京都の西山連峰の麓に位置する、竹の里・乙訓(おとくに)エリアには京都屈指の花の名所や青もみじの名所が点在。3月から5月にかけて、梅・桜・ボタン・ツツジ…と、色とりどりの花々が次々に開花し、花盛りが訪れます。
竹の里・乙訓エリアの飲食店や観光スポットではこの時期に合わせて、デジタルクーポンが当たるスタンプラリーを開催します♪
【2022.3/5~5/8】花盛りの乙訓でスタンプラリーを開催!
向日市・長岡京市・大山崎町からなる乙訓(おとくに)エリアでは、3月5日(土)から5月8日(日)の期間スタンプラリーを開催。乙訓エリアの魅力をギュッとまとめたウェブサイト「京都乙訓いとをかし」の掲載施設(飲食店や観光スポット)から約70カ所が参加。「を」「か」「し」のスタンプを3つ集めると抽選で100名様にスタンプラリーの施設で使用できる1,000円分のデジタルクーポンが当たります。
※クーポンはスタンプラリー実施期間のみ有効
※クーポンを使用できない施設が一部あります。詳しくはスタンプラリーのサイトでご確認ください
▶スタンプラリーについて詳しくはこちらから
https://otokuni.digicoupon.jp/home.php
竹の里・乙訓(おとくに)ってどこにある?どんなとこ?
平安初期から語り継がれる「竹取物語」の発祥の地
向日市・長岡京市・大山崎町からなる乙訓(おとくに)エリアは、京都市中心部から電車で約10分と抜群のアクセス、郊外の京を満喫できる場所です!
その歴史は古く、平安初期から語り継がれる「竹取物語」の発祥の地の一つとされています。平安時代、⼄訓産の⽵箸が朝廷に献上されていたという記録が残っており、以来、乙訓の竹は茶道や⽵⼯芸といった日本の伝統⽂化を支えてきました。
乙訓を代表する絶景が向日市の「竹の径(みち)」。年中、青々とした竹が清々しい景観を見せ、京都らしさを堪能できるスポットです。
某海外高級車のCMロケ地にもなるほど、その美しさはお墨付き。全長約1.8キロメートル、竹林とともに「竹穂垣」、「かぐや垣」など8種類の竹垣が続きます。
▶京都の竹林が美しいスポット5選
名産品は「京たけのこ」!有名料亭も御用達
名だたる料亭が手掛ける京料理にも重宝されている「京たけのこ」は京都のブランド産品として有名!もちろん、地元乙訓にもたけのこ料理の名店が揃います。
また、竹の里・乙訓エリアは桓武天皇が10年間、政治を執り行ったかつての都「長岡京」や、羽柴(豊臣)秀吉と明智光秀が天下争いをした「天下分け目の天王山」など歴史の舞台にまつわる観光スポットも目白押し。
詳しくはこちらをチェックしてください。
竹の里・乙訓の花暦【3~5月】開花順にご紹介!
【梅】かぐわしい梅の香が漂う梅林@長岡天満宮
見頃:2月下旬から3月中旬
学問の神さま・菅原道真公を祀る長岡天満宮。春先の主役といえばなんといっても美しい花を咲かせる梅の木です。本殿前をはじめ境内の各所や隣接する長岡公園梅林には、紅梅や八重寒紅梅、しだれ梅、鶯宿梅、蝋梅など約300本の梅の木が植えられ、かぐわしい梅の香りに包まれます。梅林にはメジロなどの愛らしい小鳥たちの姿も。
■■INFORMATION■■
長岡天満宮
住所:長岡京市天神2丁目15-13
電話:075-951-1025
時間/料金:境内自由
アクセス:阪急長岡天神駅から徒歩約10分、JR長岡京駅西口から徒歩約20分
▶長岡天満宮の大解剖記事はこちらから
▶長岡京市のまち歩き記事はこちらから
【桜】桜並木のトンネルが続くロマンチックな参道@向日神社
見頃:3月下旬から4月初旬
1300年以上の歴史を誇る乙訓エリアきっての古社、向日神社。西国街道に面する大鳥居から舞楽殿まで約200m、御影石が敷き詰められた参道はソメイヨシノの桜並木。春になるとうすピンク色の桜雲がたなびくトンネルに大変身します!映画のワンシーンに登場しそうなロマンチックなスポットです♡
■■INFORMATION■■
向日神社
住所:向日市向日町北山65
電話:075-921-0217
時間:境内自由
料金:無料
アクセス:阪急西向日駅から徒歩約10分
【桜】カフェテラスから背割堤の雄大な絶景を見下ろす@アサヒビール大山崎山荘美術館
見頃:3月下旬から4月初旬
京都の名近代建築としても人気のアサヒビール大山崎山荘美術館は大正から昭和初期に活躍した実業家・加賀正太郎の元別荘。クロード・モネの『睡蓮』や河井寬次郎、バーナード・リーチなど名品を多数所蔵しています。こちらの2階には喫茶室があり、テラス席から美術館の庭や背割堤の桜を雄大な景色とともに眺めることができ、贅沢なひと時を過ごせます。
■■INFORMATION■■
アサヒビール大山崎山荘美術館
住所:乙訓郡大山崎町銭原5-3
電話:075-957-3123(総合案内)
時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
料金:一般900円、高・大生500円、中学生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方300円
