気が付けば年末も目前!みなさんお正月準備は進んでいますか?お正月といえばおいしいお料理の数々ですよね。今年はおいしいものリストに“和菓子”を入れてみてはいかがでしょう。
京都らしい上生菓子を詰め込んだ京菓子おせちや、伝統的な和菓子・花びら餅など、お正月を彩る和菓子が盛りだくさんです。新年をお祝いする絶品お正月和菓子をご賞味あれ。
※記事中の価格はすべて税込み表記です。
京菓子おせち
お正月といえば「おせち料理」ですが、近年ではお料理だけにとどまらず、おいしい&縁起のいい京菓子を詰め合わせた「京菓子おせち」も登場しています。縁起物をかたどった手のひらサイズの和菓子がぎゅっと詰まった、新年の食卓に花を添えるおせちがそろい踏みです。
宇治茶の老舗が作る宇治茶餡の京菓子おせち
【宇治市】伊藤久右衛門
約190年にわたりお茶づくりに携わってきた老舗の伊藤久右衛門では、絶品抹茶スイーツが勢ぞろい。そんな同店では伝統的な和菓子も提供しています。
「宇治茶京菓子おせち」(7560円)は、桐箱に祝い菓子を詰めた和菓子のおせち。干支をデザインした干支菓 甲辰(きのえたつ)、長寿を象徴する亀をモチーフとした亀甲、新春らしい紅梅など、9種の上生菓子がお目見えです。
お茶の老舗なのに和菓子なんて意外!と思いますが、これらの上生菓子の中には抹茶餡やほうじ茶餡など、5種類のお茶を練りこんだ宇治茶餡が使われているんですよ。ぜひ新年のお祝いは、本場の宇治茶の香りとともに京菓子を楽しんでみてください。
おせちは、「宇治茶京菓子おせち」「宇治茶京菓子おせち二段重 慶」(1万3600円)の2種類あり、二段重の方には花びら餅と羊羹が入っています。どちらも数量限定ですので、お早めに~(予約受付期間は12月24日までですが、各規定数に達し次第予約受付を終了します)。
■INFORMATION■
伊藤久右衛門
電話注文:0774-28-3993(平日10時〜16時)
お取り寄せ・HP https://www.itohkyuemon.co.jp/
現代の名工が作る麗しい京菓子
【亀岡市】あずきの里
京都府随一の丹波大納言小豆の生産地である亀岡市。同市にある観光施設「あずきの里」では、農業体験やお菓子教室などを開催しており、その中にあるのが「京菓子 ふじ幸」です。こちらではあずきの里で栽培された良質な小豆を使って、さまざまな和菓子・洋菓子を製造しています。
「京菓子おせち」(3600円)は、こしあん・粒あん・白味噌餡・抹茶餡・ほうじ茶餡・白あんを使った口当たりの滑らかな9種の上生菓子が入っています。練り切りの「福梅」や「手まり」、上用の「福鶴」、丹波の栗きんとんなど、美しい京菓子たちにおもわずうっとりしてしまいます♪
購入は専用の販売ページから。12月15日までに要予約なのでお早めに。
■INFORMATION■
あずきの里
住所:亀岡市河原林町河原尻高野垣内47-1
電話:0771-23-3570
時間:9:00~17:00
休み:水曜、日曜
HP:https://www.azukinosato.com/
丹波大納言についてはこちらもチェック
新春をかたどった上生菓子
スイーツおせちのほかにも、新春らしい上生菓子を販売するお店もありますよ。干支のモチーフやだるま、鯛など縁起ものの形をした和菓子はとってもキュート!年明けにホッと一息つく時のお茶菓子におすすめです。
美しい上生菓子にうっとり♡
【長岡京市】みずは北川
「みずは北川」は、京都・西山水系の豊かな水源がある長岡京市にある和菓子店です。創業以来、自社で掘った井戸水から作られる和菓子は絶品。
「初春の上生菓子」(6個入り3190円)は、2024年の干支「辰」をモチーフにした「翔龍(しょうりゅう)」や、鈴の形をした「初参り」、新春らしい「紅梅」、「梅の園」などの上生菓子が入っています。すりおろした山芋や、きめ細かい上用粉、上品な甘さのあんこなどを使い、丁寧に作られた和菓子たちはまさに芸術品!
