
いよいよ紅葉が見ごろになってきましたね。お出かけの予定は決まりましたか? せっかく紅葉を見に行くなら、現地のスイーツも味わってみてはいかがでしょう。
今回は京都の紅葉名所と、現地へ行くなら一緒に味わいたいスイーツをご紹介。ぜひきれいな秋景色とともに絶品スイーツを楽しんでください。
※記事中の情報・金額はすべて2025年11月時点・税込表記です。
秋の京丹後で紅葉ドライブ&栗スイーツ
【京丹後市】宗雲寺×Reception Garden

画像提供:京丹後市観光公社
京都府北部の京丹後市久美浜町にある宗雲寺(そううんじ)。京都府名勝庭園に指定されている池泉鑑賞式庭園や本堂、方丈などを含む景色が、お庭好きの間では高く評価されています。目の高さから眺めるもよし、高台に登って上から全景を眺めるもよしと、どこから見ても美しい構図が見られる隠れた紅葉名所です。

画像提供:HOLIDAY HOME
宗雲寺から車で約10分、久美浜湾に隣接するかぶと山公園の中に立つのがカフェダイニング「レセプションガーデン」です。こちらは「暮らすように泊まる」がコンセプトのホテル「HOLIDAY HOME」内にあり、宿泊客以外の人も利用することができますよ。
「栗のプレート」(1,540円)には、こっくりと深く濃厚な栗を使用。モンブランの中にはエスプレッソのアイスが隠れていて、ほろ苦さがちょうどいいアクセントになっています(ドリンクセットは1,870円)。こちらは11月30日までの販売ですのでお早めに。

画像提供:HOLIDAY HOME
お店があるかぶと山公園周辺もきれいな秋景色が広がります。京丹後で秋のドライブを楽しんでみてはいかがでしょう。
■■INFORMATION■■
宗雲寺
場所:京丹後市久美浜町新町1268
電話:0772-82-0274
時間:拝観自由
料金:無料
レセプションガーデン
場所:京丹後市久美浜町向磯2575
電話:0772-83-3131
時間:11時30分〜21時(LO20時) 、ランチは15時LO、カフェは18時CLOSE。※18時以降は予約制
休み:無休
HP: https://holidayhome.co.jp/
里山に広がる紅葉のパノラマを眺めながらいただくスイーツ
【南丹市】美山かやぶきの里×カフェ・ギャラリー 彩花

画像提供:一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会
京都府中部にある南丹市美山町、由良川の北側に位置する北地区には、39棟のかやぶきの建物が軒を連ねる「かやぶきの里」があります。山並みや田畑を含めたその景色は、日本の原風景を色濃く残す集落として、1993(平成5年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
11月上旬~下旬には、里山の原風景がオレンジや黄色の紅葉に彩られます。

画像提供:一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会
このかやぶきの里の中にある「カフェ・ギャラリー 彩花(さいか)」では、美山の食材を使った自家製スイーツやドリンクがいただけます。
「きび工房のお団子セット」(750円)は、きびとお米、よもぎの三色のお団子と、美山牛乳入りソフトクリームを乗せたコーヒーゼリー、蕎麦菓子(もしくはおかき)など和スイーツがそろいます。
ちゃぶ台や格子ガラス、縁側など昔懐かしい雰囲気の中でくつろいでみてください。
■■INFORMATION■■
南丹市美山観光まちづくり協会
場所:南丹市美山町安掛下23 京都丹波高原国定公園ビジターセンター内
電話:0771-75-9030(一般社団法人 南丹市美山観光まちづくり協会)
休み:水曜
HP:miyamanavi.com
カフェ・ギャラリー 彩花
場所:南丹市美山町北下牧6
電話:0771-77-9038
時間:10:00~17:00(LO16:30)
休み:火曜日
HP: https://kayabukinosato.jp/eat/
紅葉庭園を散策して和菓子で一服
【長岡京市】長岡天満宮×喜久春天神店

画像:フォトAC
阪急長岡天神駅から徒歩10分の所にある「長岡天満宮」では、秋にも楽しんでもらえるようにと、境内の「錦景苑」にモミジを植え、今では約100本のモミジが彩る紅葉庭園となっています。
特に、「四阿(あずまや)」からの眺めがフォトジェニック!紅葉に滝が覆い尽くされているかのような光景が見られますよ。

画像提供:喜久春
長岡天満宮の境内には「喜久春 天神店」があります。こちらの看板商品は「竹の子最中」(200円)。大きく柔らかな京都産のたけのこを使用し、短冊状にカットしたものを三日三晩かけて甘露煮に。これを上品な甘さの餡でくるんで香り豊かな最中種で挟めば竹の子最中の完成です。

