しとしと降り続く雨……。雨の日が多くなるとついつい家にこもりがちという方も多いかと思います。そんな時期こそ、美しいアジサイを見に行きませんか?
今回は、京都府の紫陽花(アジサイ)スポットをご紹介します。晴れの日はもちろん、雨の日でも輝くように咲き誇るアジサイたちは必見です。足もとに気を付けながら、梅雨のお出かけを楽しんでみてください。
花手水は必見!眼の保養になるアジサイの名所へ
【長岡京市】柳谷観音 楊谷寺
見頃:6月初旬~7月上旬・あじさいウィーク6月1日(土)〜30日(日)
平安時代より眼病平癒の祈願所として、天皇家や公家など高貴な方々から庶民まで、眼病に悩む人々に信仰されてきた柳谷観音 楊谷寺(ようこくじ)。
こちらは四季折々の花が美しいのですが、特に6月になると境内には約30種、合計5000株ものアジサイが咲き、境内の雰囲気や山の空気と相まって荘厳な雰囲気に包まれます。
境内には「あじさい回廊」や、花手水(写真の龍手水は7月~)など、アジサイの見どころがたっぷり! 植栽されたものが飾られているものも美しい、アジサイの空間から目が離せません。
柳谷観音 楊谷寺を徹底解剖した記事はこちら▼
【周辺の立ち寄りスポット】
■■INFORMATION■■
柳谷観音 楊谷寺
場所:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
電話:075-956-0017
時間:9:00〜17:00(16:30受付終了)
拝観料:通常期500円、ウィーク開催時700円(高校生以下無料)、上書院は別途800円
https://yanagidani.jp/
シーボルトが広めた“幻のアジサイ”に出合う
【木津川市】岩船寺(がんせんじ)
見頃:6月上旬~7月上旬
奈良時代の729年に創建されたと伝わる岩船寺は、秋の紅葉はもちろん、ウメ、ツバキ、サクラ、ツツジ、アジサイ、スイレン、サルスベリなど、四季折々の草花が見られることでも有名。新緑に三重塔の朱色のコントラストが美しく映える中、色とりどりのアジサイがしっとりと咲き誇ります。
こちらで見られるアジサイは種類も多く、セイヨウアジサイやガクアジサイ、カシワバアジサイなどが色とりどりの花を咲かせます。
中でも、シチダンカ(写真)は必見!このアジサイは、幕末に来日した医師で博物学者でもあったシーボルトが日本に来た際に発見し、『日本植物誌』で紹介したことで有名になりました。
淡いブルーの装飾花(ガク)が八重咲になっているのが特徴です。ただ、当時の日本人は誰も見たことがなかったようで、“幻のあじさい”と呼ばれていたのだとか。
また、花手水に浮かんだアジサイも美しいですね。
こちらもフォトジェニック!境内の至るとこでアジサイが見られるので、ぜひお気に入りの場所を探してみてください。
【周辺の立ち寄りスポット】
■■INFORMATION■■
岩船寺
場所:京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
電話:0774-76-3390
時間:8:30~17:00(受付16:45まで)
拝観料:大人500円
https://gansenji.or.jp/
2万株のアジサイが描き出す絶景は必見!
