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夏バテを吹き飛ばす!個性あふれる京都のスパイスカレー

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f:id:kyotoside_writer:20210825111732j:plain8月も下旬、今年も“忍耐”の夏となりましたね。夏バテで身体がなんとなくダルいなぁと感じる方も多くなる今日この頃。この夏バテに効果的と言われているのが、スパイスです。スパイスは発汗作用を促して体温を調整したり、刺激的な香り成分が食欲増進や消化促進にもつながる、夏にぴったりな食材。そんなスパイスをふんだんに使ったスパイスカレー専門店が、近年京都府内にもたくさんオープンしているんですよ。今回はそんな中から個性あふれる3店舗をご紹介します。
お出かけが厳しい今は、記事と画像で楽しんでいただき、近隣の方はぜひテイクアウト等もご利用ください。

 京丹波・和知の自然の景色とスパイスの香りを楽しむ

Café Eden(カフェ エデン)

f:id:kyotoside_writer:20210819140958j:plain里山の風情が残る京丹波町の旧和知エリア。その自然の中に立つ築130年の古民家が「Café Eden」です。店名は旧約聖書の中でアダムとイブが住んだ楽園「エデン」が由来。エデンという言葉には「楽園」の他に「喜び、楽しみ」という意味もあるのだそうです。

 

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季節の副菜が5~6種類ついています

そんな素敵な名前のお店で頂けるのは、地元の新鮮野菜をたっぷり使った彩り美しいスパイスカレー。18種類ものスパイスを調合し、辛さよりスパイスの香りが際立つカレーです。

 f:id:kyotoside_writer:20210819141000j:plainメニューは、バターチキン(上段左)、野菜のキーマ(上段中)、京丹波ぽーくと梅干しのカレー(上段右)の定番3種類に加え、鴨肉となつめやしやアサリと万願寺とうがらしなど野菜を使った日替わりカレーの合計4種類。
加えてエビフライやロースカツ、カニクリームコロッケのトッピングもできるので、お腹ペコペコの方も安心(下段中)ですし、お子様用カレー(下段右)もありますよ。
テイクアウト(下段左)もOKなので、お家でも青空の下でも、Edenのスパイスカレーを味わえます。

 

f:id:kyotoside_writer:20210819141003j:plainまた、子どもの頃からムツゴロウ動物王国に住みたかったという動物大好きなオーナーが夢を叶え、800坪もの敷地には、あひるのコールダックやニワトリ、黒猫のジジ、ヤギにリクガメ、アカハライモリなど小動物がたくさん! まさに癒しの世界。
動物と触れ合い、座敷に座り和知の景色を見ながらカレーを食べるひとときは最高。まさにエデンが広がっています。
お出かけ出来る日がまた戻ってきたら、ぜひ訪れたいお店です。

■■INFORMATION■■

Café Eden 
京都府船井郡京丹波町大迫山根5
TEL 0771-84-0123
営業時間 月・金・土・日曜日の11:00~15:00
休み 火~木曜日

 

福知山・大江山の山頂で仕込むガラムマサラの風味を楽しんで

spice curry Garmii(スパイス カレー ガルミ―)

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店の前に置かれたトゥクトゥク(タイの3輪のタクシー)が目印

スパイスカレーが大好きで、京都市内や大阪などに食べに行っていたという店主が、遠くまで毎回食べに行くのが大変になり「それなら自分で作ってしまおう!!」と決意。自らスパイスカレーを作り始めたことがきっかけとなり、2019年に地元・福知山でオープンしたのが「spice curry Garmii」です。

 

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ドライフラワーなどが飾られた店内は、ボタニカルで心地良い空間

しかもお店をオープンしたことで「福知山にスパイスカレーが根付いて、さらにお店が増えれば休日に他店に食べに行けるやん!」というのが開店の動機というのだから、なんともユニークな店主です。

 

f:id:kyotoside_writer:20210819141346j:plainスパイスは調味料としてだけでなく、かつては薬としても使われたのだそうです。ゆえに、こちらでは“医食同源”をコンセプトに、季節や使う食材に合わせてスパイスのブレンドを変え、奥行きや香りを大切に調合しています。
面白いのが、スパイスカレーの仕上げに欠かせないガラムマサラ(インドを代表するミックススパイス。配合に決まりはない)の仕込み。店主のこだわりで、自然あふれる大江山の頂上で作っているんですって! なんだか食べたらパワーが湧いてきそうですね!!

