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京都府内の珍しい郵便ポストーここから手紙を出してみたい!ー

記念撮影したくなるご当地感満載のご当地ポストや、出す手紙には不思議なパワーが宿るとされているポスト、亡き大切な人やペットに想いを届けるポストなど……。
わざわざ足を運んで手紙を出してみたくなる京都府内のユニークな郵便ポストを編集部が厳選してご紹介。ポスト誕生の知られざるストーリーとともにお届けします!

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宇治観光の記念撮影もぜひここで!ご当地感あふれる郵便ポスト

【宇治市】茶壺ポスト

全国各地にご当地ポストは数あれど、観光客の人気の記念撮影スポットとして、また地元住民の待ち合わせスポットとしても親しまれるご当地ポストは珍しいかもしれません。

お茶のまち、宇治市において市制施行50年を記念して2001年に設置されたのが、こちらの茶壺型郵便ポストなんです。JR宇治駅前にあります!
実は、この茶壺型郵便ポスト、モデルとなった茶壺があるんです。ご存知でした?

その茶壺があるのが、JR宇治駅から徒歩10分ほどの場所にある、6代続く宇治茶の老舗「堀井七茗園(ほりいしちめいえん)」。こちらで代々受け継がれてきた、高麗青磁特有の美しい緑色の茶壺に一目惚れした当時の宇治市役所担当者の発案により、この茶壺を郵便ポスト化することに。現在でも店頭にはモデルとなった茶壺が並べられています。ぜひ本物と見比べて楽しんでくださいね。

ちなみに、宇治観光の起点となるJR宇治駅では、茶壺型ポストのほか、平等院をモチーフにデザインされた駅舎、茶葉をデザインしたマンホールなどほかにも見どころあり!あわせてチェックしてみてください。

■■INFORMATION■■
茶壺ポスト
宇治市宇治宇文字17-16(JR宇治駅南口)
JR宇治駅からすぐ

日本屈指のパワースポットに鎮座する郵便ポストは、手紙にパワーを授ける!?

【宮津市】パワスポ・ポスト

天橋立ケーブルカー府中駅前にあるこちらの郵便ポスト。ちょっぴりレトロだけど、一見どこにでもありそうな普通の郵便ポストに見えますが、なんと!ここから出す手紙には不思議なパワーが宿るとされているんです!!

実は、とある少年の想いから、こちらのパワスポ・ポストが誕生しました。いったいどういった経緯で?

元々、こちらの郵便ポストは傘松公園の上にあり、観光客が日本三景・天橋立を眺めながら旅の思い出を綴った手紙を投函していたもの。遡ること約20年前、この近くで生まれ育った少年がこの郵便ポストから応募した懸賞ハガキが見事当選。豪華景品をゲットします。そのことをきっかけに、少年の家では「眞名井神社や籠神社、成相寺の霊力が宿ったポスト」と、縁起のよい郵便ポストとして親しんでいたそう。

ところが、数年後、この郵便ポストが老朽化で撤去されることに。そのことを知った少年は、「観光客の思い出が詰まった歴史ある郵便ポストを未来へ残したい、そしてこの郵便ポストがもつ不思議なパワーを多くの人に知ってもらいたい」と、郵便ポスト活用のアイデアを発案。その熱い想いは天橋立観光会をも巻き込み、ついに「パワスポ・ポスト」が誕生します。もちろん、少年が命名!
4カ国語でこの郵便ポストの不思議なパワーを解説した手書き看板は、海外の観光客にも大好評!ハガキを投函するだけでなく、人気のフォトスポットにもなっています。

また、天橋立観光会オリジナルのパワスポ絵葉書は、府中駅周辺のお店や宿泊施設で販売中。天橋立観光に行かれた際は、ぜひここから手紙を出してみてください♬

■■INFORMATION■■
パワスポ・ポスト 
京都府宮津市大垣(天橋立ケーブルカー府中駅前)
丹後海陸交バス「天橋立ケーブル下」からすぐ

 

