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まもなく開催!京都・和食の祭典2024 ~京の食文化発信~

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和食の祭典トップ画像

画像(左2枚):フォトAC

みなさん、京都市内で2月24・25日に「京都・和食の祭典2024~京の食文化発信~」が開催されることをご存知でしょうか?
今回はこのイベントのテーマになっている和食の魅力やイベントの内容をご紹介します。

和食の魅力を再発見!京都・和食の祭典とは?

和食イメージ

画像:フォトAC

近年、世界から大きな注目を集めている「和食」。海外旅行者が和食に注目していることを情報として知っている方も多いと思いますが、ではなぜそんなに注目されているのかご存知ですか?
実は2013年にユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されたことで、その魅力に気付いた方が増えているからなんです。

伝統的な和食のイメージ

画像:フォトAC

海・山・里の多彩な食材を使ってごはんを中心とした一汁三菜の伝統的な和食は、たんぱく質や脂質、炭水化物のバランスが良く、とっても体に優しい食事。こういう食事を日常的に意識することって、未来の自分や大切な人に元気をプレゼントするみたいで、ちょっと嬉しくなりませんか?

そんな和食について知ることができるイベントが2月24日(土)、25日(日)に岡崎公園一帯で開催されます!こちらのイベントでは、京の食文化体験や「京の食文化」をテーマとしたステージプログラムのほか、シンポジウムなどが行われます。

「京都・和食の祭典2024~京の食文化発信~」誰でも参加可能!な食文化体験

和食の祭典2024公式ホームページ画像

画像借用:公式HPより

和食のユネスコ無形文化遺産登録10周年、京料理の国の登録無形文化財登録1周年を記念して開催される「京都・和食の祭典2024~京の食文化発信~」の魅力は、京料理をはじめとする和食の魅力などをさまざまな角度から発信し、京都の食文化を味わって体験できるというところ。開催期間の2日間は岡崎公園にブースが設けられ、京都の料理人や京都で料理を学ぶ学生さんによる料理などを味わうことができます♪

多数あるブースの中には、京丹後の一部のエリアで古くから伝わる郷土料理の「ばら寿司」や、丹波大納言小豆(たんばだいなごんあずき)を使った「ぜんざい」、祇園さゝ木一門会による「大根炊き」、京都に馴染みのある料理として一之船入の「餃子」などのほか、京料理店の出汁の試飲(2/24:魚三楼 たん熊北店 美濃吉 山ばな平八茶屋、2/25:木乃婦 清和荘 天㐂 萬重※五十音順)もあるので、いろんなものを味わって「京の食文化」を体験してくださいね。

岡崎公園イメージ画像

イベントが開催される岡崎公園には、美術館や動物園などの施設があり見どころも豊富! また、公園のすぐ近くにある平安神宮は、社殿が平安京の正庁・朝堂院を約8分の5規模で再現されているので、大河ドラマで話題の紫式部が生きた平安時代の趣を感じられるスポットでもあります。

和食と京都の食文化について知ろう

KYOTO SIDEでは京都の食文化についていろいろな記事があるので、和食の祭典に興味が湧いた方はぜひこれらの記事もご覧下さい。

京都1200年の食文化を体感できるミュージアム

【京都市】京の食文化ミュージアム・あじわい館

味わい館イメージ画像

「京の食文化ミュージアム・あじわい館」は多くの人々に京都の食文化に親しんでもらうため、「見る、作る、味わう」をテーマに京都市中央市場の敷地内に開館した子どもから大人まで気軽に学べる施設です。開館時間も朝の8時30分からと早めなので、「京都・和食の祭典2024」の前に訪れるのもありですよ。予約不要で見学無料なので気軽に京の食文化を学ぶことができます。

 

文化庁の 「100年フード」に認定された郷土食

【宇治田原町】茶汁

茶汁画像

「100年フード」とは、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」として継承していく文化庁の取り組み。京都府の南東部に位置する宇治田原町は日本を代表するお茶処のひとつ。「茶汁」とは、古くより茶農家さんが農作業の合間に屋外でも手軽に食べられるようにと、お椀に味噌玉を入れ番茶を注いで食していた郷土料理なんです。

 

京都ならではのお正月・地域の食文化

京都ならではのお正月と地域の文化食イメージ

画像提供(右上・左下):農林水産省「うちの郷土料理」/画像(右下):フォトAC

豊かな自然や多様な風土に恵まれた京都府は、それぞれの地域で独自のお正月料理があります。市内では京野菜の「堀川ごぼう」や「えびいも(京芋)」を使った伝統料理、山城地域では「観音の化身」伝説が残る干し柿を使った古老柿(ころがき)のなます、舟屋で有名な伊根町では、縁起物としてキリメイカ(塩イカ)と呼ばれる料理を食べる風習など、その土地の食文化をご紹介!

 

平安時代の食文化

平安時代の食文化イメージ

約1200年前の平安時代の人は何を食べていたのかに注目! なんとこの時代、ダシを取るという文化がなかったそうですよ。食事の際は塩や酢、酒、醤(ひしお)などの調味料を使って、自分で味付けするのが平安流。食文化を通して見る平安時代と現代の違いが面白い!

 

■■INFORMATION■■

「京都・和食の祭典2024~京の食文化発信~」
京の食文化体験
開催日:2024年2月24日(土)、25日(日)
時 間:10時~16時
会 場:岡崎公園

シンポジウム(定員300名)
開催日:2024年2月25日(日)
時 間:13時~15時30分
会 場:みやこめっせ1階 展示場

公式HP: https://www.washoku-kyoto.jp/

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