 

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ガルミースペシャル1500円

そんなこだわりのスパイスを使ったカレーがこちら。メニューは、京丹波産の地鶏から取った鶏白湯ベースの「チキンカレー」、コリアンダーとクローブが主体の「ドライキーマ」、子供でも安心して食べれる辛くない「バターチキンカレー」と「週替わりカレー」の4種類。
人気は、この中からカレー3種+トッピング全部乗せ+コーヒー付きの「ガルミースペシャル」。お店の魅力が存分につまった人気の一皿です。

 

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あいがけカレー1000円

もちろん2種類のみのあいがけもOKですよ。カレーは味がたくさんあると、複数頼んでみたくなりますよね。

 

f:id:kyotoside_writer:20210820202613j:plainこちらのお店もテイクアウト可能です!写真のおつまみBOXや、スパイスカレーを持って大江山に登山……なんていうのも楽しそうですね。そんな日常が、早く戻ってきますように…!!

■■INFORMATION■■
spice curry Garmii
京都府福知山篠尾新町2丁目11
TEL 0773-24-0720
営業時間 11:30~15:00、17:00~21:00
休み 月・火曜日

 

5~6時間煮込んだスープで作る、体にやさしいカレー

京FUJIHARUカレー

f:id:kyotoside_writer:20210820202701j:plain赤いドアが目印のこちらは、亀岡市で電子部品の検査・組立を行う株式会社 藤大(ふじはる)が、社員らと共に「いつまでも働ける環境づくり」の一環として新たに立ち上げたカレーショップです。
「身体にやさしい」「人にやさしい」「地域にやさしい」をコンセプトに、市販のルーや化学調味料は一切使わず、鶏ガラや野菜を5~6時間も煮込んで取ったスープと飴色になるまで丁寧に炒めた玉ねぎ、独自で調合したスパイスを加えたカレーがいただけるんです。

 

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ビーフカレー 季節のサラダ付1000円

ルーは私たちに馴染みのある欧風カレースタイル。そして、あっさりとしたしつこくない味なので、お年を召した方や妊婦さんでも安心して食べられます。
メニューは「プレーンカレー」「ビーフカレー」「カツカレー」「ヒレカツカレー」「海老フライカレー」「ヒレ&海老フライカレー」の6種類と、スパイシーな「エビカレー」の合計7種類。辛さも選ぶことができ、ゼロ辛(唐辛子などが入っていないので本当に辛みがゼロ)から、ちょい辛、やや辛、ほん辛の4種類。

 

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海老フライカレー紫黒米1300円

カツや海老フライなど揚げ物がのったカレーには季節の揚げ野菜もトッピングされ、とってもカラフル。ご飯は「白米」か、ポリフェノールやミネラル、食物繊維が豊富な「紫黒米」のどちらかを選ぶことができます。こんなに野菜たっぷりな上、栄養のある紫黒米のカレーをいただいたらお肌も体も元気になりそうですね!

 

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エビカレー1000円

こちらはエビで出汁を取ったスパイスカレー風の「エビカレー」。クミンシードやクローブがホールのまま入っているので、スパイスの香りをより楽しみたい方はこちらがオススメですよ!

 

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ヒレカツバーガー400円(写真左)、エビドッグ400円(写真右の上)カレードック350円(写真右の下)

カレーは全てテイクアウト可能。亀岡の有名パン屋さんで焼き上げてもらっているオリジナルバンズを使ったパン物も人気です。とってもボリューミーでお腹も心も満足できますよ。

 ■■INFORMATION■■
京FUJIHARUカレー
京都府亀岡市大井町並河3-8-22
TEL 0771-20-6383
営業時間 11:00-17:30L.O
休み 月曜日

 

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