
今年の冬休み、お出かけのご予定はお決まりですか? 京都には温泉や冬ならではの景色を楽しめる場所、感動の体験スポットなど、寒い季節にこそ楽しみたいスポットがたくさんあります。
今回は、ぜひ現地へ行ってみたくなる、冬の京都のお出かけスポットをご紹介します。
※記事中の情報・金額はすべて2025年12月時点・税込表記です
海の京都エリアでちょっと特別な列車の旅
【海の京都】観光列車・丹後あかまつ号

画像提供:WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
天橋立と西舞鶴を結ぶ京都丹後鉄道の「丹後あかまつ号」は、“カフェ列車”として人気を集める観光列車です。沿線には白い巨石と海のコントラストが美しい奈具海岸や、海の上を渡る由良川橋梁といった絶景スポットが続き、カフェ気分を味わいながらゆったりと海の京都の列車旅を楽しめます。

画像提供:WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
車内は木目調のインテリアでぬくもりに包まれ、ソファ席やカウンター席などさまざまなタイプの座席が並ぶ落ち着いた空間。
ここでは、日本全国にファンを持つ「日光珈琲」と、丹鉄沿線の食の魅力を知り尽くす「城崎スイーツ」が手がけた「城崎珈琲焙煎所」による丹鉄珈琲オリジナルブレンド(ホット/400円)を味わえるほか、「丹後七姫サイダー」(300円)といったご当地ドリンクや地ビール、スイーツ、おつまみもスタンバイ。流れる車窓の風景を眺めながら、ここでしか楽しめない特別なカフェタイムを過ごすことができますよ。
さらに、車内ではお土産におすすめの「丹鉄オリジナルグッズ」も販売もしているので、ぜひこちらもチェックしてくださいね。
丹後あかまつ号は運賃と乗車整理券800円で乗れる完全予約制の観光列車となっているので、詳しくは公式HPをご確認くださいね。
また、丹鉄には予約不要で普通運賃のみで気軽に利用できる観光列車「丹後あおまつ号」や、レストラン列車「丹後くろまつ号」(2025年12月22日〜2026年3月12日期間は点検のため運休)などもあるので、旅のスタイルに合わせて乗り比べてみてくださいね。
■■INFORMATION■■
京都丹後鉄道(WILLER TRAINS株式会社)
電話:0772−25−2323
時間:平日9:00〜18:00
運行日:「丹後あかまつ号」火・水曜日 ※最新情報は公式HPをご確認ください。
アクセス: 京都丹後鉄道・西舞鶴駅→京都駅からJR山陰本線/嵯峨野線の特急で約1時間20分 京都丹後鉄道・天橋立駅→京都駅からJR山陰本線/嵯峨野線の特急で約2時間
雪化粧に覆われた幻雪の飛龍観
【宮津市】天橋立ビューランド

画像提供:天橋立観光協会
文珠山の山頂にある「天橋立ビューランド」は、松島と宮島にならぶ日本三景のひとつ・天橋立を南側から一望できる展望遊園地です。ここからみる天橋立は「飛龍観(ひりゅうかん)」と呼ばれ、年に数回、冬の寒い朝に全長約3.6キロの松並木の凍った松葉に雪が積もり、真っ白な雪化粧に覆われた絶景を見ることができます。
日が昇り暖かくなると松葉の雪が溶けてしまうため、「幻雪の飛龍観」とも呼ばれているんですよ。また、雪景色を楽しめるリフトや股のぞきも冬季ならでは!
体が冷えたら園内の展望レストランや近隣の智恵の湯でほっこりと過ごしてくださいね。
■■INFORMATION■■
天橋立ビューランド
宮津市字文珠
電話:0772-22-1000
時間:季節によって変動あり
料金:大人(中学生以上)1,000円、小人500円、未就学児は大人一人につき1名無料
休み:年中無休
アクセス:京都駅からJR山陰本線/嵯峨野線の特急電車で約2時間、京都丹後鉄道・天橋立駅から徒歩約5分
遊びも癒しも満喫!レジャー&スパリゾート
【南丹市】ASOBIYUKU 京都るり渓温泉

画像提供: ASOBIYUKU 京都るり渓温泉
「ASOBIYUKU 京都るり渓温泉」は、“遊ぶ・泊まる・癒す・食べる”が揃ったレジャー&スパリゾートです。広大な敷地は4つのエリアに分かれ、日帰りから滞在まで、友人やカップルでも1日中楽しめます。
冬に嬉しい「SPA AREA」は、国内有数のラジウム含有量を誇る天然温泉をはじめ、水着で入れる男女混浴の水着温泉、約40度〜60度の温度の異なる3タイプの岩盤浴などが充実!免疫力アップや美肌効果が期待できる酵素風呂や、約2万冊の本に浸れるランタンテラスもあり、心身ともにのんびりと過ごすことができますよ。

画像提供:ASOBIYUKU 京都るり渓温泉
遊びも楽しみたいなら「RIVER SIDE」にある「WOODMAN LOUNGE」がおすすめ。お酒と一緒にダーツやビリヤードが楽しめる大人の遊び場です。
外で思いきり過ごしたい方には「LEISURE AREA」へ。バーベキューやバギー体験、季節を通して楽しめるイルミネーションなど、自然の中で非日常を満喫できますよ。
さらに「GRAX AREA」には旅館からグランピングまで宿泊施設も充実。「1日じゃ足りない!」と思えるほど、遊びと癒しが詰まった冬休みにぴったりのスポットです。
■■INFORMATION■■
ASOBIYUKU 京都るり渓温泉
南丹市園部町大河内広谷1-14
電話:0771-65-5001
時間:9:00〜21:00
料金:施設により異なる。※詳しくは公式HPをご確認ください。
休み:無休
アクセス:京都駅からJR山陰本線/嵯峨野線で約45分、JR園部駅から直行バスで約30分
チームラボが手がける国内最大の常設ミュージアム
【京都市】チームラボ バイオヴォルテックス 京都

