もうすぐ夏休み!みなさん、お出かけの予定は決まりましたか? 今回は夏の京都で注目のおでかけスポットをご紹介します。
クラゲや風鈴、かざぐるまなど涼を感じるものから、夏に欠かせないビールの工場見学、家族で楽しめるレジャースポットなど盛りだくさん! 夏の思い出にぜひお出かけください。
※記事中の情報・金額はすべて2025年7月時点・税込表記です。
恒例のクラゲイベントで涼を満喫
【京都市】京都水族館

画像提供:京都水族館
京都駅からほど近い「京都水族館」の館内は10のエリアで分けられており、約250種、約1万5,000点のいきものを展示しています。京都の海や川を再現したエリアや、愛らしいアザラシやペンギンなど見所がいっぱいです。
こちらではただいま「くらげと傘と風鈴と」を開催中!(~9月30日)
今年で5年目を迎えるこのイベントでは、キャノンボールジェリーフィッシュやミズクラゲなど、水族館で飼育しているクラゲの中から24種を再現した「クラゲ風鈴」を約170個展示しています。

画像提供:京都水族館
クラゲ風鈴は新潟県のガラス専門店「TAKU GLASS」が制作し、飼育スタッフの監修の下、色や形、柄などを繊細に表現しています。
また、クラゲ風鈴には一般の方から募集したクラゲへの愛や観察した感想などを川柳にして吊るしています。風鈴とともに、ハイセンスな川柳もお楽しみください。

画像提供:京都水族館
さらに、2階テラスにはクラゲ京和傘が登場。こちらの京和傘は「日吉屋」が手掛けており、水族館で飼育している18種のクラゲを水墨画で描いています。ダイナミックかつ繊細な筆運びに思わずうっとり。
また、18時以降には風鈴と京和傘のライトアップも行われます。昼間の太陽光に輝く姿と、夜の幻想的な光の演出の両方を楽しんでみてください。
■INFORMAITION■
京都水族館
場所:京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
電話:075-354-3130(営業時間内)
時間:日により異なるためHPをチェック、受付は閉館の1時間前まで
料金:大人(大学生を含む)2,400円、高校生1,800円、中・小学生1,200円、幼児(3才以上)800円
休み:無休 ※施設点検、気象状況などで臨時休業をする場合あり
HP:https://www.kyoto-aquarium.com/index.html
工場見学で夏のビールがもっとおいしく感じるかも♪
【長岡京市】サントリー〈天然水のビール工場〉京都

画像提供:サントリー〈天然水のビール工場〉京都
ビールの約9割を占める“水”にこだわりぬいたサントリーが、良質な天然水を求めた結果、1969年に長岡京市に開設したのが「サントリー〈天然水のビール工場〉京都」です。
こちらでは、予約をすればザ・プレミアム・モルツ(プレモル)の製造ラインを見学することができますよ。

画像提供:サントリー〈天然水のビール工場〉京都
2025年春に「つくり手の情熱」をテーマにリニューアルされ、製造工程の各所でつくり手たちが等身大のパネル映像で登場します。写真は麦汁に酵母を加えて発酵させる工程の説明シーン。壁一面に酵母が映し出されているのもお見逃しなく。

画像提供:サントリー〈天然水のビール工場〉京都
また、パッケージングから出荷までの様子を大きな3面スクリーンで投影。まるで工場の中で見ているかのような臨場感を味わえます。

画像提供:サントリー〈天然水のビール工場〉京都
見学後のお楽しみは何と言ってもプレモルの試飲!今回のリニューアルでは、泡にアートを施す「神泡アート」も新たに登場しました。絵柄は10種類の中から選べるので、みんなで見せ合って楽しめます。
お土産ショップでは工場直送のプレモルも購入できますよ。ビールのことを知ればもっとおいしくいただけるかも?
■INFORMAITION■
サントリー〈天然水のビール工場〉京都
場所:長岡京市調子3-1-1
電話:075-952-2020(受付時間9:30~17:00)
時間:9:30~17:00(ショップ / 11:00~16:45)
料金:参加費:1,000円※20歳未満は無料
休み:年末年始・工場休業日 (臨時休業あり)
HP:https://www.suntory.co.jp/factory/kyoto/
ノスタルジック&かわいいかざぐるまを眺めて
【綾部市】東光院