休み:月曜日(祝日の場合は翌火曜)臨時休館、年末年始
アクセス:JR山崎駅・阪急大山崎駅から徒歩約10分
▶アサヒビール大山崎山荘の建築についての記事はこちらから
【桜】天王山ハイキングと一緒に楽しんで♡大山崎町きっての桜名所@観音寺(山崎聖天)
見頃:3月下旬から4月初旬
天王山登山口のすぐそばにある観音寺は平安時代の創建。幕末には“禁門の変”に巻き込まれ、境内は全焼しましたが、明治時代に立派な諸堂が再興されました。同寺は大山崎町きっての桜の名所。見事な枝ぶりをしたヤマザクラやソメイヨシノ、シダレザクラが諸堂を彩り、格別の風情が漂う景観を生み出しています。天王山の麓から眺める男山や背割堤の桜も絶景!あわせてご覧あれ。
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観音寺(山崎聖天)
住所:乙訓郡大山崎町大山崎白味才62
電話:075-956-0016
時間:9:00~17:00
料金:無料
アクセス:JR山崎駅・阪急大山崎駅から徒歩約20分
【牡丹】白い和傘に映えるエレガントな牡丹に見惚れる@乙訓寺
見頃:4月中旬から下旬
聖徳太子が創建したとされる乙訓きっての古刹、乙訓寺は京都随一の牡丹の名所です。昭和初期、本山である奈良・長谷寺から譲り受けた2株の牡丹が住職らの手により今ではなんと約2千株に!日よけや雨よけのために添えられた白い和傘と、華やかで気品高い牡丹の組み合わせはとってもフォトジェニック♡訪れる人々を優雅な気分にしてくれます。
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乙訓寺
住所:長岡京市今里3丁目14-7
電話:075-951-5759
時間:8:00~17:00
料金:入山料500円(中学生以下無料)
アクセス:阪急長岡天神駅から徒歩約25分
【キリシマツツジ】京都随一の見応え!燃えるような真紅の回廊@長岡天満宮
見頃:4月下旬前後
天神さんといえば梅の名所というイメージではありませんか? 実は長岡天満宮、日本有数のキリシマツツジの名所です。八条ヶ池を彩るキリシマツツジは樹齢170年(推定)。一番の見どころは、真紅の花をぎっしりと付けた樹高約2.5メートル、約100株のキリシマツツジの回廊です。穏やかな水辺の風景とともにお楽しみ下さい。
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長岡天満宮
住所:長岡京市天神2丁目-15-13
電話:075-951-1025
時間/料金:境内自由
アクセス:阪急長岡天神駅から徒歩約10分、JR長岡京駅西口から徒歩約20分
【青もみじ】爽やかな初夏の風を感じながら巡る新緑の「もみじ参道」@光明寺
見頃:4月下旬から8月
西山浄土宗の総本山。浄土宗の開祖・法然上人が最初に「南無阿弥陀仏」という念仏の教えを説いた地としても知られます。JR東海の「そうだ 京都、行こう。」でも紹介された光明寺の紅葉は、青もみじのシーズンはとくに穴場感あり!で、おすすめ。初夏には「もみじ参道」に青もみじのトンネルができます。爽やかな初夏の風を感じながら巡ってください♪
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光明寺
住所:長岡京市粟生西条ノ内26-1
電話:075‐955-0002
時間:9:00~16:00
料金:境内自由(ただし秋の紅葉シーズンは有料)
アクセス:JR長岡京駅または阪急長岡天神駅より阪急バス旭が丘ホーム前下車、徒歩2分
※光明寺および近隣には駐車場がないため、公共交通機関をご利用下さい
【青もみじ】新緑色と御影石のコントラストが美しい参道@向日神社
見頃:4月下旬から8月
養⽼2年(718)創建以来、五穀豊穣・農耕の神、祈⾬・鎮⽕の神として信仰されてきた向日神社。長い一本道の参道は初夏を迎えると青もみじと桜の新緑に包まれます。その美しさはSNSでも話題になったほど!御影石とのコントラストが見事です。また、国の重要文化財に指定されている本殿は室町時代の建築で、東京・明治神宮のモデルといわれています。
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向日神社
住所:向日市向日町北山65
電話:075-921-0217
時間:境内自由
料金:無料
アクセス:JR山崎駅・阪急大山崎駅から徒歩約20分
もっとアクティブに!乙訓周遊はサイクリングがおすすめ
もっとアクティブに周遊したい方にはサイクリングという手も。サイクリングマップ もぜひご活用ください!GPS機能を使えば、スマートフォンで位置情報を確認しながら移動できますよ~。
3月から5月の乙訓は花盛りを迎えます。落ち着いたらぜひ気分転換に乙訓エリアを巡ってみませんか?
■■記事監修■■
山城広域振興局
https://otokuni.digicoupon.jp/