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【中秋の名月】京都ならではの月見菓子で愉しもう♪

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2022年の十五夜は9月10日。一年でもっともお月様が美しいこの日に、職人たちが心を込めて作り上げた、京都ならではのとっておきの月見菓子を愉しみましょう!!

【新型コロナウイルスの感染拡大防止対策にご協力お願いします!】
・基本的な感染予防対策(マスクの着用・手洗い・身体的距離の確保など)を徹底してください。
・屋外の活動も慎重にしてください。
・発熱等の症状(発熱、咳、のどの痛み、息苦しさなどの症状)がある場合は、外出を控えてください。

2022年の十五夜「中秋の名月」は9月10日

写真:フォトライブラリー

2022年の十五夜は9月10日。十五夜とは「中秋の名月」とも呼ばれ、旧暦の8月15日に満月に芋や豆をお供えして秋の収穫に感謝をする日本の伝統行事です。
そんなことから京都では「芋名月(いもめいげつ)」とも呼ばれている中秋の名月。里芋に見立てた「月見団子」をお供えする風習があります。
中国から日本へお月見が伝わったのは平安時代のこと。貴族たちが名月を愛でながら宴を催しお祝いをしたことが、いまのお月見スタイルのはじまりなのだとか。

名月を象った見目麗しい京菓子

【宮津市】白藤屋菓子舗 / 十六夜、月の橋立

創業は明治35年。熟練の職人技で四季折々の意匠を小さな和菓子で見事に表現する、地元茶人御用達の京菓子の老舗・白藤屋菓子舗。

中秋の名月にあわせて、上生菓子「十六夜(いざよい)」(税込200円)を販売します。

十六夜とは中秋の名月(十五夜)の翌日のこと。中秋の名月を名残惜しみ、新月になりゆく名月を愛でる日本人の奥ゆかしさを感じることができます。

月は自家製白餡、雲はメレンゲと寒天を合わせた淡雪羹で作られた「十六夜」は見目麗しく、食べてしまうのがもったいないほど。

今年(2022年)の販売は8月31日から9月中旬頃の2週間程を予定。お取り寄せは電話のみで受付、要相談のうえ発送可能となります。
※販売数または都合により早く終了する場合あり

そのほか、宮津産の柚子で作った柚子入り白餡の焼き菓子「月の橋立」も人気。

白藤屋創業者の白藤春蔵が考案したと伝わるこちらは、天橋立の松並木の上に浮かぶ月に見立て菓銘としたそう。創業当時の店舗は、今の場所とは異なり、海と天橋立が店舗前から眺めることのできる場所にありました。
添えられた菓銘にも歴史ロマンを感じることができますね。通年販売で1個税込160円、箱入りは6個入り税込1060円~。

■■INFORMATION■■
白藤屋菓子舗
京都府宮津市字鶴賀2074
0772-22-2062(要電話相談でお取り寄せ可)
9:00~17:00
木曜、日曜定休(日曜は予約商品のお渡し、近隣の配達は可)
※都合により不定の臨時休業あり
京都丹後鉄道「宮津駅」から徒歩3分

今にもぴょんと跳ねそうな月うさぎの上生菓子

【長岡京市】 菓子処 喜久春/月うさぎの上生菓子、月見団子

長岡京市のご当地スイーツの一つ「竹の子最中」が名物の菓子処 喜久春。創業者の西山喜久治さんは、2013年に「京都府の現代の名工」にも選ばれた和菓子職人です。確かな技術、そして素材の良さを丁寧に活かした菓子作りが高い評価を得ています。
お月見のシーズンには、「月うさぎ」や「月見団子」が店頭に並びます。

つくね芋入りの練りきりはしっとりと滑らかな口当たり。今にもぴょんと跳ねそうな月うさぎに仕立てた上生菓子「月うさぎ」は税込300円。ほんのりピンクの耳がキュートですね。販売期間は9月末まで。(お取り寄せ可)

京都では「芋名月」とも呼ばれる中秋の名月。その前後、里芋に見立てた「月見団子」が和菓子屋さんの店頭に並びます。

「月見団子」は各税込170円。石臼で丁寧に自家製粉した米粉を使用。米の旨みともちもちとした食感にこだわったお団子に、希少な丹波大納言小豆の粒あん(写真上)・こしあん(写真下)をくるんでいます。販売期間は9月末まで。

■■INFORMATION■■

菓子処 喜久春
075-955-8016
京都府長岡京市長岡2丁目28-40
9:00~18:00
木曜定休
阪急「長岡天神駅」から徒歩4分

宇治の地名にちなんだ愛らしいウサギの和菓子

【宇治市】中村藤吉本店/兎菓子[抹茶]

京都を代表する老舗茶商で安政元年(1854)創業。昔ながらの佇まいが残る茶商屋敷の店内で、銘茶の販売や日本茶を使った甘味を味わえるカフェを併設しています。
かつては菟道と書いて「うじ」と読んでいました。今から約1700年前、河内の国からこの地へと向かう際、道に迷った菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)の前に一羽の兎(ウサギ)が現れ、何度も振り返り安住の地へと先導した伝説により、宇治はウサギと深い縁があります。
そのような歴史からウサギを象った愛らしい和菓子「兎菓子(うがし)」が考案されました。

兎菓子[抹茶]は税込1500円(1箱18個入)。宇治抹茶をふんだんに使用した和三盆糖の落雁(らくがん)です。口に入れるとふわっと砂糖がとけ、抹茶の香りを楽しむことができる逸品です。

■■INFORMATION■■
中村藤吉本店
0774-22-7800
京都府宇治市宇治壱番十番地
10:00〜17:00
元日のみ休み
JR奈良線「宇治駅」から徒歩1分
オンラインストア
https://store.tokichi.jp/

茶処ならでは!宇治茶を堪能できる月見だんごも

【宇治市】満月堂/月見だんご

茶処の宇治ならでは、上質な宇治茶をふんだんに使った和菓子や洋菓子などのスイーツを手掛ける宇治市の満月堂。
京都嵯峨の地に昭和28年に創業。初代店主が月見の名所として知られる嵯峨・大覚寺大沢の池にて中秋の名月を観た際、そのあまりの美しさに感動し、屋号を「満月堂」と名付けました。

月見だんごは全部で3種類。「できたての味を味わっていただきたい」という思いから毎朝製造しています。素材の味を大切に焚き上げた定番のつぶあん、こしあんに加えて、宇治抹茶の美味しさを伝えるため、2年前に「宇治抹茶の月見だんご」が誕生しました。

独自の粉の配合にこだわり、蒸し加減を工夫したおだんごは抜群のコシがたまりません。各税込170円、11月初旬まで販売中。

 

■■INFORMATION■■
満月堂
0774-33-2187
京都府宇治市木幡内畑34-8
9:00~18:00
無休
京阪宇治線「木幡」から徒歩すぐ

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