画像提供:東光院
JR綾部駅から車で10分ほどの所にある東光院は、開山約1350年の古刹です。7月19日(土)~8月31日(日)の期間は、約1,400個以上の風車を見ながら風鈴の音色が楽しめる「かざぐるまと風鈴祭り」が開催されます。(8月14〜16日は休み)
室内でも鑑賞できて、和の空間で飾られるかざぐるまは可愛らしくもあり、どこか懐かしい印象も。

画像提供:東光院
また、屋外ではかざぐるまで作る虹のトンネルが設置され、風が吹いて一斉に回る光景は見ごたえ抜群です。
風鈴祭り期間中は、風鈴とかざぐるまを描いた限定御朱印も授与されるので、イベントに合わせてお参りください。
■INFORMAITION■
東光院
場所:綾部市上延町堂ノ奥7
電話:0773-42-2432
時間:9:30〜16:30
料金:無料(風鈴会場は高校生以上300円・冷茶、お菓子付き)
HP:https://www.tambatokoin.com/
ひんやり冷たい池に入って無病息災を祈る
【京都市】下鴨神社

画像提供:下鴨神社
世界遺産・下鴨神社の夏の風物詩は「みたらし祭(みたらしまつり)」です。土用の丑の日にこの地の清水に足を付けると病気や脚気に罹らないと信仰されており、2025年は7月18日(金)~27日(日)の10日間で開催予定。
御手洗池に裸足で入る「みたらし祭」では、まず楼門内東側の受付にて献灯料(大人500円、中学生以下志納)を納めます。靴を脱いでロウソクを受け取り、池の中を進んでいきましょう。池の水はとっても冷たいので、すっきりと清められた気持ちになれますよ。(池の水位は膝下まであるのでお気を付けください)

画像提供:下鴨神社
池の中心部にある献灯台でロウソクに火をつけて献灯しましょう。その後、足を拭いて履物を整えたら御神水をいただいて終了です。
ちなみに“みたらし”と聞いてみたらし団子を連想する人も多いのでは。実はこの御手洗池の底から湧き出る水泡を表現したのがみたらし団子だといわれているのだそう。ぜひ池に入る際は観察してみてください。
■INFORMAITION■
下鴨神社
場所:京都市左京区下鴨泉川町59
電話:075-781-0010
時間:6:30~17:00(神事等により変更の場合有り)
料金:境内自由
HP:https://www.shimogamo-jinja.or.jp/
みんなで楽しめる!るり渓温泉が大リニューアル
【南丹市】ASOBIYUKU 京都るり渓温泉

画像提供:ASOBIYUKU 京都るり渓温泉
南丹市の人気温泉施設「京都るり渓温泉 for REST RESORT」が2025年4月に大規模リニューアル!「SPA AREA」「RIVER SIDE」が新たに加わり、子どもも大人も楽しめるエンタメ感たっぷりのスポットに。
まずは「SPA AREA」のるり湯から。大浴場や壺湯のほか、水着で入れる男女混浴の露天風呂(写真)、温水プールなど家族やグループで楽しめます。

画像提供:ASOBIYUKU 京都るり渓温泉
さらに「ランタンテラス」では2万冊の書籍が揃い、ソファや個室でゆったり過ごせます。絵本ルームもあるので子どもも一緒に楽しめますよ。
ほかにも酵素風呂や岩盤浴、スマホや本も持ち込めるひだまりの部屋など、各々でリラックスできるコンテンツが盛りだくさん。