こちらは数量限定ですので、お早めにお買い求めください。
販売期間:12月30日~1月3日頃
■INFORMATION■
みずは北川
住所:長岡京市うぐいす台1-3
電話:075-954-0400
時間:10:00~18:00
休み:無休(臨時休業あり)※1月1日は休業、12月31日~1月4日は短縮営業のため、HPを要確認
HP:https://www.mizuha-kitagawa.com/
食べるのがもったいない!食卓を彩る正月上生菓子
【精華町・城陽市】御生菓子司 ふたば
精華町と城陽市に店舗を展開する「御生菓子司 ふたば」は、昔ながらの製法に忠実な和菓子はもちろん、斬新なアイデアが込められた創作和菓子も人気のお店です。こちらでは四季折々の上生菓子を作っており、正月上生菓子は食べるのをためらうほどに可愛い仕上がり。
2024年の干支を筆頭に、鏡もちや初日の出など、お正月らしいモチーフが勢ぞろい!こちらでは2~5個入りのセットのほか、1つ(275円)からでも購入できるので、お好きな上生菓子をチョイスしてくださいね。数に限りがあるのでお早めに。(※写真は昨年のもの)
販売期間:12月30日~1月下旬(なくなり次第終了)
■INFORMATION■
御生菓子司 ふたば
HP:http://wagashi-futaba.jp/
精華店
住所:相楽郡精華町祝園西1丁目40番地の4
電話:0774-29-4529
時間:9:00~18:00
休み:月曜(祝日の場合は水曜)
城陽店
住所:城陽市寺田樋尻69番地の72
電話:0774-52-5248
時間:9:00~18:30
休み:月曜(祝日の場合は水曜)
花びら餅
京都を代表するお正月の和菓子といえば「花びら餅」。年末から年明け上旬の期間限定で多くの和菓子店で作られます。求肥の上に菱餅、味噌餡、そしてごぼうの甘露煮を乗せて半分に折りたたんだ形が特徴です。いくつかのお店で食べ比べてみるのも良いかも。
創業約110年の老舗和菓子店が作る新春の京菓子
【宮津市】白藤屋菓子舗
明治35年創業の「白藤屋菓子舗」。熟練の職人技で四季折々の意匠を小さな和菓子で見事に表現する、地元茶人御用達の京菓子の老舗です。こちらの「花びら餅」(280円)は柔らかな餅の内側に、紅色の生地を重ね、2本のごぼうを挟んだスタンダードなスタイル。白あんベースに味噌の風味がただよい、上品な甘さになっています。
販売期間:1月6日~1月20日頃(材料がなくなり次第終了)、また、12月31日と1月5日は予約分のみ販売(1月1日〜4日は休業)
■INFORMATION■
白藤屋菓子舗
住所:宮津市字鶴賀2074
電話:0772-22-2062(要電話相談でお取り寄せ可)
時間:9:00~17:00
休み:木曜、日曜定休(日曜は予約商品のお渡し、近隣の配達は可)※都合により不定の臨時休業あり、(1月1日〜4日は休業)
HP:https://shirafujiya.miyazu.net/
縁起のいい黒豆もプラスされたはなびら餅
【長岡京市】みずは北川
みずは北川では、新春の上生菓子のほかにも、お正月の和菓子が並びます。「はなびら餅」(490円)には、求肥餅に薄紅色に染めた白味噌あん、ごぼうの甘露煮を包んでいます。さらに、こちらでは「まめに働く」「まめに暮らす」という意味を込めて縁起の良い黒豆も入っているんですよ♪ 定番にプラスαが加わった迎春菓子で新年をお祝いしましょう。
販売期間12月29日~1月中旬
ほかにもまだある!一年の福を願うお菓子
ほかにも個性豊かなお正月スイーツもありますよ。おみくじを楽しめるおしるこや、辰をイメージした麗しい羊羹など、シンプルながらに老舗の技巧が光る逸品につい見惚れてしまいます。
おみくじ付きのあたたかいお汁粉で運試し!
【京都市】亀屋良長
創業約220年の老舗和菓子店「亀屋良長」では、冬の定番スイーツであるお汁粉がなんとおみくじつき!「宝入船(懐中しるこ)」(1個400円)は、お湯を注ぐと温かいお汁粉になるのですが、お汁粉の中に小さなゼリー菓子が入っています。ゼリーは松・竹・梅・桜・亀の5種類。形によって大吉や仕事運、健康運など、おみくじ結果が異なるので、年初めの運試しにぴったりです♪ おいしいお汁粉で温まりながら、おみくじも楽しんでみてください。
販売期間:12月初旬~1月中旬
■INFORMATION■
亀屋良長
住所:京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17番、19番合地
電話:075-221-2005
時間:9:00~18:00
休み:無休(1月1~3日は休み)
HP:https://kameya-yoshinaga.com/
2024年の干支・辰を模した老舗の棹菓子
【京都市】鶴屋吉信
こちらも同じく創業220年の老舗和菓子店「鶴屋吉信」。12月13日から発売予定の「辰の春」(3024円・ハーフサイズ1620円)は、願いを叶える宝珠をつかむ龍の爪を表現した意匠羊羹です。同店ではほかにも、生菓子「辰の賀」、干菓子「京・季のこよみ」など干支を表したお菓子がそろっています。
販売期間:12月13日~1月初旬
■INFORMATION■
鶴屋吉信
住所:京都市上京区今出川通堀川西入る
電話:075-441-0105
時間:1階店舗9:00〜18:00、2階お休み処10:00〜17:30((L.o17:00)
休み:水曜※営業の場合ありHPにて確認
HP:https://www.tsuruyayoshinobu.jp/
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