【宇治市】三室戸寺
見頃:6月上旬〜7月上旬
宇治市にある三室戸寺は、約1200年前に開かれた古刹で、西国観音霊場10番札所として普段から多くの参拝者が訪れています。毎年6~7月に開園される「あじさい園」では、2万株のアジサイが咲き、広い境内に彩りを添えています。
画像提供:三室戸寺
園内には丸いセイヨウアジサイや、可憐なガクアジサイ、“幻のアジサイ”とよばれるシチダンカなど約50種に及ぶ紫陽花を見ることができます。
色彩豊かなアジサイが咲き乱れる光景は息を飲むほど……。
園内にはハートの形をしたアジサイもあるんです。これは、ハート型の品種があるのではなく、自然のいたずらが生み出した結果。丸い形のアジサイばかりの中でハート型を見つけられたらラッキーかも!? ぜひ探してみてください。
また、2024年6月8日(土)~6月23日(日)の間の土・日曜日は19時〜21時までライトアップも開催(最終受付20時30分)。
ライトに照らされたアジサイはとっても幻想的です。
さらに、ハート型のアジサイにちなんだ絵馬(500円)やアジサイのお守り、御朱印なども授与。美しいアジサイを堪能した後は、ハート型のアジサイのご利益を授かりましょう。
三室戸寺を徹底解剖した記事はこちら▼
【周辺の立ち寄りスポット】
・宇治市源氏物語ミュージアム
・お茶と宇治のまち歴史公園 茶づな
■■INFORMATION■■
三室戸寺
場所:京都府宇治市莵道滋賀谷21
電話:0774-21-2067
時間:8:30〜15:40(16:30までに下山)
拝観料:平常は大人500円、小人300円
あじさい園 (6月1日(土)〜7月7日(日))は大人1000円、小人500円
あじさい園ライトアップ (6月8日(土)~23日(日)の土・日曜日、19:00~20:30受付終了)は 大人1000円、小人500円
https://www.mimurotoji.com/
アジサイ×1000個の風鈴が描く美しい世界
【綾部市】東光院
見頃:6月上旬〜7月上旬
開山約1350年の古刹・東光院。JR綾部駅から車で10分ほどの所にあるこちらは、山門へと続く川沿いの参道から敷地内に、およそ2500株もの青や紫、ピンクや白などのアジサイが咲き、訪れる人を出迎えてくれます。
境内で見られるアジサイはもちろん、アジサイの開花に合わせて開催される「綾部あじさい風鈴祭り」(2024年6月1日(土)~6月30日(日))も楽しみのひとつ。境内や本堂に飾られた1000個もの涼やかな風鈴の音色を聞きながら美しいアジサイを眺められるなんて、とっても風流。
また、数ある風鈴の中に1つだけ短冊がハートになっているものがあるそう。ぜひ探してみてください♪
2024年7月13日(土)~9月1日(日)の期間は、約1400個以上の風車を見ながら風鈴の音色が楽しめる「かざぐるまと風鈴祭り」が開催されます。
風鈴祭りの期間中は、風鈴の絵付けや錦鯉のエサやり体験、プチ写経(有料)ができますよ。オリジナルの風鈴を旅の思い出にするのもおすすめです。
ほかにも、風鈴祭り限定の御朱印の他、切り絵御朱印や創建1350年の記念御朱印もあります。(写真の御朱印は以前のものです)
風鈴やアジサイ、風車といった涼しげなイラストがとってもキュート!
実は東光院は坂本龍馬とお龍さんの仲人である夢覚上人ゆかりの寺院。ぜひ境内もお参りしてくださいね。
【周辺の立ち寄りスポット】
■■INFORMATION■■
東光院
場所:京都府綾部市上延町堂ノ奥7
電話:0773-42-2432
時間:9:30〜16:30
拝観料:無料(風鈴会場300円)
綾部あじさい風鈴祭り(6月1日(土)~6月30日(日)9:30~16:30)は300円
風鈴祭 (7月13日(土)~9月1日(日)9:30~16:30)は300円
https://www.tambatokoin.com/
丹波の隠れ里にひっそりと咲くアジサイ
【綾部市】小畑アジサイ園
見頃:6月上旬~7月下旬
綾部市には、個人の方が管理されている、知る人ぞ知るアジサイ園があります。それが、市の西部、小畑町にある小畑アジサイ園です。
元々この地には既存のアジサイが9株ほどあったそうですが、管理人を務める大滝庄一さんが、毎年10~20株ずつアジサイを植栽。約30年経った今では400株ほどのアジサイが咲き誇る園までになりました。
のどかな田園風景とアジサイが創り出す美しい景色は、思わず写真に収めたくなる美しさ。小畑アジサイ園まで行くには狭い道を通る必要がありますが、約20台分を収容できる駐車場もあり、ドライブで訪れるには最適なスポット。初めて訪れたのにどこか懐かしい、この光景に出合ってみませんか。
【周辺の立ち寄りスポット】
・-織りやVictoriantearoom-GARDEN ABBEY CLASSIC
