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早春に見頃を迎える京都府最大の梅林・青谷梅林へ行こう!

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f:id:kyotoside_writer:20190129120451j:plain梅の産地としても有名な城陽市の青谷(あおだに)
2月下旬~3月中旬にかけて約1万本の梅が見頃を迎え、青谷梅林は淡いピンク色に染まります。今回のKYOTOSIDEは京都府最大規模の梅林、「春は城陽から」と言われる梅の名所・青谷梅林をご紹介します。

青谷梅林は鎌倉時代からあった!?

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 青谷梅林の歴史は古く、鎌倉時代には後醍醐天皇の皇子・宗良(むねよし)親王が和歌で「風かよふ 綴喜の里の 梅が香を 空にへだつる 中垣ぞなき」と詠んでおり、そのころからすでに梅林があったことが分かります。
さらに、時代が明治に入ってからですが、衰退が進んでいた青谷梅林を何とかしようと地元の有力者たちが地元PR誌「青谷絶賞(あおだにぜっしょう)」を発行。近代文学を代表する田山花袋などの有名な文人が紀行文や歌に詠み、たちまち青谷梅林の名は日本全国に広がりました。

今でも続く生産梅林にも注目!

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青谷には今も「生産梅林」があり、梅の加工品もたくさん作られています。6月下旬から収穫が始まる幻の梅「城州白(じょうしゅうはく)」は、ほぼ青谷でしか栽培されていない希少な品種なのだそう。桃のような甘いフルーティーな香りと肌質で、肉厚なのが特徴です。そんな梅製品を販売するのは青谷梅工房さん。城州白のほかにも様々な品種の梅を扱っていますよ♪詳しくはコチラをCHECK↓
https://www.kyotoside.jp/entry/20180626

多彩なイベントが盛りだくさん!「梅まつり」に遊びに行こう

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毎年2月下旬~3月下旬に行われる青谷梅林の「梅まつり」。普段入ることのできない梅林の一部を開放して、梅干しや梅ジャムなどの販売や屋台などが出ます。期間中の土日はコンサートや紙芝居などの催しも開催されますよ♪
梅まつりについてはコチラもCHECK↓ 
https://www.kyotoside.jp/entry/20180216 

他にもさまざまなイベントが目白押しの青谷梅林。ぜひ日程をチェックして訪れてみてはいかがでしょうか。

■■INFORMATION■■
青谷梅林
場所:城陽市中中山
問い合わせ:0774-56-4029(城陽市観光協会)
アクセス:JR山城青谷駅から徒歩20分、近鉄新田辺駅より京都京阪バス多賀口下車徒歩25分
入園料:無料

梅まつり
期間:2月23日(土)~3月17日(日) 
時間:入場は自由 売店は10:00~15:00
入園料:無料
駐車場:なし(周辺に臨時駐車場あり)
お問い合わせ:城陽市梅まつり実行委員会
TEL:0774-56-4019

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