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【2021】初夏から盛夏にかけて楽しめる京都府内の「蓮」6選

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早朝からゆっくりと咲き始め、昼には花を閉じてしまう蓮は、初夏から盛夏にかけて見頃を迎えます。ステイホーム期間が続く今、気軽にお出かけは難しいですが、そんな時でも蓮は咲く! 今回はそんな蓮の花を写真で楽しんでいただくために、京都府内のおすすめの「蓮」をご紹介します。可憐な蓮の花を楽しんでくださいね♪

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かつての蓮の名所「巨椋池」由来の蓮が楽しめる

宇治市植物公園

見頃:7月上旬~7月下旬

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(左:巨椋の曙/右:請所の本紅)

宇治市植物公園では、かつて蓮の名所として知られていたものの昭和初期の干拓で消滅した巨椋池(おぐらいけ※)由来の蓮を見ることができます。
巨椋池由来の蓮には、見る時間によって花の色が変化する「巨椋の曙(あけぼの)」や、花弁の多さが印象的な「請所(うけしょ)の本紅(ほんべに)」など、美しい特徴を持つものも! 2019年には巨椋池由来の54品種が日本植物園協会の「ナショナルコレクション」に認定されています。

巨椋池:かつて京都市伏見区、宇治市、久御山町にかけて存在していた広大な湖。国内初の国営開拓事業で干拓化し、周辺は一大農業地帯となりました。

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巨椋池由来の蓮は別の種と交配しないように、それぞれを鉢にサインをつけた状態で管理されているので、ひとつひとつ蓮の名前を確認しながら見られるのも嬉しいポイント。また今年の4月には園内の修景池の一部が整備され、新たに「巨椋の炎」や「巨椋の鳳凰」など、巨椋池由来の蓮12品種が植えられました。様々な種類の蓮が7月上旬から下旬にかけて見頃を迎え、盛夏を美しく彩ってくれます。

■■INFORMATION■■
宇治市植物公園
住所:京都府宇治市広野町八軒屋谷25-1
TEL:0774-39-9387(宇治市植物公園)
開園時間:9:00〜17:00(16:00受付終了)
入園料:大人600円、中学生以下300円
休園日:月曜(祝日の場合は翌日休園)、12月28日〜1月4日
交通アクセス:京阪「宇治駅」下車・JR奈良線「宇治駅」下車、京都京阪バス240・240A・250A系統「近鉄大久保」行き、「植物公園」停留所下車すぐ。
駐車場あり(普通400円/大型1500円)


水上橋から眺めるロマンチックな蓮の花畑

長岡京市・長岡天満宮 八条ヶ池

見頃:7月上旬~下旬

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まるんっとしたフォルムが可愛い八条ヶ池に咲く蓮の花は、「西湖紅蓮(さいここうれん)」という品種。長岡京市の友好都市・中国浙江省寧波市から贈られたものです。1996年に150株が植えられてから、今では300株まで増え、ロマンチックな花畑に。

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薄紅色と純白の花びらからなる「西湖紅蓮」は、開花すると直径約20センチの大輪の花を咲かせます。蕾から花が咲くまでの姿は、まるで“幼い女の子”から“美しく気品高い女性”に姿を変えるよう。

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この蓮が見られる八条ヶ池には水上橋がかかっており、中国浙江省の省都・杭州市の西湖に浮かぶ「三潭印月(さんたんいんげつ)」という島の回廊がモデルになっています。水上橋から蓮までは少し距離があるので、まずは写真で細部を楽しんで、気軽にお出かけできるようになったら、ぜひ蓮の花畑を眺めながら水上橋でのお散歩を楽しんでください。
※水上橋通行は朝7時からです。

 ■■information■■
長岡天満宮 八条ヶ池
京都府長岡京市天神2丁目15-13
075-955-9515(長岡京市役所商工観光課)
4月~9月は7:00~18:00(水上橋のゲートの開閉時間)
見学無料
阪急「長岡天神」駅から徒歩約10分
駐車場は境内にコインPあり


