のら×たん ゆらジェンヌ」を今年(2020年)、発足されたそうですね。アイドルみたいで素敵です^^

小林 「農業(のらしごと)を楽しみながら丹精(たんせい)込めて農作物を育てる、由良川沿いで頑張る女性たち」という意味を込めて命名しました。農業をPRして、地域活性化の一助になればという思いで活動をしています。

今年から京都FM丹波で月1度、農業や地域の魅力を発信するラジオ番組「月刊アグリっ娘ニュース」を始めました。

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左から千々岩千夏さん(おちゃのこ菜菜)、芦田さん、小林さん、岩切康子さん(まころパン&86farm)。4人とも福知山のゆらジェンヌメンバー。芦田さんは勉強の一環として自身が育てた野菜を販売

―――芦田さんは大阪から福知山に移住されて間もないとおうかがいしましたが、きっかけは?

芦田 田舎暮らしにとても憧れがあったんです。元々カフェで働いていたこともあり食材に興味がありました。ずっと農業もしてみたかったですが、自然豊かなところで自分らしく生きたいという思いが強くて。つい最近、移住してきました。まずは2年間の農業研修でしっかりと勉強して、そのあと独立するのが目標です。

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月に1度、福知山のホームセンターで「のら×たん ゆらジェンヌ」のメンバーで店頭販売会を開催。岩切さんが作る野菜たっぷりのパンは大好評。小林ふぁ〜むとのコラボ商品「とまとのぱん」がこの夏誕生

―――小林さんのような先輩や、農業女子の仲間とのつながりは心強いですよね。

芦田 はい、ほんまにそうですね。一人だと考えやアイデアがどうしても偏ったりするし、不安事など先輩にちょっとしたことでも相談できるのはありがたい環境。小林さんのトマトはもちろん美味しくて素晴らしいですし、経営面についてもとてもリスペクトしています。

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小林ふぁ~むのInstagramより。SNSでイベントのお知らせも

小林 個人販売をするときには、いろいろな世代の人やさまざまな分野の人と積極に関わっていくことでヒントになることがいっぱい。自分がなんぼええと思っていても相手に響かないこともたくさんありましたから。人との対話から自分の農業や商品の個性に気づくこともありますね。

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シャキシャキ食感がたまらないコリンキーも小林ふぁ~む夏の主力野菜

―――小林さんオリジナル農法の「かなこ農法」は個性的なネーミングだなと思って。(笑)注目しておりました。

小林 そう、これも仲間との雑談の中で付けられたネーミングで。いまや、わたしのトマトの味にするための農法のことをそう呼んでいます。

トマトは有機肥料のみで栽培し、農薬や化学肥料は一切使わず育てています。もう一つ大切にしていることが、自分が好きなアイドルの歌をトマトと一緒に聴くことです。(笑)「お世話する人も楽しく」がモットーなので~。

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―――本当に精力的に取り組まれていますが原動力って何でしょう?

小林 農業を始めた頃、師匠に「この年になって農業を始めるということは、小林さんにしかできない使命があるはずや」と言われたことが妙に心にすんなりと入って今もいます。福知山を元気にしたい、農業がしやすくなる下地をつくりたいという思いが突き動かしているのかもしれませんね。

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今後は新規就農者の方々がそれぞれの目指す農業がしやすくなる土壌づくりができたらいいなと思っています。子どもたちにも農業ってカッコイイな、自分もやってみたいなって夢を持ってもらえたらと。

―――小林さんや芦田さんがとても生き生きと楽しそうにされているのを拝見して、私も農業をやってみたくなりました。動物たちにも癒やされ、本当に楽しいひとときをありがとうございました!

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■■INFORMATION■■

小林ふぁ~む
京都府福知山市字上小田175番地
0773-21-5810

★オンラインショップ
https://cobafarm.net/

★福知山市内で冷え冷えの「とまとのじゅ〜す」購入できる場所
福知山観光案内所、おみやげ処(福知山駅北口)
https://dokkoise.com/about/

 

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