画像提供:ASOBIYUKU 京都るり渓温泉
子ども向けのエリアも充実していますよ。「SPA AREA」には室内で遊べる4つのエリアが新設されました。写真左上は「あそキッズランド」。アスレチックやロングすべり台もあり、室内でも存分に体を動かせます。ほかにも砂遊びができる「あそサンドパーク」(写真左下)や、「おままごとハウス」「のりものランド」もありますよ。
また、外には「LEISURE AREA」があり、ふわふわドーム・ネットアスレチック(写真右下)や、バギー(写真右上)も。天気の心配をしなくても遊び場所に困ることはありません♪

画像提供:ASOBIYUKU 京都るり渓温泉
こちらは「RIVER SIDE」の「WOODMAN LOUNGE」。大人な雰囲気の中、ビリヤードや卓球、ダーツ、ボードゲームが楽しめます。もちろん子どもの利用もOK。アルコールからソフトドリンクまで揃うドリンクバーもあるので、カップルや友人、ファミリー層まででみんなで楽しめる空間になっています。
日帰り・宿泊のどちらでも満喫できる、生まれ変わったるり渓温泉で遊び尽くしてみてはいかがでしょう。
■INFORMAITION■
ASOBIYUKU 京都るり渓温泉
場所:南丹市園部町大河内広谷1-14
電話:0771-65-5001
時間:9:00〜21:00
料金: 施設によるのでHP要確認
休み:無休
HP:https://rurikei.jp/
動物と触れ合える農業公園でキュートなスイーツをいただく
【舞鶴市】ふるるファーム

画像提供:舞鶴ふるるファーム
“農と食の距離を近づける”をコンセプトとした農業公園「舞鶴ふるるファーム」は、地元食材を使った自然食のビュッフェレストランや動物たちとのふれあいが楽しめます。
2025年4月にお菓子工房がリニューアルして「ガーデンカフェふるるの丘」になりました。こちらでは地元産の素材を活かしたスイーツやドリンクがテイクアウトでいただけます。写真はかわいらしい動物クッキーに、ジェラート、フルーツやあんこなどをトッピングした「ふるるの丘ミニパフェ」(いちご/抹茶各550円)。

画像提供:舞鶴ふるるファーム
こちらは園内で触れ合えるウサギをモチーフにした「うさぎのキャロットケーキ」(350円)です。ほかにも丁寧に淹れたコーヒーや舞鶴いちごのいちごミルクなどドリンクメニューも豊富に揃います。
テイクアウトしたスイーツは園内の好きな場所で、自然いっぱいの景色を眺めながらいただきましょう♪

画像提供:舞鶴ふるるファーム
ほかにもポニーやヒツジ、ヤギ、ウサギと触れ合ったりエサやり体験(1袋100円)をしたりと、動物と一緒に過ごすこともできます。ヤギは5頭、ヒツジは10頭、なんとウサギは約30羽もいるのだとか!動物たちがかわいらしく走り回る様子を見ていると、癒されますよね。

画像提供:舞鶴ふるるファーム
また、「農村レストランふるる」は、舞鶴の名産「万願寺とうがらし」をはじめ、ふるるファームの畑や地元の農家さんが作った野菜のほか、地元の海産物を使った料理など100種類ほどの自然食メニューがいただけるビュッフェスタイルのレストランです(土日祝:大人2,700円、シニア(70歳以上)2,400円、小学生1,200円、幼児(4-6才)650円、3歳以下無料)。
たくさん遊んだ後はおいしいランチで満たされましょう♪
■INFORMAITION■
舞鶴ふるるファーム
場所:舞鶴市字瀬崎60番地
電話:0773-68-0233
時間:レストラン11:00~15:00(LO14:00)、ふるるマーケット9:00~16:00、ガーデンカフェふるるの丘10:00〜16:00
休み:火・第3木曜日
HP:https://fururufarm.com/
※コテージでの宿泊も予約受付中。詳しくはHPにて