画像提供:チームラボ《質量も形もない彫刻》©チームラボ
今年の10月、京都駅からほど近い場所にオープンした「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」は、世界的に活躍するアート集団「チームラボ」が手がける、国内最大の常設ミュージアムです。総延べ面積約1万平方メートルの館内には50以上の作品群が展示され、巡るごとに驚きと感動の出会いが楽しめます。
なかでも注目の《質量も形もない彫刻》は「環境が現象を生み、その現象が存在を創る」という環境現象をコンセプトにした日本初公開となる作品。
泡の海から生まれた巨大な彫刻が浮遊する空間に足を踏み入れると、来場者の存在を取り込んだ泡の彫刻が自由に形を変えながら漂う、幻想的な世界が広がります。

画像提供:チームラボ《あおむしハウスの高速回転跳ね球》©チームラボ
さらに身体を動かしながら立体思考を身につける「運動の森」や、他者との共同で作品世界を創り上げる「学ぶ!未来の遊園地」など、教育的なテーマを持つ作品群も充実。
子どもから大人までデジタルテクノロジーを使ったアートの世界に没入体験できる大注目のスポットです!
チケットは事前購入が必要になるので、詳しくは公式HPをご確認ください。
■■INFORMATION■■
チームラボ バイオヴォルテックス 京都
京都市南区東九条東岩本町21-5
時間:9:00〜21:00(最終入館は19:30)※開館時間が変更になる場合あり。詳しくは公式HPをご確認ください。
料金:大人(18歳以上)3,400円〜、中・高校生(13〜17歳)2,800円、小人(4〜12歳)1,800円、3歳以下無料 ※料金は入場日時によって異なります。
休み:不定休 ※詳しくは公式HPをご確認ください。
アクセス:京都駅(八条口)から徒歩で約7分
手ぶらで楽しめる♪梅小路公園に冬限定スケートリンク登場!
【京都市】VIVA SQUARE KYOTO アイススケートパーク

画像提供:株式会社ビバ
京都駅から電車で1駅、梅小路公園内にある「VIVA SQUARE KYOTO(ビバ スクエア キョウト)」では、2026年2月23日までの期間限定で、屋外アイススケートパークがオープンしています。
青空の下はもちろん、ライトアップされた幻想的な夜景の中で滑るスケートは、まさに冬ならではの遊びにぴったり!レンタル靴や手袋もそろっているので、手ぶらでふらっと立ち寄れるのも魅力です。

画像提供:株式会社ビバ
小さなお子さんでも安心して滑れる補助機の貸し出しもあり、親子で一緒に楽しめる環境が整っています。さらに、初心者に嬉しいワンコインで滑り方のコツが学べるワンポイントレッスンや、親子で参加できる1DAYスケート教室、大人も子どもも挑戦できる月3回のスケート教室も開催。冬の習い事としてもぴったりのスポットです。
■■INFORMATION■■
VIVA SQUARE KYOTO アイススケートパーク
京都市下京区観喜寺町 梅小路公園内
期間:2026年2月23日まで
電話:075-343-7778
時間:平日14:00〜20:00、土・日・祝・12月25日~1月6日 10:00〜20:00 ※ライトアップは16:30〜
料金:大人1,500円、小人1,100円 ※貸靴は別途、1足500円
休み:1月1日
アクセス:京都駅から徒歩約15分/JR嵯峨野線・梅小路京都西駅下車すぐ
子どもの感性を育む!住まいや暮らしをテーマにした体験型施設
【木津川市】JUNOPARK

画像提供: 積水ハウス株式会社
今年8月にオープンしたJUNOPARK(ジュノパーク)は、大手住宅メーカー・積水ハウスが手がける住育エデュテイメント施設です。
「子どもたちの感性を育む」をテーマに、“学び”と“楽しさ”を融合させた多彩なアクティビティを展開。子どもたちが“好きなこと”や“大切にしたいこと”を発見できる場所として、注目を集めています。
1階のパブリックエリアは、誰でも無料で利用できるオープンスペース。11のテーマに分けた約1,000冊の本が揃うライブラリーや、毎朝店内で仕込むドーナツやスイーツを楽しめるカフェのほか、レストランやショップも充実しており、気軽に立ち寄れる心地よい空間が広がっています。

画像提供: 積水ハウス株式会社
2階から4階の体験エリア(有料)では、デザイン・構造・ユニバーサルデザイン・住環境・資源循環・自然環境の6つのテーマに沿った学びのプログラムが充実。50色以上・200種類以上の素材を組み合わせて理想の部屋をつくる「マイルーム大改造」や、チームで協力してタワーを建てる「2メートルタワー建築」、実際に触れて楽しむことができる体験ギャラリーなど、住まいや暮らしをテーマに、楽しみながら自分の“好き”や“大切”に出会える体験ができます。
チケットは事前購入が必須になるので、詳しくは公式HPをご確認ください。
■■INFORMATION■■
JUNOPARK
木津川市兜台6-6-4
時間:9:30〜17:00、カフェ 9:00〜17:45、レストラン 11:30〜14:30
料金:体験エリア 大人1,000円、小人(小・中学生)500円 ※体験アクティビティは、館内で発券できるアクティビティパスが必要です。
休み:水曜日(祝日、春・夏休みなどの長期連休期間を除く)、年末年始、その他施設の定める日
アクセス:京都駅から近鉄・高の原駅まで急行で約35分、高の原駅から徒歩約15分