■■INFORMATION■■
小畑アジサイ園
場所:綾部市小畑町長谷95
電話:0773-42-9550(綾部市観光協会)
時間:見学自由
料金:無料
休み:不定休
西日本最大級の道の駅で楽しむアジサイ
【京丹後市】丹後王国「食のみやこ」
見頃:6月上旬~中旬
西日本最大級の道の駅として人気を博している丹後王国「食のみやこ」。甲子園球場約8個分の広大な敷地内には、レストランやショップだけでなく収穫体験農園やドッグランもあり、いつ訪れても驚きに満ちあふれたスポットです。
こちらのアジサイ園には、手毬型のセイヨウアジサイを中心に約200株、その他園内各所に約100株のアジサイが植栽され、毎年6月にはその美しい彩りを楽しめます。
アジサイ園に続く花壇では、アジサイだけでなく、季節ごとに咲く色々な草花も観賞できるとのこと。大人も子どもも楽しめる道の駅でアジサイ散策をしてみてください。
丹後王国「食のみやこ」について徹底解説した記事はこちら▼
【周辺の立ち寄りスポット】
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丹後王国「食のみやこ」
場所:京丹後市弥栄町鳥取123
電話:0772-66-3081
時間:平日9:00~17:00/土日祝9:00〜21:00 (17:00以降はレストランのみ営業)
休み:火曜(園内全施設・店舗 休業)※休園日は季節により異なり、予告なく変更になる場合あり。最新のお知らせ要確認
http://tangooukoku.com
丹後王国食のみやこを深堀した記事はこちら↓
心を酔わせる花浄土の絶景
【福知山市】丹州華観音寺
見頃:6月8日(土)~7月初旬
福知山市にある丹州華観音寺は、720(奈良養老4)年、この地を訪れた法道仙人によって開かれたお寺です。6月になるとあじさい参詣(もうで)が始まり、ハンブルグ、アナベル、カシワバアジサイ、ヤマアジサイなど約100種、10,000株ものアジサイが境内を彩ります。その見事さから別名「あじさい寺」とも呼ばれており、毎年遠方からも多くの方が参拝します。
丹州華観音寺が「丹波あじさい寺」と呼ばれるいわれは古く、観音様の霊力で眼病が治ったお礼にと、七変化する花・アジサイを数本植樹したのがはじまり。その後、秘仏のご本尊十一面千手千眼観世音菩薩の33年ぶりのご開帳を記念し、ご本尊様にもっとたくさんのアジサイを見てもらい喜んでもらおうと、多くの種類を植樹されたのが「あじさい寺」と呼ばれるようになった所以(ゆえん)なのだとか。
毎年6月~7月には白・青・紫・ピンクのアジサイが鮮やかに咲き乱れ、まさに花浄土と呼ぶにふさわしい佇まい。特に仁王門から続く参道や七観音巡りの小径はアジサイの道へと変わり、訪れた人の目と心を癒してくれます。
また、日本最古の炎髪不動明王像(国指定重要文化財)の約4倍の大きさを誇る石像(高さ2.1m)が、2023年に本堂前に造立されました。ほかにも、令和6年5月10日には『奥京都国宝(重文)十箇寺巡り』が結成スタート。古代文化伝承の里に吹くおだやかな風光に癒しを求めてお参り下さい。
※御朱印された方には仏像ポストカードをプレゼントされます。
丹州華観音寺に咲くアジサイと平安時代の薫りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【周辺の立ち寄りスポット】
■■INFORMATION■■
丹州華観音寺
場所:京都府福知山市観音寺1067
電話:0773-27-1618
時間:9:00〜16:30
拝観料(アジサイの開花時のみ有料 。2024年は6月8日(土)~7月初旬まで予定):一般500円、中高生300円、小学生以下無料
https://www.tanba-ajisaidera.com/
雨上がりに輝く庭園とあじさい苑を歩こう
【京都市】三千院
見頃:6月中旬~7月上旬
三千院は最澄によって開かれた、京都市左京区大原にある天台宗の寺院です。聚碧園(しゅうへきえん)と有清園(ゆうせいえん)の二つの美しい庭園をもち、四季を通じて多くの観光客が訪れます。
隠れた花の名所としても親しまれ、桜に始まり石楠花(しゃくなげ)、アジサイ、秋海棠(しゅうかいどう)と、秋まで月ごとに違った花が楽しめるのが魅力です。
境内の紫陽花苑には、ホシアジサイやヤマアジサイ、ガクアジサイなど約1000株のアジサイが咲き誇ります。苑内は周遊路が整備されているので、のんびりと歩いて観賞できますよ。
こちらのアジサイは白や紫、ピンクなど色とりどりの花を咲かせますが、特に青の花が多いことから“三千院ブルー”と呼ばれることも。
