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9月21日は中秋の名月!京都で月のお守りを授かろう

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今年の中秋の名月は9月21日。この日は十五夜とも呼ばれ、お月見をする習わしがあります。古来、人々は月の満ち欠けで占いをしたり、体調を管理したり、暦を読むなどしていました。太陽と同じくらい、月も生活に欠かせない重要な位置付けだったんですね。
今回は、そんな月のパワーを授かれる「お守り」をご紹介。新月・満月の日限定のレアなお守りや、月にゆかりのある神社のお守りなど必見です。ご自身にあったご利益を探してみてくださいね。

新月と満月限定で授与される激レアお守り

元伊勢 籠神社 / 宮津市

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2019年に創建1300年を迎えた宮津市の「元伊勢 籠神社(このじんじゃ)」。天照大神(アマテラスオオカミ)の孫・彦火明命(ヒコホアカリノミコト)をご祭神に祀る神社です。
「籠」という珍しい名の由来は、彦火明命が竹で編んだ籠船に乗って海神の宮に行ったという故事から名付けられました。

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また、「元伊勢」というのは、天照大神が伊勢神宮へ遷(うつ)る以前に祀られた伝承を持つ神社・場所のことを指します。籠神社の奥宮である「眞名井神社」は、縄文時代からこの地に鎮座しており、今から約2000年前、こちらに天照大神が遷って来られ、もともといらした産業、衣食住の神様・豊受大神(トヨウケオオカミ)とともに4年間祀られました。
そんな由緒ある神社で、新月(朔)と満月(望)の日にのみ授与される特別なお守りがあります。

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新月と満月には古来、万物を生成・発展させる特別な力があるそうで、この日に籠神社と眞名井神社を参拝することを「産霊詣り(むすひまいり)」と言います。
この産霊詣りをすることで、新月の日には黒色、満月の日には白色のお守りが籠神社で授与されます。
※奥宮の眞名井神社では授与していないのでご注意ください。

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それぞれのお守りの裏には「日」と「月」の字が記されていて、2つを合わせると「明」に。これは神のご加護によって日(太陽)と月が一対となって新たな明日が切り開かれるように、という願いが込められています。2つを一緒に持ち歩いて、開運のご利益をいただきましょう♪
ちなみに籠神社のホームページでは毎月の新月と満月の日が記載されているので、ぜひ参考にして、お参りしてみてくださいね。

籠神社、眞名井神社を紹介したこちらの記事もチェック▼

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www.kyotoside.jp

■■INFORMATION■■
丹後一の宮 籠神社 
京都府宮津市字大垣430
電話:0772-27-0006
開門時間:7:30~16:30
電話受付、授与所:9:00~16:30
https://www.motoise.jp/

月の神のご加護を授かる

月読神社 / 京都市

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嵐山の近くにある松尾大社の境外摂社「月読(つきよみ)神社」は、安産のご利益で人気の神社です。
ご祭神は、月神とも呼ばれる月読尊(ツクヨミノミコト)。その昔、神功皇后が筑紫にて子どもを産んだ際、お腹を撫でて安産したという石を、月読尊の神託によってこの月読神社に奉納されたという伝説が残っています。この石は月延石として、現在も境内にあり、安産祈願に多くの人が訪れます。

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そんな月読神社でいただけるのが、「月守り」です。
お守りの袋には「望」の象形文字の透かしが入っていて、人がはるか遠くの月を仰ぎ、祈りを捧げる様子を表現しています。このお守りを肌身離さず持つことで、安産はもちろん、健康や恋愛などさまざまな望みを叶えてくれるご利益があります。夜空に浮かぶ神秘的な月のご加護をいただきましょう。

■■INFORMATION■■
月読神社
京都府京都市西京区松室山添町15
電話:075-871-5016(松尾大社)
開門時間:6:00~17:00
http://www.matsunoo.or.jp/tukiyomi/index/

中秋の名月限定のお守り

下鴨神社/京都市

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世界遺産・下鴨神社は、京都最古と伝わる神社のひとつで、正式名称を「賀茂御祖(かもみおや)神社」といいます。御祭神は賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と玉依媛命(たまよりひめのみこと)。境内には摂社がたくさんあり、縁結びや美麗祈願、球技上達などさまざまなご利益が授かれます。