亡き大切な人やペットに想いを届ける緑色のポスト

【舞鶴市】大聖寺の「緑のポスト」

真言宗醍醐派の大聖寺には全国各地から年間数百通の手紙が投函される緑色のポストがあります。こちらは、亡くなった人やペットに宛てた手紙を扱う特別なポストなんです。

もともとは特定郵便局を営む檀家さんにより寄進された赤い円柱型のポストでしたが、本物の郵便ポストと誤解されないように緑色に塗装し直し、賽銭箱として使っていました。そんなある日、亡くなった我が子へ宛てた手紙が入っていました。その手紙を見て心を打たれたご住職が、故人のもとに手紙が届くことを祈りながら、手紙を焚き上げて供養したことが、緑のポストのはじまりでした。

緑のポストに投函した手紙は、未開封のままお寺で保管

緑のポストに投函する手紙は、切手は不要。供養代として、お賽銭(お供え)と一緒に投函しましょう。(※供養代は手紙とは別の封筒に入れて投函)
事前に書いた手紙の投函はいつでも自由に可能ですが、心落ち着くお寺の本坊でじっくりと手紙を書いてみたい方は、必ず事前にお電話でお問い合わせください。遠方の方はお寺に郵送することもできるのが嬉しいですね。

また、参拝者が想いを書き綴った「一言ノート」は玄関受付に置かれています。目を通して励まされる参拝者もおられるそうなので、こちらも要チェックです。(※要事前連絡)

手紙は年に2回、春と秋の彼岸頃にお焚き上げをして供養。お焚き上げに参加すると、自分の書いた手紙が亡き人へと配達されてゆくところ(お焚き上げ)を見届けることもできるそう。お焚き上げの後は、お茶とお菓子の振る舞いがあり、参加者の交流会も行われています。

■■INFORMATION■■
大聖寺
0773-62-5345
※お寺で手紙を書きたい方は事前に電話連絡が必要
京都府舞鶴市北吸970
境内自由

1年後、3年後、5年後の自分や大切な人に想いを届ける

【京丹後市】稲葉本家の「時空を超えるポスト」

明治の納税者番付1位の大豪商・稲葉本家は、織田信長に属した美濃の稲葉一鉄の末裔といわれ、糀(こうじ)製造業と海運業で栄えた後、久美浜をはじめ周辺地域の発展に貢献したと伝わっている名家です。
こちらでは文化財にも指定されている立派な建物や庭園を見学できるほか、同家名物の「ぼた餅」、丹後名物の「ばら寿司」もいただける喫茶コーナも。そのほか、陶芸やお香など体験工房も充実しています。

さらに、ここ稲葉本家で観光客から好評を得ているのが、「時空を超えるポスト」です。ロマンチックなネーミングが素敵なこちらのポスト、なんと投函口が3つ!1年後、3年後、5年後・・・と分かれていて、ちょっぴり近い未来の自分や大切な人にハガキが送れるというもの。もちろん、年数は選ぶことができます。

時空を超えるポストに投函されたハガキはいったん稲葉本家で預かり、1年後、3年後、5年後の正月に届くように稲葉本家のスタッフさんが郵送してくれます。

趣ある陶器のポストは、歴史ゆかしい稲葉本家の佇まいにピッタリの雰囲気。実はこちら、体験工房の陶芸家・阪井義彦さんが「稲葉本家でたくさん思い出作りをして楽しんでほしい」という思いから、観光客を喜ばせる目的でつくったもの。
稲葉本家が描かれた専用のハガキ「時空を超える絵葉書」(切手代を含めて1枚300円、全10種類)で、今の想いを未来へ届けてみませんか。

■■INFORMATION■■
豪商稲葉家本家
0772-82-2356
京都府京丹後市久美浜町3102
9:00~16:00
入場無料
水曜休館(祝日の場合は翌日)

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