また 6 月 9 日~7 月 7 日には「あじさい祭り」が開催されます。期間中は「墨蹟チャリティー展」を開催し、高僧や著名人の染筆や絵画を展示します。美しい聚碧園・有清園とあわせて訪れてみてください。
【周辺の立ち寄りスポット】
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三千院
場所:京都市左京区大原来迎院町540
電話:075-744-2531
時間:9:00~17:00(11月は8:30~17:00、12~2月は9:00~16:30)
拝観料:一般700円、中学生・高校生 400円、小学生150円
http://www.sanzenin.or.jp/guide/index.html
京都市街を一望する大パノラマとアジサイ
【京都市】善峯寺
見頃:6月中旬~7月初旬
平安時代中期に源算上人によって創建された古刹・善峯寺は、境内が約3万坪と広大で、四季折々の花木を見られます。境内には約3000坪の白山桜あじさい苑があり、セイヨウアジサイやガクアジサイ、ヤマアジサイなど約8000株のアジサイが一面を彩ります。
白山桜あじさい苑の敷地内には白山社があり、白山明神が祀られています。こちらは源算上人が写経用紙を苦心して作る中、白山明神がこの地に現れて手本となる法華経経巻と浄水(白山名水)を授け、翌日に五色の雪が降ったと伝えられています。
あじさい苑は山の中腹にあるため少し体力が必要ですが、登り切った先ではアジサイとともに京都市街を一望できますよ。また、あじさい苑を下りて、下から眺める景色もおすすめです。健脚さんはぜひさまざまな角度からあじさい苑を堪能してみてください。
【周辺の立ち寄りスポット】
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善峯寺
場所:京都市西京区大原野小塩町1372
電話:075-331-0020
時間:8:00(平日8:30)〜17:00(受付は〜16:45)
入山料:500円
http://www.yoshiminedera.com/index.html
リニューアルされた紫陽花苑へ
【京都市】藤森神社
見頃:6月中旬
勝運・学問の神社として知られる藤森神社。こちらには参道西側(第一紫陽花苑)と本殿北側(第二紫陽花苑)の2か所に紫陽花苑があり、西洋アジサイやガクアジサイ、アナベル、カシワバアジサイなど約3500株のアジサイが見られます。
第一紫陽花苑は2023年に改修し「藤勝苑(とうしょうえん)」と名付けられ、通路の拡大やバリアフリー対策もされて歩きやすくなったんですよ。
紫陽花苑の公開は2024年6月1日(土)~30日(日)。また、15日には紫陽花祭が斎行されるほか、期間中の土日には雅楽・舞楽、蹴鞠、藤森太鼓などの奉納行事も行われます。
藤森神社の藤森雅楽会についてはこちらもチェック↓
手水舎もアジサイがたっぷりと活けられて花手水に。
あじさい祭期間中はアジサイの御朱印が授与されます。なくなり次第終了となるので、お早めに~。
藤森神社のおもしろ自販機を紹介した記事はこちら▼
【周辺の立ち寄りスポット】
・京都市青少年科学センター
・京都昭和レトロいっぽう堂
・菓寮 伊藤軒
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藤森神社
場所:京都市伏見区深草鳥居崎町609
電話:075-641-1045
時間:9:00〜17:00
拝観料:無料 ※紫陽花苑公開時は、入苑初穂料 500円
http://www.fujinomorijinjya.or.jp/index.html
地元の住民が丹精込めて育てたアジサイ群
【笠置町】笠置山自然公園
見頃: 6月中旬
笠置寺から東海自然歩道を歩いたところに現れるあじさい群。ここに咲くアジサイたちは、地元住民の方が長い年月をかけて育ててきたのだそう。丁寧に育てられたアジサイは、杉がそびえたつ山道に彩を添える存在になっています。
中にはハート型のアジサイも!プチハイキングとともに探してみてください。
【周辺の立ち寄りスポット】
・笠置寺
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笠置山自然公園
場所:相楽郡笠置町笠置
電話:0743-95-2327 (笠置町役場 商工観光課)
https://kasagi-rock.kyoto/sightseeing/ajisai/
あたり一面を埋め尽くす「紫陽花の海」に感動!
【舞鶴市】舞鶴自然文化園
開園:6月13日(木)~6月30日(日)
舞鶴自然文化園は、大浦半島の標高200メートル付近にある自然豊かな公園です。眼下には美しいリアス式海岸を望み、大自然を満喫するにはぴったりのスポット。こちらはアジサイと紅葉、ツバキの時期のみ開園するのでお見逃しなく!
