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アートフェスティバル「ALTERNATIVE KYOTO−もうひとつの京都− 想像力という〈資本〉」開幕!

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f:id:kyotoside_writer:20210922175222j:plain京都府北部の「海の京都」、中部の「森の京都」、南部の「お茶の京都」各エリアの歴史・風土・文化財・名勝などを題材としたアートフェスティバル「ALTERNATIVE KYOTO –もうひとつの京都−」
国内外で活躍する気鋭のアーティストたちによる、地域文化と最先端テクノロジーを融合したデジタルアートや現代アート作品が展示される人気のアートイベントで、2019年にスタートし、今回が3度目の開催になります。
今年のテーマは「ALTERNATIVE KYOTO−もうひとつの京都− 想像力という〈資本〉」。京丹後市、宮津市、与謝野町、福知山市、南丹市、八幡市の京都府内6エリアで繰り広げられる注目のアートフェスティバルの見どころを、エリアごとに紹介していきますので、ぜひチェックしてくださいね。

「ALTERNATIVE KYOTO−もうひとつの京都− 想像力という〈資本〉」

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会期:2021年9月24日(金)〜11月7日(日)
※エリアごとに開催期間が異なるので、ご注意ください。
実施市町村:京丹後市/宮津市/与謝野町/福知山市/南丹市/八幡市
観覧:無料(一部入園料あり)

https://alternative-kyoto.jp/

【新型コロナウイルスの感染拡大防止対策にご協力お願いします!】
●お出かけの際は、お住まいやお出かけされる自治体の要請をご確認ください。
●発熱等の症状がある方はご来場をお控えください。
位置情報活用イベントアプリ「こことろ」へのご登録と来場時のチェックインにご協力ください。
●ご来場時には検温や手指の消毒など、感染拡大防止策にご協力ください。
●鑑賞時にはマスク着用の上、互いの距離を1〜2m程度あけてください。
●新型コロナウイルス感染症拡大状況により、実施内容を変更・中止する場合がございます。予めご了承ください。

京丹後市/海の京都

アーティストが京丹後で「盗んだ」風景って?

f:id:kyotoside_writer:20210922175554j:plain3年目を迎える京丹後では、過去2回と同じく「風景泥棒」をテーマに、「風景泥棒 3 -Landscape Rippers 3-」と題して開催。アートを通じて「風景の見え方を変化させてしまう」という意味での「風景泥棒」。アーティストが実際に京丹後の多様な風土を巡りながら、それぞれが京丹後で「盗んだ」風景を展開します。

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《岬のサイクロプス 2020》、大京都 2020 in 京丹後

「岬のサイクロプス」というタイトルで3年間制作されてきた作品。無人となり、どんどん数が減ってゆく灯台を神話の巨人になぞらえたこの作品、経ヶ岬灯台に関する連作の最終作品となるとか。4年という時間を費やした大作を是非肉眼で堪能しましょう。

エリアテーマ:「風景泥棒 3 -Landscape Rippers 3-」

会期:2021年10月1日(金)~11月7日(日)10:00-17:00(最終受付16:30)
※金・土・日・祝のみ(11/4(木)は臨時公開)
会場:網野町浅茂川地区(元田重機業(株)織物工場・元油善鉄筋工場)/三津漁港(冷蔵庫・荷捌き場)
出展アーティスト(6組):SIDE CORE/石毛健太/田中良佑/鷲尾怜/BIEN/DAISAK+NTsKi+川勝小遥

京丹後エリアの詳細はこちらをチェック▼
https://alternative-kyoto.jp/exhibition/kyotango/

宮津市(天橋立エリア)/海の京都

日本三景・天橋立で最先端のデジタルアートを体験

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《Light and Sound》2021

日本三景のひとつ天橋立エリアでデジタルアートの世界を体験!有形文化財や名勝、景観、豊かな自然などを題材に、「天(アマ)への架け橋」をテーマとして、光や映像、サウンドを用いたデジタルアートによる幻想的な世界が出現します。

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左:《ラッキードラゴン》ヤノベケンジ/右上:《Altered Perspectives》原摩利彦+白木良/右下:data.flux [12 XGA version ], audiovisual installation, 2017 © Ryoji Ikedacourtesy of Parallax 2017

今回、国分寺跡地に「ラッキードラゴン」なるタイトルを付した作品を、新型コロナウイルス感染症の流行終息を願って設置します。11月5日(金)〜7日(日)は、18:00から不定期で、龍の口から火を噴き出す「ラッキードラゴン」によるパフォーマンスを実施。

