
画像提供:京丹後市観光公社
ゆったりとした時間の流れを満喫する京都チル旅、今回は海の京都「京丹後市」編です!
京都府北部に位置し、大自然が広がる京丹後市は、移動中の景観も楽しめるのがポイント。時間にとらわれず、のんびり気ままな“チルい”旅をしてみませんか?
海を眺めながらのランチや動物とのふれあい、夕日を眺めながら写真を撮ったり、温泉でリフレッシュしたりと、詰め込みすぎないのもたまにはいいですよね。
※記事中の情報・金額はすべて2025年8月時点・税込表記です。
※本記事では、車での移動を想定しています。
海を眺める絶景テラスでランチ
間人テラス My Sunshine

画像提供:寿海亭
まずは京丹後市の海沿いの道から丘を上がった先にある「間人テラス My Sunshine」へ。
こちらは1日8組限定のお宿「寿海亭」が運営するカフェなんです。高台にあるテラス席からの眺めは抜群!まるで絵にかいたような素敵なテラスはウエディングパーティーにも利用できるのだそう。

画像提供:寿海亭
また、テラス右手には「TAIZA」のモニュメントが。ぜひ記念に1枚撮ってみてください。

画像提供:寿海亭
おすすめメニューは京丹後の海鮮を使った「シーフードピザB」(1,760円)。ふわモチの生地の上には、目の前の海で獲れたプリプリのイカやエビ、地元名産のサバのヘシコ(サバの糠漬け)に、宮津市の竹中罐詰のオイルサーディンがトッピングされ、海の香りを堪能できます。

画像提供:寿海亭
ほかにも「バターチキンカレー」(950円)や、カラフルな「ソーダフルーティー」(全5種 各660円/写真)などもそろいます。
旅のスタートに、京丹後の海の絶景を目に焼き付けてみてはいかがでしょう。
■■INFORMATION■■
間人テラス My Sunshine
電話:0772-75-0168
場所:京丹後市丹後町間人5501
時間:11:30~14:00
休み:月~金曜(土日・祝日に営業)
HP:https://zyukaitei.myshopify.com/
Instagram:https://www.instagram.com/taizaterracemysunshine/?hl=ja
西日本最大級の道の駅でまったりフリータイム
丹後王国「食のみやこ」

画像提供:丹後王国『食のみやこ』
「間人テラス My Sunshine」から車で約15分、「丹後王国『食のみやこ』」ではショッピングや自然・動物とのふれあいを楽しめます。
写真はヤギやヒツジにエサやり体験(200円~)ができる「小さな動物園」。エサをあげる時は専用のスコップやトングを使うので慣れていない人でも安心して体験できますよ。
さらに、園内にはリクガメも!ゆっくりのんびり歩く姿は見ているだけで癒されます。

画像提供:丹後王国『食のみやこ』
ショップ「丹後匠庵」では、丹後の名産品や地酒などがそろいます。
中でもおすすめは、丹後に伝わる7人のお姫様「丹後七姫」が描かれた「Tango Kingdam Beer®」です。世界のビール審査会で、累計10回以上の受賞を誇る高品質で飲みやすい味わいが特徴です。
ドライバーは飲めないので、旅のお土産としてゲットして、お家で楽しんでくださいね。
丹後七姫ゆかりの地を紹介した記事はこちら↓
丹後王国「食のみやこ」を詳しく紹介した記事はこちら↓
■■INFORMATION■■
丹後王国『食のみやこ』
電話:0772-66-3081
場所:京丹後市弥栄町鳥取123
時間:平日9:00~17:00/土日祝9:00〜21:00 (17:00以降はレストランのみ営業)
休み:火曜(園内全施設・店舗 休業)※休園日は季節により異なり、予告なく変更になる場合あり、最新のお知らせ要確認
HP:https://tangooukoku.com
丹後王国こだわり市場:https://tango-kingdom-onlineshop.com/
美しい夕日と海岸をパシャリ
ビーチブランコゆらり

画像提供:京丹後市観光公社
夕日公園から海岸道路を下ったところにある夕日ヶ浦海岸。ここに設置されているのが、ビーチブランコ「ゆらり」です。
高さ5メートル、幅約4メートル、流木などで作られた木製ブランコで、2017年の春に初めて設置されたところ、インスタグラムなどのSNSを中心に人気沸騰!