園内のアジサイ園の広さはなんと約2ヘクタール。「紫陽花の海」とも呼ばれる谷合には、100品種、約10万本の青や白、紫のアジサイが咲き誇ります。
谷には小径が作られ、散歩をしながら「紫陽花の海」の中を歩くことができるんですよ。こんなにもたくさんのアジサイが目の前に広がっているなんて、夢を見ているような気分になりますね。
また、園内には「紫陽花の海」を広範囲で観賞できるデッキもあります。アジサイに包まれているような光景はまさに絶景! ぜひ満開の時期に訪れてみてください。
【周辺の立ち寄りスポット】
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舞鶴自然文化園
場所:京都府舞舞鶴市字多祢寺地内
電話: 0773-68-0221(開園期間中:舞鶴自然文化園)、0773-66-1053(開園期間外:舞鶴市建設部土木課公園係)
時間:6月13日(木)~6月30日(日) 9:00~17:00(最終入園時間は16:00)
料金:大人500円、小中学生250円
※土・日曜日も開園します。
光秀ゆかりの地を彩るアジサイ
【亀岡市】ききょうの里
開園:2024年6月22日(土)〜7月21日(日)
JR亀岡駅からバスで約30分、のどかな集落の中にある明智光秀ゆかりのお寺・谷性寺の門前にあるのが「ききょうの里」です。こちらは、光秀の家紋にも使われているキキョウがたくさん見られることで有名ですが、キキョウより少し早い時期にアジサイが見頃を迎えることをご存じですか?
園内では、青や紫などカラフルなアジサイが咲きこぼれます。また、アジサイのほかにもルドベキアや半夏生が近くに植栽されているので、コラボした様子も見られますよ。
ききょうの里はペットの同伴もOK!(要リード)。初夏のお散歩を楽しみましょう♪
【周辺の立ち寄りスポット】
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ききょうの里
場所:亀岡市宮前町猪倉 谷性寺門前
電話:0771-26-3753(現地番号、開園期間のみ)、0771-22-0691(JR亀岡駅観光案内所)
時間:6月22日(土)~7月21日(日)・ 9:00~16:00(15:30受付終了)
料金:600円(中学生以上)
https://kikyou-no-sato.com/
知れば必ず行きたくなる自然スポット
【京丹後市】京丹後森林公園スイス村
見頃: 6月下旬〜7月上旬
標高約683メートルの太鼓山付近にある「京丹後森林公園スイス村」。ここは、ホテルや山の家、キャンプ場、バンガローなどお客が選べる宿泊施設を完備する総合レクリエーション施設です。敷地内には豊かな自然が広がり、さまざま山野草を観賞できるのが特徴。特に雨の翌日は露がきらめき、素晴らしい景色が広がります。
ここでは、ヤマアジサイやガクアジサイなど約2万株のアジサイが、公園内の林道沿いに咲き揃います。標高が高い場所で咲くため、アジサイの見頃は平地よりも遅めの6月下旬~7月上旬。「今年はアジサイを見逃したなぁ」という方も、こちらで見られますよ~♪
さらに、キャンプ場やBBQのほか、珍しい形の自転車が乗れる「おもしろ自転車」、テニスコート(要予約)などの利用もできるので、アジサイと一緒に1日楽しめますよ。友達同士や家族でも遊べるスポットで自然を満喫しましょう。
【周辺の立ち寄りスポット】
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京丹後森林公園スイス村
場所:京丹後市弥栄町野中2562
電話:0772-66-0036
時間:8:30~17:00
休み:木曜(イベント時は開園あり)
https://kyotangoforestpark.jp/
番外編・花を納めた風鈴に思わずキュン♡
【宇治田原町】正寿院(風鈴寺)
風鈴まつり:6月1日(土)~9月30日(月)
猪目窓と花天井が有名な正寿院。こちらでは、毎年夏に行われる「風鈴まつり」も人気があるんですよ。
2024年は6月1日(木)~9月30日(月)の期間開催。約2000個の風鈴が本堂前で揺れる姿は圧巻! しかもただの風鈴じゃないんです。
よーく見ると、中に花が入っているんです。
透明なガラスの中に納まるアジサイのなんと可愛らしいこと。頭上で揺れるアジサイに癒されましょう。あじさい風鈴が飾られるのは6月~7月初旬。入れ替わりでひまわりやコスモスもあるのでお楽しみに~。
正寿院を徹底解剖した記事はこちら▼
【周辺の立ち寄りスポット】
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正寿院(風鈴寺)
場所:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
電話:0774-88-3601
時間:9:00~16:30(12月〜3月の冬季は10:00〜16:00)
拝観料:600円・菓子付(風鈴まつり期間中は800円・菓子付)/駐車場協力金1台300円
休み: 8月17日
http://shoujuin.boo.jp/