エリアテーマ:「天(アマ)への架け橋」

会期:2021年9月24日(金)~11月7日(日)
会場:天橋立公園内/元伊勢籠神社/丹後国分寺跡/天橋立公園内小天橋広場
※会期・時間は作品ごとに異なります。
※先行開催中の砂浜ライトアップ《Light and Sound》は〜9/30(木)までの開催
出展アーティスト(4組):平井真美子+長町志穂/原摩利彦+白木良/ヤノベケンジ/池田亮司

宮津エリアの詳細はこちらをチェック▼
https://alternative-kyoto.jp/exhibition/miyazu-amanohashidate/

与謝野町/海の京都

尾崎ヒロミ氏(スプツニ子!)×串野真也氏のコラボユニット「ANOTHER FARM」が出展

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左:串野真也/中央:《Boundaries》2019, ANOTHER FARM/右:尾崎ヒロミ(スプツニ子!)

古来より織物業が営まれ、高級絹織物の丹後ちりめんで有名な与謝野町。その与謝野ではNHKの番組やインターネット配信のTEDトークなどにも出演されているスプツニ子!さんこと、アーティスト・尾崎ヒロミ氏と串野真也氏によるコラボユニット「ANOTHER FARM」が伝統的な技術と最新のテクノロジーを駆使した実験的な作品を発表します。

エリアテーマ:「シルクロード–Boundaries–」

会期:2021年10月1日(金)~11月7日(日)10:00-17:00(16:30最終受付)
※金・土・日・祝のみ(11/4(木)は臨時公開)
会場:旧加悦町役場庁舎
入場:無料
出展アーティスト(1組):ANOTHER FARM

与謝野エリアの詳細はこちらをチェック▼
https://alternative-kyoto.jp/exhibition/yosano/

福知山市/海の京都、森の京都

福知山城でプロジェクションマッピングを実施

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三谷正、2020、福知山城公園

明智光秀築城の城下町として栄え、近年は「スイーツのまち」としても有名な福知山市では、数十台のプロジェクターとスピーカーを駆使し、「Stone >> Cube」と題した福知山城へのプロジェクションマッピングが斬新で新しい空間を作り上げます。

f:id:kyotoside_writer:20210922180006j:plain多様なアーティストによる「光」をテーマとした展覧会のほか、地域の歴史や風土などを題材としたメディアアート作品も展示されますよ。

エリアテーマ:「余の光–Light of my World–」
会期:2021年10月8日(金)~11月7日(日)※金・土・日・祝のみ(11/4(木)は臨時公開)
会場:福知山城公園/伯耆丸公園/旧銀鈴ビル
時間:福知山城公園・伯耆丸公園 18:00-21:00(20:30最終受付)/旧銀鈴ビル 10:00-17:00(16:30最終受付)
※福知山城公園・伯耆丸公園への入場はWEBによる事前予約(WEB)が必要です。
出展アーティスト(2組):三谷正/山中suplex

福知山エリアの詳細や事前予約についてはこちらをチェック▼
https://alternative-kyoto.jp/exhibition/fukuchiyama/

南丹市/森の京都

丹波音頭など地域から着想した作品を展示

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左:展示会場となる金龍山 清源へ参拝する荒木悠さん/中央:地元の方に丹波音頭を習う山田春江さん/右:丹波音頭

昨年行われた「京都:Re-Search in 南丹」でのリサーチをもとに、地域の新しいアートドキュメントを作成する展覧会を実施。あたかも作品がそこにずっとあったかのような慎ましくも豊かな風景が広がっています。

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映像インスタレーション《The Last Ball》2019、資生堂ギャラリー、撮影:加藤健

「南譚:介在する因子」をテーマに、映像インスタレーションを展開する荒木悠氏を含めた6組のアーティストたちによる展示が行われます。
日常の生活が繰り広げられる商店街に、別次元の世界が同時並行で現れるようなイメージのこちらの展示は、ぜひ現地で体感してみてください。

エリアテーマ:「南譚:介在する因子」
会期:2021年10月1日(金)~11月7日(日)※金・土・日・祝のみ(11/4(木)は臨時公開)10:00-17:00(16:30最終受付)
会場:JR八木駅周辺16ケ所
出展アーティスト(6組):荒木悠/亀川果野/黒木結/小山渉/山田春江/羊喘兒