池一面に広がる蓮と、京都府で唯一自生している「オニバス」

亀岡市・平の沢公園 

見頃:7月上旬~8月上旬

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京都の自然200選に選定された緑豊かな平の沢公園。上池・中池・下池と3つの池からなる公園は、希少な水生植物の住む池として知られています。なかでも、下池の東側にある池では7月から8月にかけて、蓮の花が次々に開花し池の一面をぎっしりと覆います。まだ薄暗いうちから咲く蓮の姿に妖艶な美しさを感じ、思わず見とれてしまいます。
蓮の花を間近にみるなら遊歩道、全体から眺めるなら池を分断する「水鳥の道」からと、様々な距離から蓮の花をみられるのも楽しみのひとつ。

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また、中池には蓮に似たスイレン科の「オニバス」という絶滅の恐れがある水生植物があり、京都府内では唯一こちらの池だけで自生しているそうです。全体が鋭く硬いトゲに覆われているのが特徴で、深夜に白色の花が開花し、翌日にはピンク色に変わりながら水中に沈んでいきます。芽吹いても水温や風の状況で咲かない年もあるとか…。

■■information■■
平の沢公園
京都府亀岡市馬路町
0771-22-0691(JR亀岡駅観光案内所)
見学自由
JR嵯峨野線「亀岡」駅から亀岡市ふるさとバスで「池尻」下車徒歩1分、京都縦貫自動車道「千代川」ICから車で8分

駐車場あり


「関西花の寺二十五ヵ所」第2番札所を彩る清らかな蓮

綾部市・楞厳寺(りょうごんじ)

見頃:7月中旬〜8月初旬

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一年を通して四季折々の花が咲く楞厳寺。「関西花の寺二十五ヵ所」の第2番札所として知られています。7月初旬から次々と蕾が付き始め、20種類以上のピンクや白色の蓮の花が美しく蓮園を彩ります。

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約100年前から楞厳寺で親しまれてきた蓮ですが、一度は原因不明のまま全滅してしまいました。そんな折、2012年に檀家さんが蓮池の隣の水田に新たに1千株の苗を定植したところ、翌年から花を咲かせ、毎年美しい花を咲かせてくれます。

■■information■■
楞厳寺(りょうごんじ)
京都府綾部市舘町楞厳寺6
0773-47-0043
見学自由
JR山陰線「綾部」駅から車で15分、京都縦貫自動車道「綾部」ICから車で10分

駐車場あり(普通車30台)


2000年の眠りから目覚めた品種「大賀ハス」

綾部市・極楽寺

見頃:7月中旬〜8月初旬

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非常に珍しく貴重な蓮である「大賀ハス」が咲く極楽寺。日本の古来種である「大賀ハス」は昭和26年に千葉市検見川で故・大賀一郎博士が発見し、三粒の内の一粒から増やされたものだと言われています。

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発見翌年には見事に花を咲かせ、2000年の眠りから目覚めた蓮に、生物の奇跡として世界中が驚きました。さらに翌28年にはドイツの国際園芸博覧会でも開花。「大賀ハス」と名付けられ国際的にも認められた希少な品種です。その後、千葉県が所持していた「大賀ハス」の種数粒が寄進され、毎年見事な花を咲かせています。

■■information■■
極楽寺
京都府綾部市白道路(はそうじ)町鎌倉田34
090-1132-8936(四方/しかたさん) ※お寺の総代さん
見学自由
JR山陰線「綾部」駅から車で15分、京都縦貫自動車道「綾部」ICから車で10分

駐車場あり10台(ただし法要など催事で込み合う場合があります)


35種類2000株の蓮の彩り

宮津市・日ケ谷 花蓮の里公園

見頃:7月中旬〜8月下旬

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宮津市北部山間、日ケ谷地区にある花蓮の里公園では、約35種2000株もの蓮を見ることができます。中には約2000年前(縄文時代)の地層から発掘された種を育成した「大賀ハス」も見られます。

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もともとは休耕田を広場として整備されたもので、約20a(アール)ほどの会場には蓮だけでなく、約15種類の睡蓮も咲いています。豊かな自然の中で可憐に咲く蓮の姿に心が癒されます。

■■information■■
日々谷 花蓮の里公園
京都府宮津市日ケ谷5126
0772-27-1911(花蓮の里同好会 土井さん)
見学自由
京都縦貫自動車道「与謝天橋立」ICから車で約30分
駐車場あり

 

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