画像提供:喜久春
竹の子最中は大納言、京柚子、白小豆の3種類あり、3種セットの「ほりたてさん」(780円)は京都市立芸術大学の学生とコラボしたパッケージ!ぜひ参拝後の小休憩にご賞味あれ。
■■INFORMATION■■
長岡天満宮
場所:長岡京市天神2-15-13
電話:075-951-1025
時間:境内自由
料金:無料
HP: http://www.nagaokatenmangu.or.jp/
喜久春天神店
場所:長岡京市天神2-15-13(長岡天満宮境内)
電話:075-955-8016
時間:10:00~16:00
営業日:土・日曜、祝日※春と秋の観光シーズンは連日営業あり
HP: https://kikuharu.com/
源氏物語の世界に浸る秋の贅沢
【宇治市】宇治市源氏物語ミュージアム×雲上茶寮

画像提供:宇治市源氏物語ミュージアム
源氏物語の世界を体験できる「宇治市源氏物語ミュージアム」では、雅さを感じられる紅葉も楽しめますよ。入口に向かう小路ではカエデが真っ赤に紅葉し、のんびり歩くだけでも癒されます。池に映り込んだ紅葉を眺めていると、平安貴族の気分になれるかも?

画像提供:雲上茶寮
宇治市源氏物語ミュージアムの館内にある「雲上茶寮」では、本格的な宇治茶や源氏物語の世界へと誘ってくれるオリジナルスイーツをいただくことができます。
秋限定のメニューには「庭園パフェ – 栗の洲浜 –」(1,650円・写真手前)が登場。一番上には栗の山や甘納豆をあしらい、ガラスの地層部分には自家製のほうじ茶ジェラートやほうじ茶シフォン、季節の栗などを詰め込んだ逸品。まさに秋の庭園のような美しさが楽しめます。さらに、ミニサイズバージョンの「ミニパフェ – 秋の洲浜 –」(990円・写真奥)も。
展示とカフェの両方で優美な世界観を堪能してみてはいかがでしょう。
■■INFORMATION■■
宇治市源氏物語ミュージアム
場所:宇治市宇治東内45-26
電話:0774-39-9300
時間:9:00~17:00(16:30受付終了)
休み:月曜(祝日の場合はその翌日休館)、年末年始
料金:大人600円、小人300円
HP: https://www.city.uji.kyoto.jp/site/genji/
雲上茶寮
場所:宇治市宇治東内45-26 源氏物語ミュージアム内
電話:0774-34-0466
時間:9:00~17:00(16:30LO)
休み:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日が振替休業日)
HP:https://www.unjosaryo.com/
小堀遠州作の庭園と上林春松のスイーツを堪能
【京都市】高台寺×Salon de KANBAYASHI上林春松本店

画像:フォトAC
豊臣秀吉の正室・ねねが秀吉を弔うために建立した「高台寺」。小堀遠州作の高台寺庭園では、約1,000本のモミジが色づく景色を楽しめます。特に臥龍池の水面に映る紅葉は得も言われぬ美しさ。10月24日~12月14日には秋の特別拝観(9:00~22:00)が行われています。昼と夜、両方の紅葉を満喫してみてはいかがでしょう。

画像提供:Salon de KANBAYASHI 上林春松本店
高台寺から徒歩5分、宇治の老舗茶舗「上林春松本店」がAKAGANE RESORT KYOTO HIGASHIYAMA 1925とコラボしたカフェ「Salon de KANBAYASHI 上林春松本店」では、日本茶を気軽に楽しみながら本格的なスイーツがいただけます。
五段重アフタヌーンティー「実りの京KASANE」(4,800 円)は、秋のシーズナルメニュー。実りの秋をテーマに栗、南瓜など季節の食材をふんだんに使用しています。八坂の塔をイメージした五段のお重に季節のスイーツやセイボリー(※)を彩ったひと品です。12/1からは冬仕様に変わります。
※セイボリー…アフタヌーンティーなどで用いられる甘くない塩気のある食べ物

画像提供:Salon de KANBAYASHI 上林春松本店
また、赤葡萄やピオーネ、シャインマスカットを贅沢に使った「葡萄と煎茶のヴィオレパフェ」(単品1,500円、ドリンクセット2,000円)もおすすめ。どちらも11月30日までのメニューです。
店内は大正モダンのレトロな装いになっていて、窓からは色づいた庭の木々も楽しめます。紅葉尽くしのひとときをご堪能あれ。
■■INFORMATION■■
高台寺
場所:京都市東山区高台寺下河原町526番地
電話:075-561-9966
時間:9:00〜17:30 (17:00受付終了)
料金:600円(掌美術館を含む)
HP: https://www.kodaiji.com/
Salon de KANBAYASHI 上林春松本店
場所:京都市東山区下河原通高台寺塔之前上ル金園町400-1(アカガネリゾート内)
電話:0120-210-189 (VMGレストラン総合窓口 受付11:00〜20:00)
時間:11:30~17:00
休み:火曜、土・日曜・祝日不定休
HP: https://www.salondekanbayashi.com/




