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【2021】時代を超えて受け継がれるひな人形〜京都のひなまつり5選〜

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桃の節句の3月3日に女子の健やかな成長を願って行われるひなまつり。京都府下では、時代を超え、多くの人の手によって受け継がれてきたおひなさまを鑑賞できるひなまつりが、各地で開かれます。毎年KYOTOSIDEでも京都府下のひなまつりご紹介していますが、今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、下記ひなまつりの中止が決定しています。

■郡是(グンゼ)ひなまつり(綾部市)
■八幡まちかどひなまつり(八幡市)

また、開催が決定または開催中のひなまつりにおいても、例年開催の催しが中止になったりひな人形の展示のみ実施するところもあります。今年度は、こちらの記事を通じてかわいいおひなさまを愛でてくださいね♪

それでは、現在開催中、または開催予定のひなまつりを5つご紹介します。

各イベント会場においては、マスクの着用や手指消毒の徹底をお願いいたします。今後の新型コロナウイルス感染症の拡大状況を考慮し、イベント内容の変更または中止が発生する場合があります。詳しくは、各会場のHP等をご確認いただくか、お問い合わせください。

江戸時代中期の御殿雛などが並ぶ絢爛豪華なひな祭

京都・久美浜ひな祭@京丹後市(1月2日~4月4日まで)

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京丹後市久美浜町に春を告げる風物詩として知られているのが、府内で最も早い1月2日から行われている京都・久美浜ひな祭です。祭の中心となっている豪商 稲葉本家は、織田信長に属した美濃の稲葉一鉄の末裔といわれ、糀(こうじ)製造業と海運業で栄えた後、久美浜をはじめ周辺地域の発展に貢献したと伝わります。

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約700坪もの広大な敷地を誇る稲葉本家では、12代目当主の妻が嫁入り道具として持参し、その後代々受け継がれてきた江戸時代中期作の御殿雛(ごてんびな)や、地元の男性グループが竹を切り、女性グループが和紙やちりめんで作ったおひなさまを飾る竹雛などが展示されています。また、手作りの竹雛は数量限定で販売されています。

■■INFORMATION■■

京都・久美浜ひな祭り
期間:2021年1月2日(土)〜4月4日(日)
開催場所:稲葉本家を中心とした久美浜城下町の街並み
豪商稲葉本家:京丹後市久美浜町3102
参加費:無料
問い合わせ:0772−82−2356(豪商稲葉本家)

丹後ちりめん商家で大切に守られてきたおひなさま

旧尾藤家住宅/旧加悦町役場庁舎@与謝野町(2月27日~3月7日まで)

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丹後ちりめんの生産で知られる、京都府北部の与謝野町。ちりめん産業で近代化を図ったこの町には、明治・大正・昭和の建築物が立ち並ぶちりめん街道があります。毎年この季節には、商家で大切にされてきたおひなさまを歩いて見学できる「ちりめん街道ひなめぐり」が開催されていましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止が決定しました。

しかしながら、生糸ちりめん商家だった旧尾藤家住宅と2020年に修理を終え当時の姿を復元させた旧加悦町役場庁舎では、2月27日(土)~3月7日(日)にかけて、感染予防対策を行った上でおひなさまの展示が行われています。

旧尾藤家住宅では、第11代当主の尾藤庄蔵氏の妻と娘が所有し、その後も代々大切に保管されてきたおひなさまが一般公開。和洋折衷のモダンな空間に映えるおひなさまに、思わず見とれることでしょう。

また、与謝野町観光協会が入る旧加悦町役場庁舎では、ちりめん街道を守り育てる会が所有するおひなさまが展示。こちらも、各家で大切に守られてきたおひなさまを間近に見学できます。

■■INFORMATION■■

旧尾藤家住宅
ひな人形の展示:2月27日(土)~3月7日(日)
住所:与謝郡与謝野町字加悦1085
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料:大人440円、小中学生110円
アクセス:山陰近畿自動車道(宮津与謝道路)与謝天橋立I.C.より車で約10分、京都丹後鉄道与謝野駅よりタクシーで約10分
公式Facebook:https://www.facebook.com/chirimenkaidou.bitou/
公式twitter:https://twitter.com/kyu_bitouke
問い合わせ:0772-43-1166(旧尾藤家住宅)