摂社のひとつで関西ラグビー発祥の地・さわた社でミラクルが起きた記事はこちら↓

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www.kyotoside.jp

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そんな下鴨神社で、毎年中秋の名月の日に行われる「名月管絃祭」の日限定で授与されるのが、「幸運つき守り」です。
その名のとおり、“ツキ”をあげて幸運に導いてくれるご利益があります。満月の日以外でも大切に持っていてくださいね。
また、名月管絃祭は、豊作を祈願する神事です。舞台にはススキを飾り、かがり火をたいて、荘厳な舞楽が奉納されます。新型コロナウイルスの状況次第では一般公開されませんので、事前にホームページでご確認ください。

■■INFORMATION■■
下鴨神社
京都市左京区下鴨泉川町59
電話:075-781-0010
開門時間:6:30~17:00
電話受付:9:00~18:00
授与所:9:00~17:00
https://www.shimogamo-jinja.or.jp/

月・日・星の三光のご利益にあずかる

城南宮/ 京都市

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平安遷都にあたって王城南に守護神として創建された城南宮は、「※方除(ほうよけ)の大社」として信仰され、厄除けや家内安全、交通安全の神として知られています。春には神苑にしだれ梅が咲き、多くの人を魅了しています。
城南宮のご神紋は、太陽と月と星を組み合わせた「三光の御神紋」。これは、ご祭神の神功皇后の御座船の旗印に由来しています。神様の力が、昼と夜を区別せずに広く届くように、という方除のご神徳を表しています。
※方除とは……日々の暮らしの中では時に、悪い方角というものがあります。引っ越しや建築時、通勤、通学、旅行の際に、方角や方位による災いから身を守るよう祈願することを「方除け」と言います。

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城南宮のご神紋は、授与品にも多く使われています。
方除御守は、方位盤をかたどったお守りで、行く先々の方位に悪いことがないように祈願されています。表には朱雀が、裏には方位盤と中央にご神紋が描かれています。
朱雀は方角を司る四神のひとつで、平安京を中心とした時、南(城南宮)が朱雀、西(松尾大社)は白虎、東(八坂神社)は蒼龍、北(上賀茂神社)は玄武が守護し、「四神相応の地」と呼ばれています。

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厄除御守は、厄除や魔除の祭具である剣鉾の先端部分を模していて、厄難消除・健康息災に御利益があります。
月だけでなく太陽と星のパワーも加わったこちらのお守りは肌身離さず身に着けて、よりよいお出かけ日和になるといいですね!

■■INFORMATION■■
城南宮
京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地
電話:075-623-0846
開門時間:境内自由※神苑拝観は9:00~16:30(受付16:00)
授与所:9:00~17:00
https://www.jonangu.com/index.html

番外編☽中秋の名月限定・毎年変わる月の御朱印

大井神社 / 亀岡市

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亀岡市のJR並河駅から徒歩5分ほどのところにある大井神社は、710年(奈良時代)に創建された由緒ある神社です。ご祭神は、月讀命(つきよみのみこと)をはじめ、市杵島比賣命 (いちきしまひめのみこと)や木俣命(きのまたのみこと)など。月讀命は月の満ち欠けを司る神様なので、安産のご利益があると言われています。
中秋の名月の時期には期間限定で、月讀命にちなんだ特別御朱印が授与されます。

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左:今年の御朱印「白群」 右:昨年の御朱印「黄金」

こちらの御朱印には、大井神社の宮司さん自ら描かれた月の絵が入っています。
毎年絵柄を変えているそうで、今年は「白群(びゃくぐん)」が頒布されます。月が真っ白に輝き、周囲の空や雲は青く照らされている神秘的な月の絵となっています。
また、昨年の「黄金(こがね)」の御朱印も人気を博し、なんと今年は2種類とも授与されるのだそう。お参りの際は好きな方を選んでくださいね。(初穂料 各500円)
また、御朱印の授与期間は令和3年9月16日~10月3日まで。書き置きのものを授与しているため参拝の日付は入れられませんので、ご注意ください。

■■INFORMATION■■
大井神社
亀岡市大井町並河1-3-25
電話:0771-22-5066
拝観時間:社務所の対応は9時~17時
拝観料:無料
http://ooijinja.blog.jp/

 

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