南丹エリアの詳細はこちらをチェック▼
https://alternative-kyoto.jp/exhibition/nantan/

八幡市/お茶の京都

宇多田ヒカルさんの作品も手掛ける写真家・石川竜一氏も参加

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©︎Ryuichi Ishikawa

南丹市同様、八幡市でも昨年行われた「京都:Re-Search in 八幡」でのリサーチをもとにした、地域の新しいアートドキュメントを作成する展覧会が繰り広げられます。
昨年度講師として招かれ、今回の参加者でもある石川竜一氏は、弱冠30歳で写真界の芥川賞とも言われる木村伊兵衛賞を受賞し、歌手・宇多田ヒカルさんの撮影も手掛けるなど今をときめく写真家。
そんな石川氏を含めた5組のアーティストたちによる作品が発表されます。

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八幡という“場”に添い、相利共生や生活から溢れた物を循環させる営みを深める作品を鑑賞することができます。

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作品イメージ ©︎島袋道浩

解体され捨てられる運命だった瓦礫にもう一度命を与え、芸術作品として蘇らせた「再生」というタイトルの島袋道浩氏の作品。瓦礫にもそれぞれ「顔」があり、その直立した状態は生命を感じさせ、人々にポジティブなエネルギーを与えることでしょう。

エリアテーマ:「放生 / 往還」
会期:2021年10月1日(金)~11月7日(日)
会場:石清水八幡宮(山麓の頓宮殿)/松花堂庭園・美術館
時間:石清水八幡宮(山麓の頓宮殿)9:00-16:00 ※会期中全日展示/
   松花堂庭園・美術館 9:00-17:00(16:30最終受付)
   ※庭園内の展示は、金・土・日・祝のみ公開。11月4日(木) は臨時公開
入場:松花堂庭園入園料(大人100円・学生80円・こども50円)
出展アーティスト(5組):石川竜一/佐々木香輔/藤生恭平/宮本一行/島袋道浩

八幡エリアの詳細はこちらをチェック▼
https://alternative-kyoto.jp/exhibition/yawata

関連イベント《ヒスロム オンライン・バスツアー窯》

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これまで綾部市内各地を散策するなかで、多くの窯元に出会った。その出会った窯元の方々を訪ね、巡るオンライン・バスツアーを行います。ツアーでは様々な窯元から教わったことを元に自分たちなりに作った窯を使い、高温の熱を加えることで変化してゆく物質を撮影・記録したものや、制作そのものをパフォーマンスとして発表します。

アーティスト:ヒスロム
実施日:2021年11月4日(木)〜11月7日(日)
場所:綾部市内よりオンライン配信
※オンラインバスツアー形式で実施。
参加申し込み:https://alternative-kyoto.jp/news/416/
※時間等の詳細は、追って上記ページに掲載。

 

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また同フェスティバルの関連イベントとして、キックオフフォーラム「想像力という〈資本〉―来るべき社会とアートの役割―」も事前収録による動画配信形式で実施されます。こちらもお見逃しなく!

配信日:現在公開中〜11月7日(日)
開催形態:オンライン(動画配信) https://alternative-kyoto.jp/news/275/
<参加者>
Audrey Tang/Louweiwn Wijers/岩崎秀雄/占部まり/奥野克巳/四方幸子

【フォーラム構成】
基調講演①
テーマ:「テクノロジー」という形の民主主義– Democracy as a form of《technology》–
登壇者:Audrey Tang(オードリー・タン/台湾ソーシャル・イノベーション担当デジタル大臣) 

基調講演②
テーマ:人は誰もがアーティストである– Everybody is an artist –
登壇者:Louweiwn Wijers(アーティスト、ライター)

パネルディスカッション
テーマ:来るべき社会とアートの役割
パネリスト:岩崎秀雄(アーティスト、生命科学研究者)/占部まり(内科医、宇沢国際学館代表取締役)/奥野克巳(マルチスピーシーズ人類学)
モデレーター:四方幸子(キュレーター、批評家)

 

■■INFORMATION■■

「ALTERNATIVE KYOTO−もうひとつの京都− 想像力という〈資本〉」
会期:2021年9月24日(金)〜11月7日(日)
※エリアごとに開催期間が異なるので、ご注意ください。
実施市町村:京丹後市/宮津市/与謝野町/福知山市/南丹市/八幡市
観覧:無料(一部入園料あり)

https://alternative-kyoto.jp/

【ご来場の皆様へ(新型コロナウイルス感染拡大防止のために)】
●お出かけの際は、お住まいやお出かけされる自治体の要請をご確認ください
●発熱等の症状がある方はご来場をお控えください。
位置情報活用イベントアプリ「こことろ」へのご登録と来場時のチェックインにご協力ください。
●ご来場時には検温や手指の消毒など、感染拡大防止策にご協力ください。
●鑑賞時にはマスク着用の上、互いの距離を1〜2m程度あけてください。
●新型コロナウイルス感染症拡大状況により、実施内容を変更・中止する場合がございます。予めご了承ください。

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