画像提供:京丹後市観光公社
なかでも夕暮れ時に撮影すると、まるで絵画のような写真になるとあって、全国各地から観光客が訪れているのだそう。混雑時は並んで待つこともあるので、時間に余裕をもって海の景色を見ながら楽しみましょう♪
■■INFORMATION■■
ビーチブランコ「ゆらり」
電話:0772-72-6070(京丹後市観光公社8:30~17:15)
場所:京丹後市網野町浜詰
HP:https://www.kyotango.gr.jp/sightseeing/28884/
温泉&レトロ空間でリフレッシュ
リブマックスリゾート夕日ヶ浦木津温泉

画像提供:リブマックスリゾート夕日ヶ浦木津温泉
創業約90年の老舗「丹後の湯宿 ゑびすや」が、2024年に「リブマックスリゾート夕日ヶ浦木津温泉」としてリニューアル! こちらでは、奈良時代から続く、京都最古の温泉といわれる木津温泉(きつおんせん)の湯を使っています。
この温泉は「しらさぎ温泉」とも呼ばれ、今から1250年ほど前の奈良時代に、僧侶 行基がこの温泉でシラサギが傷を癒しているのを見たという伝承が残っています。

画像提供:リブマックスリゾート夕日ヶ浦木津温泉
また、本館は築100年を超え、とりわけ大正館はレトロでノスタルジックな雰囲気が漂います。
ロビーは白とこげ茶色で統一された落ち着いた設えに、さりげないステンドグラスがよく映えます。ちなみに、大正館にはいたるところにステンドグラスが使われているので、ぜひ探してみてください。

画像提供:リブマックスリゾート夕日ヶ浦木津温泉
さらに、この大正館は、文豪・松本清張の『Dの複合』に登場します。清張はこの作品を執筆するにあたり、1965年6月から約2か月間、こちらに逗留していたのだそう。作中では「浦島館」という名前で登場していますが、これは大正館の玄関が龍宮城に似ているところから名づけられたのだとか。清張が使っていた部屋は「清張の書斎」として、一般公開されています。
レトロな雰囲気とあわせて、文豪が眺めた景色も楽しんでみてください。
■■INFORMATION■■
リブマックスリゾート夕日ヶ浦木津温泉
電話:0772-74-0025
場所:京丹後市網野町木津196-2
HP:https://www.livemax-resort.com/kyoto/yuhigaura_kitsuonsen/
大自然の絶景とともに朝活を
霧降りの滝

画像提供:京丹後市観光公社
ホテルから車で約15分、網野町新庄の山あいにある「霧降り(きりふり)の滝」で朝から癒されてみませんか?
こちらの滝は幅約4メートル、落差約21メートルあり、流れ落ちる水が岩肌に当たり、水しぶきが霧のように見えることからこの名がつきました。滝の美しさから市指定文化財に指定されています。また、ゴツゴツとした岩の斜面には不動明王が線刻されています。
この滝へは車で山道入口まで行き、そこから10分ほど歩きます。ぜひ動きやすい服装で訪れてみてください。
※駐車場へ向かう道は道幅が狭く、離合困難な場所があります。
※丹鉄「網野駅」構内にレンタサイクル(有料・水、木曜定休)あり。網野駅から自転車で約20分。
■■INFORMATION■■
霧降りの滝
電話:0772-72-6070(京丹後市観光公社8:30~17:15)
場所:京丹後市網野町新庄
HP:https://www.kyotango.gr.jp/sightseeing/743/