旧加悦町役場庁舎
ひな人形の展示:2月27日(土)~3月7日(日)
住所:与謝郡与謝野町加悦1060
入館料:無料
開館時間:9:00~17:00
アクセス:山陰近畿自動車道(宮津与謝道路)与謝天橋立I.C.より車で約10分、京都丹後鉄道与謝野駅よりタクシーで約10分
問い合わせ:0772-43-0155(与謝野町観光協会)

屋外から眺める優美なおひなさま

みんなのひな祭りin綾部@綾部市(2月8日~3月7日)

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以前KYOTOSIDEでもあじさいと風鈴が素敵なお寺としてご紹介した綾部市の東光院。こちらで桃の節句に合わせて開催されるみんなのひな祭りin綾部は、今年で5回目を迎えます。同院の松井真海住職が檀家に呼びかけるなどして集めた女びな、男びなが巨大なひな壇に並ぶ姿が毎年注目を集めていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で今年度は規模を縮小。巨大なひな壇を設けない代わりに、屋外からズラリと並ぶおひなさまの姿を鑑賞することができます。(今年度に限り無料で見学可能)

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それぞれの家庭で代々大切に受け継がれてきたおひなさまはどれも表情が異なり、一つひとつじっくりと眺めるのも楽しいもの。

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また、東光院のひなまつりでは、この時期限定の御朱印をいただけます。さまざまな理由でお寺へ行くことができない人のために、インターネットからも申し込むことが可能です。詳しくは、東光院のHPをご確認ください。

■■INFORMATION■■

みんなのひな祭りin綾部
期間:2月8日(月)~3月7日(日)9:00~16:00
開催場所:東光院(綾部市上延町堂の奥7)
参加費:今年度に限り無料
アクセス
【自動車の場合】JR綾部駅から車で約10分(3.6km)※駐車場あり(台数に限りがあります)
【公共交通機関の場合】あやバス「上延町八反」から徒歩約13分(1km)
問い合わせ:東光院0773-42-2432/綾部市観光協会0773-42-9550

明智光秀ゆかりの城下町のひなまつり

亀山城下ひなまつり@亀岡市(3月1日~7日)

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昨年から今年にかけて話題となった明智光秀とゆかりの深い亀岡市。現在も亀山城址の近くには城下町が残り、往事の姿をしのぶことができます。この城下町一帯で開かれる亀山城下ひなまつりは、今年で第14回目を迎える亀岡市の春の風物詩。江戸時代や明治・大正時代のおひなさまが旧城下町一帯に飾られ、散策を楽しめます。

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MAPを見ながら華やかで愛らしいおひなさまを楽しむスタンプラリーのほか、7日(日)には、ひなまつりコンサートをはじめ、大人から子どもまで楽しめる企画が開催されます。また、無料で着物レンタルをして城下町を巡る好評企画・きものde町ぶら(受付:亀岡市総合福祉センター)も開催。サイズと数量に限りはありますが、着物で散策するとまた違った風情を楽しめるはず!ひなめぐりをしながら、春の城下町散策はいかがでしょうか?

■■INFORMATION■■

亀山城下ひなまつり
期間:3月1日(月) ~7日(日)
開催場所:亀岡市旧城下町一帯
参加費:無料
お問い合せ:0771-25-5033 (亀山城下ひなまつり実行委員会事務局)/0771-22-0691(JR亀岡駅観光案内所)

町家で楽しむかわいらしいおひなさま

ふれあいひなまつり@長岡京市・神足ふれあい町家(2月6日~3月7日)

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タケノコの産地として知られる、京都府南西部の長岡京市。西国街道に面して建つ築約170年の町家・旧石田家住宅は、伝統的な町家空間を楽しめる神足(こうたり)ふれあい町家として市民に親しまれています。

こちらでは、2008年から毎年この時期にふれあいひなまつりを開催しており、市民の方々から借り受けた明治~平成のひな人形の展示を無料で実施しています。

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今年は全部で11セットのおひなさまを展示。一番古いおひなさまは、なんと今から約140年以上も前の1879年(明治12)に制作されたものだそうです。また、布でできた野菜や動物などの人形を糸で吊り下げる、京都では希少なつるし雛を見学できるのも、こちらの会場ならではの特徴。大小種類も多彩な美しいおひなさまは、見学はもちろん、写真撮影も可能です!

■■INFORMATION■■
ふれあいひなまつり
期間: 2月6日(土)~3月7日(日) 10:00~17:00(開館時間:9:00~18:00)
開催場所:長岡京市立神足ふれあい町家(旧石田家住宅)
京都府長岡京市神足2丁目13-10
入場費:無料
お問い合せ:075-951-5175(神足ふれあい町家)

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